戦姫絶唱シンフォギア 通りすがりの仮面ライダーの力と戦姫たち 作:桐野 ユウ
外国にある研究所。
【エクスキューション ゲルギス。】
「ふん!!」
ゲルギスが持っている銃から弾丸が放たれて研究所に現れた兵器たちを破壊していた。持っている武器を捨てて次元から剣を出して黒いオーラを纏わせてそれを振り下ろした。
黒い刃が飛び研究所の一部を破壊している。
「ば、化け物・・・・・・」
「・・・・・・死ぬがいい。」
一人の人間をまるで用済みとばかりに突き刺した部分から血がたくさん噴出してどさっと倒れる。
「終わったの?」
「・・・・・・あぁ終わった。」
スコーピオンが現れて着地をした。こちらの方も目的があったのか何かを持っていた。
「こっちもデータなどを回収できたしどうするの?」
「知らん。ここから出ることは事実だ。」
「そういうことで脱出!!」
二人は転移石を出してそれを地面に叩いて撤退をした。一方でSONG基地でも研究所の襲撃事件で集まっていた。
「研究所がですか?」
「あぁそこでは聖遺物の研究をしているところで完全聖遺物が盗まれたと先ほど極秘で連絡が来たのだ。」
「いったい何が奪われたんだ?」
「名前はエクスカリバーと呼ばれる完全聖遺物・・・・・・その強力な剣を謎の敵に盗まれたということになる。」
「エクスカリバーね・・・・・・」
全員でいったい何者が研究所を襲いエクスカリバーを盗んでいったのか不明だ。奏汰はこれは事件だなと感じていた。研究所を破壊するぐらいの力を持っている敵が今回は狙ってきたと考えている。
「どうした奏汰?」
「いや研究所にあったと思われるエクスカリバーのことが気になってな・・・・・・背中のレイと同じような感じなのかなっと思ってな。」
彼は背中に背負っているレイガバーンを指しながら今回盗まれたエクスカリバーのことを思いながら敵が何体で動いているのか破壊された研究所を見ながら考えている。
一方で盗まれたエクスカリバーを持っているゲルギスはちっと言いながらエクスカリバーを地面に刺した。
「どうだった?」
「強大な力を持っているが俺の言うことを聞こうとしない・・・・・・まるで自分の意思を持っているかのようにな・・・・・・だが無理やりでも使おうとするのでゲルギスはエクスカリバーを持っている。
「まぁどうでもいいけどね?」
スコーピオンは右手の針から毒をたらしながら彼の持っているエクスカリバーを見ていた。
一方でシュミレーション室ではアレイとグリン、さらにアオナがライドウォッチを起動させていた。
【ジオウトリニティ!!ジオウ!ゲイツ!ウォズ!】
【トリニティタイム!三つの力、仮面ライダージオウ!ゲイツ!ウォズ!トーリーニーティー!トリニティ!!】
ジオウトリニティフォームへと変身をして奏汰が変身をしたディケイドⅡの前に立つ。
「それがジオウトリニティという奴か・・・・・・みせてもらうぞ!!」
ライドブッカーソードモードを構えてディケイドⅡは突撃をして振り下ろす。するとジカンザックスが現れて振り下ろした武器を受け止めた。
「武器が現れた!?」
ディケイドⅡは突然として現れた武器が現れたので驚いているとジオウトリニティの左手にジカンデススピアー槍モードで攻撃をしてきた。
彼は後ろへ下がりライドブッカーからカードを出す。
【アタックライド ブラスト!!】
「は!!」
ライドブッカーをガンモードにしてジオウトリニティは攻撃を回避してジカンギレ―ドを銃モードにして攻撃をしてきた。
「どうするかな・・・・・・」
ディケイドⅡは考えているとカードが飛びだした。
「なんだ?」
すると砲撃をするかのような姿のディケイドのカードが現れて彼は装填する。
【フォームライド ディケイド フルバースト】
全身にアーマーが装着されて行き背中にはビームキャノンが装備されて左手にはビームガトリング×2がそうびされるなど射撃形態に姿が変わった。
ディケイドⅡ フルバーストフォームの誕生である。
【姿が変わりました・・・・・・】
【へ!!射撃だけなら接近で十分だ!!】
ジオウトリニティは動いて接近をしてきた。ディケイドⅡの頭部センサーは敵の動きなどを予測をして脚部のミサイルが展開されて発射される。
ジオウトリニティはそれをかわしてキングジカンギレ―ドを出してディケイドⅡに振り下ろそうとしたが彼は背中のキャノン砲を向けて発射させる。
「【【!!】】」
ジオウトリニティはとっさにサイキョ―ジカンギレ―ドでキャノン砲の弾をガードをしたがその威力に吹き飛ばされてしまう。
彼はそのまま左手を前に出して2連ビームガトリングが回転はじめて弾が発射されていく。
「まずい!!」
ジオウトリニティは必殺技を放つためにボタンを押す。
【フィニッシュタイム!ジオウ!ゲイツ!ウォズ!】
360度回転させて必殺技を構える。
【トリニティタイムブレーク!バースト!エクスプロージョン!!】
「【【はあああああああああああ!!】】」
3人の幻影が現れてディケイドⅡもカードを装填する。
【ファイナルアタックライド ディディディディケイド】
キャノン砲 肩部ミサイル 脚部ミサイル 左手のビームガトリング×2にエネルギーがたまっていき放たれる。
ジオウトリニティはそれをものとせずにミサイルなどを破壊しながらディケイドⅡに向かったライダーキックを放っていく。
だがそれでもビームガトリングなどを相殺できないのでジオウトリニティの方もダメージは受けている。
ディケイドⅡは攻撃を変えて左手のビームガトリング×2の盾でガードをした。衝撃などが発生をしてお互いに吹き飛ばされてジオウトリニティは3人に戻りディケイドⅡもフルバーストフォームからディケイドⅡに戻ってしまう。
「なんて威力をしている・・・・・・(ジオウトリニティ・・・・・・恐るべしだな・・・・・・)」
お互いに変身を解除をして未来は少し考えていた。
(もしかして私もジオウの力を持っているからできたりしてなーんてね(笑)ってあれ?)
未来は懐を触っていると何かを当たる。それを出すとそこには未来の顔や響達の顔があった。
(もしかしてこれってシンフォギア装者たちの力を一つにできたりして。ってことは響やクリスたちが私の中に!?いやああああああああああああ!!)
「未来どうしたの?」
「ふぇ!?何でもないよ!!響!!」
「あ、うん。」
未来は慌てているが次の戦いで試してみたいと考えていた。
次回 アルカノイズが現れたと聞いて出撃をする戦士たち。未来はジオウモードへと姿を変えて昨日見つけたライドウォッチをセットをする。
次回「未来 新たな姿に!!」
「「「「「「「なにこれええええええええええ!!」」」」」」」」
「ええええええええええええ!?」