英雄の欠片は何を成す   作:かとやん

6 / 58
いよいよステータス付与です!


それとUA10000突破しました!
ありがとうございますm(__)mm(__)m


英雄の欠片に息吹を

「ついたで、ここがうちの部屋や」

 

「し、失礼します」

 

部屋の内装をキョロキョロと見回しているベルに、思わず苦笑が漏れる。

 

「そんな珍しい物なんかあらへん。さ、とっとと恩恵刻むで!」

 

「はい!」

 

「ほな上脱いでうつ伏せになってくれるか?」

 

「ぬ、脱ぐんですか?」

 

ぐはぁ! そ、その照れ方。もじもじしながら赤面上目使いとか、破壊力抜群やで!!

 

「か、神様?」

 

「だ、ダイジョブや……背中に恩恵刻むで脱いでくれると助かるんやけどな」

 

「わかりました」

 

いそいそと服を脱ぎ始めるベル。

そこからあらわになる素肌は陶器のように透き通っていた。

 

ごっつうきれいな肌しよるなーー!

こりゃたまら……アカンアカン!

新し入ってくれた子にこないな態度でどうすんねん!!

 

「脱げたみたいやし、ここにうつ伏せで寝てくれやええで」

 

うちはうつ伏せになったベルの背にまたがる。

 

「ほな、いくで?」

 

「はい!」

 

人差し指に針を突き刺して神の血(イコル)を垂らす。

そうしてステイタスを刻み、内容を確認……

 

なんじゃこりゃぁぁあああああああああ!!!!?!??!!!!!?!!

 

したと同時に、うちは絶叫をあげた。

 

お、おおおおおおおお落ち着くんやロキ。

へーじょーしんへーじょーしんや……深呼吸しよか。

ひっひっふー、ひっひっふー、って違うわアホたれぇ!!!

 

「えっと、神様? 大丈夫ですか?」

 

「大丈夫やで大丈夫。なんも問題あらへん。気にせんといてな。ベルのステータスにちょぉっっっと見たことないスキルがあっただけや」

 

「そ、そうですか?」

 

「そやそや! ほんなら今から紙に起こしたるさかいちょっとまってえな」

 

な、なんとしてもこのスキルは、このスキルだけは隠さなアカン!

 

「こ、これがベルのステータスや」

 

 

 

ベル・クラネル

レベル 1

 

力 : I 0

耐久 : I 0

器用 : I 0

俊敏 : I 0

魔力 : I 36

 

 

【スキル】

 

 

 

 

・王律鍵 I

レベルに応じた宝物庫へのアクセス権

宝物庫開門時の補正

 

 

 

 

【魔法】

 

ゲート・オブ・バビロン

詠唱破棄

宝物庫内の宝具の転送及び射出

 

 

 

 

「わあぁ!!! 魔法! 神様、僕魔法が使えますよ!」

 

「そ、そやな~」

 

そこかいな!

もっと意味不明なスキルあるやんけ!!

 

叫びたい。叫びたいけど、あんなふうに喜ばれたらなんもいえんやん……。

 

「と、取り敢えず服着てもエエで」

 

「あ、はい!」

 

 

 

僕が服を着たタイミングで神様が話しかけてくる。

 

「なぁベル。ベルはこのスキルのこと、なんや分かるか?」

 

神様が指したのは王律鍵というスキル。

僕はそれに胸元の鍵を見せながら答えた。

 

「多分これのことだと思います。ある人がくれたんです」

 

「ッ……そか、わかったわ。ありがとうな」

 

鍵を見た瞬間神様の雰囲気が一瞬だけ変わった気がした。

ただそれも一瞬のことで、すぐにさっきまでの雰囲気に戻る神様。

 

「恩恵も刻んで時間もちょうどエエし、ベルのお披露目も兼ねて、食堂に行こか」

 

「はい! 神様」

 

「先いっといてくれるか?」

 

「分かりました! 神様もすぐ来てくださいね!」

 

 

 

 

 

 

笑顔ででていくベル(子供)を見送りながら、手元にあるもう一枚の紙に目を落とす。

 

「ほんに、なんやねんこれ」

 

ベル・クラネル

レベル 1

 

力 : I 0

耐久 : I 0

器用 : I 0

俊敏 : I 0

魔力 : I 36

 

 

【スキル】

 

・憧憬願望

早熟する。

思いがある限り効果は持続し、思いの丈で効果は向上する。

限定的条件下におけるスキル補正。

 

 

 

・王律鍵 I

レベルに応じた宝物庫へのアクセス権

 

 

 

【魔法】

 

ゲート・オブ・バビロン

詠唱破棄

宝物庫内の宝具の転送及び射出

 

 

 

 

早熟……まだはっきりせんけど恐らく成長速度に関わる超レアスキル。

それに今まで見たことがないスキルへの補正

 

スキルがスキルを補正するとか……。

 

「かなわんなぁ」

 

もう頭いたなってきたわ。

それにベルのもっとった鍵。

僅かにやけど神力に近いなにかを放っとった。

不安はある。ベルの意志とは関係なく、第3者の思惑も感じる。

それでも何だかんだと、すでに許容し始めている自分に苦笑が漏れる。

 

「もううちの子供やからな……それにおもろそうやし」

 

暖炉に紙を放り投げたロキはそのまま部屋を出た。

 

「? ……ベルに食堂の場所、教えたっけ?」

 

 

 




ステータスとスキルに関してはかなり悩みました。
確認のために下記に各ランクの数値帯を記載しておきます

0-99 I
100-199 H
200-299 G
300-399 F
400-499 E
500-599 D
600-699 C
700-799 B
800-899 A
900-999 S
1000-1099 SS

だったはず・・・間違ってたらすいません
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。