「謎のエネルギーを秘めた聖杯が作り上げた、新たな特異点・IN。そこに住み着く、人類悪がついに顕現した!そしてこの顕現した人類悪・妲己を前に、カルデアが立ち向かう!!」
「では、怒濤の第7話をどうぞ。」
あらすじ完
「中々お熱い拳だこと。でも。」
確かに、手応えはあったように感じた。だが、それは魔術障壁を、殴ったに過ぎなかった。
「だったらこれだ!!」
私は手をドラゴンのように変えると、魔術障壁を突き破りこじ開けてやろうと試みる。
「ビースト・ブレイク!!」
この技は文字通りに。ビーストモードでしか使えない荒業てあり、相手のシールドだけではなく敵の体内や洞窟からの脱出にも使える。
「隙あり!」
妲己の張ったバリアを突き破ることに成功したが、その隙を突いて向こうはなんらかの魔法陣を形成してきた。
「!マスター!!」
私は、カルデアを壊滅されたという怒りに身を任せてしまい、その魔法陣に気付かずに踏み込んでしまった。
気づいたときは、狐火に身を焼かれていた。
「グワァァ!!」
火に耐性のあるはずの、ビーストモードの身体が燃える。そして、火は変身が解けたと同時に消えた。
「私が貴方の人類悪の対策を練らずにここに来たとでも?」
妲己は不敵な笑みを浮かべる。
「まだだ!今度こそ!!」
私は立ち上がり、二回目のビーストモードに変身しようとしたが……何も起こらない。
「なんで!なんでだよ!?変身ができねぇ!!」
先ほどまで出来た変身が出来なくなったのだ。
「フッフッフッ…アッハッハッハッ!だから、言ったでしょう?対策は、練ってあるって。」
妲己は続ける。
「さっきの狐火には、貴方の力を抑える力があるのです。ついでに魔力も吸ってあげる♥️」
「させるか!」
私は一矢を報いると言わんばかりに、赤原猟犬を放った。
「……!」
ちょうどそれは、妲己の頬を掠めた。掠めただけでは効果がないと思われた、そのとき。
「おのれぇぇぇ!!貴様!人類悪の力だけでなく忌々しいあの力までもぉぉ!!」
妲己の顔が凶悪な狐に変わる。私は、その顔よりも、掠めただけの赤原猟犬がなぜ、ここまでもやつを怒らせたのかが気になった。だが、エミヤに体を引っ張られながら撤退することに。
「おい、芥ヒナコ」
ヒナコは冷静にえぇ、と答えた。それとは逆に妲己は。
「貴様のサーヴァントとともに、あのカルデアのものを!探せぇ!!そしてゴルゴーン。お前は持ち場に戻れ!」
妲己のその態度は、もはや人間を完全に見下した獣そのものだった。
完
このSS完結後に用語辞典を形成します。
なお、最終回にて発表があります。