貴方に新世界の砲 雷 撃 戦!があらんことを!-外伝   作:聖Yohane

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まさかの二度転移した高城 颯斗(たかじょう はやと)
小説家になろう 参照

颯斗はそこで2人の艦娘()に出会ってはティーカップを持った戦車長に出会う、さらには空を飛ぶ人まで...

時代は1938年 丁度世界大戦が始まる1年前に来たらしい...
他の人達も転移させられてきたみたいだが、それは置いておいて
俺は艦隊を指揮する提督として新しい生活が始まる

ヒロインは 茅吹 里奈(かやぶき りな)
『貴方に神聖なる新世界への御加護があらんことを!』
小説家になろう 参照


第二次世界大戦編
〔第1次-陸 海 空であります!?〕


...え、何処だここ...?

 

俺は...確かロンドンにいたはず...

 

 

「提督? 目が覚めましたか?」

 

え、誰だ...?

 

「提督? 寝ぼけているの? 私はウォースパイトですよ?」

 

「え...うぉ、ウォースパイト?」

 

「...あ...そうですね...ウォースパイトが2人いるから...」

 

「え、2人?」

 

「貴方はウォースパイト二世でどうかしら?」

 

「て、ことは貴方がウォースパイト一世?」

 

「そうよ?」

 

何だこの世界...俺は2度転移させられたのか...?

 

「なあ...どっちでもいいからここは何処でそして何年だ?」

 

「...どっちでもいいって何よ...? ここはエディンバラ鎮守府」

 

「1938年ですよ...?」

 

「...え? 1938年?」

 

あのぉ...それってもしかして第二次世界大戦が始まる1年前ってことじゃ...?

 

 

「あら、新しく来た男はこの人かしら?」

 

「...え...どちら様?」

 

「私は聖グロリアーナ女学院の戦車道の隊長...ダージリンですわ...」

 

「はあ...どうも」

 

どこの学校だ...

 

「えっと...新しく来たとは?」

 

「私達も多分貴方と同じこの世界に呼ばれたってことね」

 

「この世界に呼ばれた...?」

 

そりゃまた意味の分からない...頭が追い付かないって...!

 

さらに空を見ていると...空からも誰かが降りてきた...

 

てっ...ええ!? 空から!?

 

「あら、ビショップ、戻って来たのね」

 

「はい、上空からも特に異常はありません!」

 

 

...最初に出てきた子は艦これっていうゲームで見たことがある

 

もう1人のウォースパイトはアズールレーンか?

 

そして...ガルパン...ストライクウィッチーズ...!?

 

ま、まさか...嘘だろ...2次元が...本物?

 

今になって気づいた...バカである

 

 

何だこれ...色々入り乱れている...

 

取り敢えず、今は1938年、先に大戦が始まるという事だけは覚えておかないと...

 

「で、そうだ...俺はなんでここに呼ばれたんだ...?」

 

「さあ...?分からないわ...」

 

あぁそうか...

 

俺はそこまで武器も扱えないし戦車も軍艦も乗りこなせる訳じゃない...

 

じゃあ...俺は一体何をすればいいんだ?

 

「貴方、もう自分の役目をお忘れになってるのかしら?」

ウォースパイト一世は言った

 

「え...?」

 

そして、

「貴方の役目は提督ですよ?」

 

ウォースパイト二世の言葉に気づいた...まさか...俺の役目は艦隊指揮!?

 

 

「え、ええぇええええ!」

 

 

そして...俺の新たな新世界生活が、ここに始まるのであった

 

 

 

 

ドイツ 西部 首都ベルリン

 

「皆、一年後我々はポーランドへついに宣戦布告しようと思う」

 

「総統閣下、ついになされるのですね!」

 

「デーニッツよ、貴様に艦隊指揮は預ける」

 

「はっ...戦艦ビスマルクIとビスマルクIIよ...君達には期待している、頼むよ」

 

「「はっ 任せて下さい!」」

 

 

「マインシュタイン殿、機甲師団部隊を頼む」

 

「はっ...」

 

 

 

 

 

「...まほ...」

 

「...(なぜこんな事に...みほ...)」

 

 

 

 

 

「ゲーリング殿、君には空軍を」

 

「はっ!」

 

「ハッハッハ...楽しくなりそうだな!」

 

「抑えてくだされルーデル殿...」

 

「のぉ、エーリカ・ハルトマンよ」

 

「はい!」

 

「まさか、私の名前とそっくりな子が現れるとも思ってなかったよ」

 

「私も...貴方に出逢えて嬉しいですよ、エーリヒさん」

 

 

 

 

ソ連 東部 首都モスクワ

 

 

「やぁタシュケント」

 

「...同志ガングート!それに同志サーニャもいるではないか!」

 

Здравствуйте(ズドラーストヴィチェ)(こんにちは)」

 

「どうだ、タシュケント...装備の調子は」

 

「はい、大丈夫ですよ!」

 

「貴方達...楽しそうね!」

 

「おや?同志カチューシャでは!?」

 

「そうよ!奇遇ね!ちょっと新しい戦車を見にここに来たのよ!」

 

「そうか!そうか!私も気になるぞ!」

 

「カチューシャ様、同志ガングート...こっちです」

 

「おぉ同志ノンナが案内してくれるか!」

 

 

 

 

大日本帝国 関東 神奈川 横須賀

 

「西隊長! 突撃の練習でありますぞ!」

 

「吶喊! 突撃ぃ!」

 

「楽しいっぽいぃ!」

 

「あぁ夕立ちゃん!?」

 

「楽しそうですね 皆さん! パクッ」

 

「赤城さん、取り敢えず今つまみ食いは...」

 

「何...やってるの...?」

 

「西住殿ぉ! あちらに試作のオイ車がありますよ! かなり珍しい」

 

「あはは...」

 

「坂本少佐、私達も混ざりましょう!」

 

「え、待て待て!?」

 

 

どうなっているの、私はまた転移しちゃったの...?

 

なんか気づいたら提督になってたし...

 

助けてぇ...

 

 

 

 

 

 


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