原作に入るのに時間かけすぎた( ;∀;)
じ、次回に顔を出させよう。うん、そうしよう。
早朝、自室から出て訓練場へ行く。
まだ誰もいない訓練場で素振りと動きの練習をする。
頭で思い描いたフィンさんの攻撃を受け止め、反撃しようとして倒される。という流れを数度繰り返したあと、僕は汗を拭いて食堂へと向かった。
今日はフィンさんたち幹部が、数日間の遠征に出る日、そして僕が初めてダンジョンに潜る日である。
「アイズとベートは先に行ったのかい?」
「はぁ。まったくあいつらは」
「がははは! まぁすぐ追い付くじゃろう!」
朝食のあと、僕はフィンさんたちを見送るために門まで来ていた。
「それじゃあベル。僕らは行くけど、君も気を付けるようにね」
「はい! フィンさんたちも気をつけて!!」
僕や数人の団員たちに見送られながらフィンさんたちはダンジョンがある、バベルへ歩いていった。
「……よし! 僕も準備しなきゃ!!」
僕は頬を叩いて気合いをいれると、自身も装備を整えに向かった。
バッグの中身を確認する。
予備の武器や携帯食。朝リヴェリアさんにもらったポーションも三本入っている。
「いよいよだ」
眼前には悠然と構えるバベル。
僕は一度大きく息を吸い込んだあと、バベルの下、ダンジョン一階層へと向かう。
洞窟のような場所なのに案外明るいんだな、と一階層に降りて最初に思った。
通路の至るところに生えている、水晶のようなものが光を放ちダンジョン内部を明るくしていた。
頭に叩き込んだ地図を思い浮かべながらゆっくりと進む。
そして何度か通路を曲がったところで
ガギギィ
なにか、の声を聞いた。
「ッ……」
僕はそっと通路を覗き込む。
そこにはゴブリンというダンジョン一、二階層の代表的とも言えるモンスターがいた。
数は一体。これなら
僕は槍を取り出す。
大きく呼吸を繰り返す。
大丈夫、フィンさんに教わった事を活かせば勝てる!
僕は一気に駆け出すと姿勢を低くしながら地面を這うように槍を走らせ―――一閃。
ガギィァ……?
ゴブリンは切られたことに気づかずに魔石となった。
「え?」
呆気なくゴブリンを倒せたことに動揺して辺りを確認する。もしかして攻撃が外れてまだゴブリンは生きているんじゃないかと思った。
だが、あるのは小さな魔石1つだけ。ゴブリンの姿はなく、本当に僕が倒したようで、そのことをようやく理解すると
「やった、僕でも勝てるんだ!!!!」
思いっきりガッツポーズを決めた。
初めてのダンジョンでモンスターを倒せた事に、にやけるのを堪えながら興奮と感動を噛み締める。
「よし!!もっと頑張るぞ!!」
落ちている魔石はしっかりと拾い、僕は思いっきり駆け出した!
それから僕は興奮の醒めぬまま一階層を走り回った。
あるときは数匹で固まっているゴブリンを、
また初めて遭遇したコボルトを、
固まっていれば槍で刺し、切り上げ、弾き飛ばした。
フィンさんに鍛えてもらったお陰で、ひどく遅く見えるゴブリンの攻撃は余裕で回避できたし、ゴブリンやコボルト相手なら数回、良ければ一撃で倒すこともできた。
そして気づくと、既に眼前には二階層への道があった。
僕はこのまま降りようと思って一歩前に―――
キュウウウゥ
「……お腹すいちゃった」
お腹の音で、漸く我に返った僕は赤面しながらダンジョンの出口へと向かった。
「これ、夢じゃないんだよね!」
ダンジョンから出た冒険者が最初にやること、換金だ。
取ってきた魔石等を、その価値に応じてお金(ヴァリス)に代えてくれるところらしい。
そしてさっきそこに魔石の入った袋を出して、帰って来た金額が
「4200ヴァリス! ホントにこれだけ稼いだんだ!」
神様に報告しなくちゃ!!
僕はお金の入った袋を握りしめてホームへと走っていった。
ホームに戻って報告すると、神様はお酒を吹き出したのは余談である。
大丈夫かな?
フィンさんたちが帰ってくるまで残り2日、それまでにどこまで行けるかな。
僕は目を瞑りながらそんなことを考えていた。
前回言った通り改行を少なくして書いてみました。
表現って難しい。
次回、レフィーヤ、そしてシル、登場!?
出せるかな(;´∀`)