「前回までのあらすじ。何度も出てくる存在事態が恥ずかしい龍を倒した俺たちは、そいつとの闘いを監視していた使い魔を見つけてそのあとを追っている最中というわけだ。」
「マスターよ。そやつの名前もきちんと言うべきではないか?」
「それがさ、名前が何故か思い出せないんだよね。」
「なぬぅ!?エリオルタであろう?」
「何がエリオルタよ!省略は許さないんだから!」
「ファー。そうだった。」
「あとで覚えてなさいよー!子犬ぅぅぅ!!」
「あれ?なにかを、間違えて殴っちゃったような…?」
「気のせいであろう?なにもないぞ?」
「まあ、いっか。第4話始まるぞ!よし。今回も台詞を奪われなかった。」
あらすじ完
妲己を止めるべく、我々カルデア一行が向かっている殷墟では。
「おやおや。エリザベートオルタがやられたみたいね。」
「早くない?」
「ただの飯遣いだから仕方ありませんね。今度は誰にしようかな。なんて」
芥ヒナコは、テンションがコロコロ変わる妲己ことコヤンスカヤに嫌気がさしていた。しかし、敢えてなにも言わないのは妲己が人間のフリをしていることに、怒りを通り越して呆れていたからだ。
「決めた♥️呂布にゴルゴーン。出ドーン!♪」
「ガオオオオ!」
「御意」
そして、我々はあるところに来ていた。
「なんだここは?」
「森の中のようですね。」
「先輩。誰かに監視されているような気がします。」
「先ほどの使い魔…ではなさそうだな。」
「御名答。たくさんいるな。」
森の中でまたもや、敵の巣に自分達がいることに気付いた我々は戦闘体勢に入った。
「出てきた瞬間に狩ってやるぜ。」
「呵々!ではランサーよ!どちらが多く獲物を狩れるか勝負といこうか!」
「ノッた。」
すると奥から、なにかが動く音がした。
ガサガサ!ガサガサ!
それは、何者かが群れでこちらを囲んでいる音だ。
「ラミアか!」
エミヤは鷹の目スキルで、敵の正体を見破った瞬間。わっと多くの、上半身が人間・下半身は大蛇の化け物が現れた。
「それで早く動いたつもりなら!」
「片腹痛いわ!!」
さっきから息ぴったりな、脳筋な二人が素早い動きでラミア軍団を相手に無双する。
「全く!早いな!」
エミヤも負けじと、自慢の双剣を器用に振るい、ラミアの数体を三枚おろしにする。
「ならば焼いてやりましょう!」
「今夜の食事の材料にしてやろうではないか!」
「いや、オレ喰わないよ?」
と私がネロの本気のボケにツッこんでいると。
「先輩!一匹のラミアが!」
私はとっさに投影した炎の槍で、襲ってきたラミアを一体串刺しにした。
「蛇は好きなのだが、こちらに危害を加えるなら仕方ない。狩るか。」
「マスターよ、無茶はするなよ?」
「あぁ。」
私は、敵を狩ることもできるタイプのマスターだ。エミヤから教わった投影魔術や、ニトクリスから学んだ死霊魔術などを習得済みだ。なので、今では霊も化け物も問題なく、倒すことができる体になってしまった。
「秘剣・居合い斬り。」
これは、柳生宗則の宝具を自分サイズに合わせた攻撃だ。投影スキルを得ることができた私でも、今ではあの剣筋を完全に真似ることはできない。だが、それでもラミアを倒すには十分な威力だった。
「マスター。ケガは?」
「大丈夫だよ。」
そうしているうちに、ある程度狩りが終わると、遠くからなにかがこちらに勢いよく突進してきた。
「マスター!!」
「これくらい、想定済みさ。」
私は、髪が金色に輝いた姿・超カルデア人へと姿を変えた。この形態になると、私は筋力Aのバーサーカーとも互角に渡り合える筋力を得ることができる。
「ガオオオオ!」
奴は、私を仕留めてやると言わんばかりに叫ぶ。だが、私はそんな拳を私は止めると、魔弾をそいつの顔めがけて撃った。すると、相手はぶっ飛び地面に転がる。
「気が高まってるときに殴ってくるとは。流石はバーサーカー・呂布。いや、呂布オルタってところかな?」
この形態になると私の戦闘センスも向上し、本能的に敵の能力の弱点をついたりする攻撃ができる。だが、エネルギー消費が激しくなり、またどうしても性格がいつもより荒っぽくなるなどといった弱点もある。
「来いよ、呂布オルタ。」
そう、私が挑発すると、呂布は「ドガァァァ!」と声を挙げた。
To Be Continued
ここからの藤丸立香はオリジナル設定なので、ご了承を。
では、今回出た用語の解説と行きましょうか。
超カルデア人:藤丸がサーヴァントの領域へと踏み入った第一の形態。どういった経緯でこうなってしまったのか。それは、過去編で語られることになる。固有能力は単純に身体をほぼ肉体を得たサーヴァントと同じにするというもの。霊体化は出来ない。