戦姫絶唱シンフォギア 通りすがりの仮面ライダーの力と戦姫たち   作:桐野 ユウ

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狙われる奏汰。

奏汰はネオマシンディケイダーに乗り街を走っていた。彼はあたりを見ながら走っていた。

 

「このところアルカ・ノイズの出現などはないが・・・・・・いったい誰がここを見ているのかわからないな・・・・・・」

 

ネオマシンディケイダーで走りながら彼は街を出ようとしたとき突然としてネオマシンディケイダーが止まった。

 

「どうしたんだ?・・・・・・急に動かなくなるなんて・・・・・・」

 

彼は突然として動けなくなった愛車を降りてチェックをしようとしたとき攻撃が飛んできた。

 

「どあ!!」

 

彼は回避をして腰にネオディケイドドライバーを装着をしてディケイドに変身をする。

 

「変身!!」

 

【カメンライド ディケイド】

 

攻撃をしてきた方角を探しているが敵はディケイドに攻撃をしてくる。彼はネオマシンディケイダーでガードをしてライドブッカーガンモードで攻撃をする。光弾は飛ぶが敵に当たった気がしない。

 

『ぎえええええええええええええええええ!!』

 

「どあ!!」

 

ディケイドのボディに火花が散り彼は地面を転がる。ディケイドは辺りをセンサーで探しているが相手は高速で移動をしていると感じた。

 

「ならこのカードだ。」

 

彼はライドブッカーからカブトのカードを出す。

 

「変身。」

 

【カメンライド カブト】

 

ディケイドカブトへと変身をしてクロックアップを発動をさせて相手のスピードに対抗をする。姿を見たディケイドカブトは驚きながらもライドブッカーソードモードで切りつける。

 

『ぐるるるるるるるる・・・・・・』

 

「化け物が襲い掛かってきたってことか・・・・・・しかもスピード戦に特化した敵ってことか。」

 

『ぎゃおおおおおおおおおおおおお!!』

 

化け物はディケイドカブトに襲い掛かってきた。彼はカブトクナイガンアックスモードで相手のボディを切りつけてから二刀流で相手のボディに攻撃をしていく。

 

『ぎゃおおおおおおおおおおお!!』

 

口から光弾を放ちディケイドカブトは直撃を受けて吹き飛ばされてディケイドに戻る。彼はカードを装填する。

 

【アタックライド ブラスト】

 

ガンモードに変えたライドブッカーから光弾が連続して飛び怪物のボディに命中をしてダメージを与える。

 

【ぐるるるる・・・・・・】

 

「これで終わりだ。」

 

【ファイナルアタックライド ディディディディケイド】

 

ディケイドは上空へとびディメンションキックを放ち怪物にとどめを刺そうとしたとき。

 

【エクスキューション ゲルギス】

 

「ふん!!」

 

「が!!」

 

横から必殺技を受けたディケイドは吹き飛ばされて壁に激突をする。現れた黒いライダーはゲルギスは怪物の方を向いていた。

 

「仮面ライダーディケイドか・・・・・・」

 

「貴様は。」

 

「我は仮面ライダーゲルギス。」

 

「ゲルギス・・・・・・」

 

ゲルギスは怪物の頭を撫でてから武器を発生させる。右手に現れたガトリングをディケイドに向けてトリガーを引くと砲身が回転をしてディケイドに襲い掛かる。

 

「変身!!」

 

【カメンライド ゴースト】

 

ディケイドゴーストに変身をして上空へ浮かんでゲルギスが放ったガトリングを回避をしてガンガンセイバーでゲルギスに攻撃をするが彼はゲル化して回避をした。

 

「消えただと・・・・・・」

 

「遅い!!」

 

ゲル化を解除をしたゲルギスは槍でディケイドゴーストにダメージを与えてディケイドゴーストの変身が解除されて再びディケイドに戻る。

 

ゲルギスはそのまま二刀流の剣を出してディケイドにつきつけていた。

 

「ここまでのようだな。ディケイド・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

ディケイドは剣を突き付けられていたがすると彼から光が飛びだしてレイガバーンが剣でゲルギスのボディを切りつける。

 

「ぬ!?」

 

レイガバーンを手に取るとディケイドの姿はディケイドナイトへと姿が変わりゲルギスは驚いている。

 

「ほーうそれがディケイドの新たな姿ということか?ふん!!」

 

光弾を飛ばして攻撃をするがディケイドナイトは手に持っているレイガバーンではじかせて魔法陣が発生をして炎の弾が放たれる。

 

「魔法だと・・・・・・なに!?」

 

避けようとしたが脚部に鎖が巻かれており炎の弾が命中をしてダメージを与える。ディケイドはそのまま接近をしてレイガバーンで切りつけて蹴りを噛ます。

 

「ぬお!?」

 

「であああああああああああああ!!」

 

エネルギーがこもったレイガバーンでゲルギスを吹き飛ばして彼は壁にめり込ませた。これで終わらせようとしたとき謎のしっぽが放たれてディケイドは防御魔法を発動させる。

 

「何やっているのゲルギス。」

 

「スコーピオンか。」

 

「新たな仲間か。」

 

ディケイドはレイガバーンを構えておりスコーピオンは彼の方を見て驚いている。

 

「へぇーディケイドってそんな姿になれるなんて知らなかったな。でも今回はゲルギスを回収だけどね?じゃあねーーーー」

 

スコーピオンは持っている銃で地面に撃ち煙を発生させて撤退をした。ディケイドは辺りを見ているが敵が撤退をしたの確認をしてディケイドナイトは光りだしてディケイドに戻った。

 

「ありがとうなレイ。」

 

レイガバーンは光りだして女性の姿になる。

 

「いいえマスターを守るのが私の使命ですから。」

 

「・・・・・・奴らの姿、まるで仮面ライダーの姿だ。まさか奴らが完全聖遺物を奪った敵なのか・・・・・・」

 

ディケイドは青空を見ながら今度現れる敵のことを考える。

 

一方でゲルギスとスコーピオンは基地みたいなところへ撤退をした。

 

「どうやらやられたみたいだなゲルギス。」

 

「・・・・・・エピオンか。」

 

「何の用だい?」

 

「主がお呼びだ。」

 

エピオンがそういって振り返りスコーピオンはため息をつく。

 

「やれやれ彼も人使いがあらいことで。」

 

「仕方がない。いくぞ・・・・・・・・・」

 

ゲルギスはエピオンの後をついていき扉が開いて玉座に座っている人物が振り返る。

 

「健吾さま全員集まりました。」

 

「ご苦労。」

 

玉座が振り返る。そこに座っていたのは葵 健吾だった。かつて如月 戦兎の世界で倒した彼の魂は転生できないようにしていたが、彼は奴らの隙をついて脱走をしてこの世界で力をためていたのだ。

 

「くっくっくっくまずはこの世界で力をためて奴・・・・・・紅 イクトに復讐をしてくれる!!まっていろ紅 イクト!!てめぇを必ず地獄に叩きこんでやる!!」

 

葵 健吾の暗躍・・・・・・そして動きだす敵の存在・・・・・・果たして奏汰たちは勝てることができるのか!!




次回 コラボ小説開始!!

葵健吾は修復されたベルトとトリガーを使い仮面ライダーベリアルとなって地上に降臨をした。

奏汰達は出動をして現れた敵に驚きながらも交戦をする。

次回「現れた仮面ライダーベリアル。」

コラボに参加してくださる皆さまよろしくお願いいたします。

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