戦姫絶唱シンフォギア 通りすがりの仮面ライダーの力と戦姫たち   作:桐野 ユウ

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目を覚ました女性。

謎のゼロワンの正体は女の子だった。彼らは彼女を保護をして病室へと寝かせていた。奏汰とアオナは彼女のお見舞いに行くために病室の方へと向かっていた。だが病室の方が騒がしいなと思い彼らはベルトを装着をして病室前に到着をした。

 

奏汰はアオナの方を見て首を縦に振り中へ突入をすると女の人が睨んでいた。

 

「貴様たちは・・・・・・」

 

「落ち着け、ここは病室だ・・・・・・」

 

「私は行かなければならない!!」

 

【ポイズン】

 

彼女は腰に装着されているベルトにオーソライズする。

 

【オーソライズ】

 

「変身!!」

 

【プログライズ!スティングスコーピオン!】

 

仮面ライダーゼロワン スティングスコーピオンへと変身をして二人に襲い掛かる。二人は回避をして変身をする。

 

「「変身!!」」

 

【ディケイド】

 

【カメンライダージオウ】

 

二人は彼女を抑えるために両手をつかむが彼女は振り下ろして尻尾にサソリのしっぽのようなものを発生させて伸ばして攻撃をしてきた。

 

「く!!」

 

【ショットガンライズ】

 

青いカバンアタックショットガンを出して二人に高エネルギー弾を放ち二人を吹き飛ばした。

 

「「うわ!!」」

 

今のうちと別の姿になる。

 

【ダッシュ!オーソライズ ラッシングチーター】

 

ラッシングチーターへと変身をして基地を脱出をするためにダッシュをしていく。

 

【アクセルマキシマムドライブ。】

 

「であああああああああ!!」

 

「ぐ!!」

 

アクセルグランツァーが放たれてゼロワンを吹き飛ばした。ゼロワンは立ちあがり攻撃をしようとしたが・・・・・・

 

「ここまでだ・・・・・・」

 

『はーいここまで。』

 

カブトとブラットスターク、さらに煉が武器をつきつけてゼロワンを逃がさないように立っていた。エターナルやグリッターアキ、さらにはシンフォギア装者たちも駆けつけておりゼロワンは辺りを見て不利だと感じて両手をあげて降参をする。

 

「大丈夫か?」

 

「大丈夫ですか?」

 

「ありがとうアレイにグリン。」

 

「さて君が目を覚ますのを待っていたが・・・・・・ダークエグレイズのことを君は何かを知っているのかね?」

 

「・・・・・・えぇ知っているわ。あいつは私の両親の敵だ!!」

 

「両親の敵?」

 

「逃げたりしないわ。」

 

変身を解除をしたのを見て全員が変身を解除をして戦兎が口を開いた。

 

「まずお前のは誰だ?」

 

「私はエミタ・サクラ・・・・・・」

 

「なぜ君がゼロワンのベルトなどを持っているのか聞きたいところだ。」

 

「・・・・・・これは私にとって大事なもの・・・・・・両親や仲間たちが託してくれた最後の希望だから・・・・・・ダークエグレイズは色んな世界へとび支配をしてきた。その支配された世界の中に私の世界もある・・・・・・そして両親や仲間たちは奴らに逆らって殺された。」

 

「ダークエグレイズ・・・・・・か。」

 

「私は奴を追って何度も戦った・・・・・・けれど奴に勝つことができなかった。」

 

「そして奴は奏汰君の世界へとやってきて支配をするために俺達に戦いを挑んできたってことか・・・・・」

 

「その通りよ。」

 

「しかし許せないな・・・・・・辛かったのだろう。」

 

「あたしたちも協力をしてやる!!」

 

「・・・・・・・・・ダーグエグレイズの力はまだ戦っていないあなたたちで勝てるのかしら?」

 

「どうだろうな・・・・・・だがどんなことがあっても俺達は諦めたりしないさ。それに何度もピンチを乗り越えてきたしね俺達は。」

 

全員で話しているのを見てエミタはふっと笑いだした。全員がなぜ笑いだしたのかと思っていると彼女は話す。

 

「昔の仲間たちのことを思いだしたわ。彼らも最後の最後まで奴らと戦った・・・・・・なら私も最後まであきらめたりしないわ。」

 

奏汰side

 

良かった彼女が元気になって、しかしダークエグレイズの奴の情報が少なすぎるな・・・・・・いずれにしてもあいつと戦うには気を付けないといけないな。キャロルたちに探らせているけど・・・・・・今だ連絡がないとみるとまだ見つかっていないみたいだね。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

「奏汰・・・・・・」

 

「翼か。どうしたの?」

 

「ううんなんだか奏汰がつらそうにしているから・・・・・・」

 

「そう見える?」

 

「見えるよ・・・・・・奏汰お願いいなくならないで・・・・・・もう奏汰を失うのだけは嫌だから・・・・・・」

 

翼は涙目になりながら俺に抱き付いてきた。あの時の壇 黎斗を止めるために俺はアオナと共に次元を超えてあの世界へ行ってしまったからな・・・・・・俺は翼を抱きしめる。

 

「奏汰・・・・」

 

「約束とは言えないが・・・・・・」

 

俺は翼の顔を見てから彼女の唇にキスをする。翼の方は俺がキスをしてきたことに驚いているがそのまま目を閉じて長いキスをした。

 

数分後俺から離れて翼が目を開けた。

 

「・・・・・・えへへへ奏汰にキスしてもらった(笑)」

 

「そうだな・・・・・・いつかはこうやって歩きたいものだな?」

 

「え?」

 

「何でもないよお休み翼。」

 

「えっとお休み奏汰。」

 

俺はそのまま基地に用意してもらった部屋へと戻っていき寝ることにした。

 

奏汰side終了

 

一方でダーグエグレイズは準備が完了をしたのか幹部たちを呼んでいた。

 

「来たかゲルビス、スコーピオン、シノビラー。、エピオンそしてアクセスよ。」

 

「エグレイズどうしたの?」

 

「なに準備が完了をしたとだけ言っておくよ。いよいよこの世界を征服をするために動きだすぞ。我は奴らの基地を攻撃をする・・・・・・お前たちは奴らが動きだすと思うからその相手をしてもらうぞ。蒼 健吾・・・・・・貴様にも働いてもらう。」

 

「いいだろう・・・・・・俺は紅 イクトさえ殺せればいいさ。」

 

「よし決まりだな。では諸君出動せよ!!」




次回 ダーグエグレイズの指示で動きだす幹部たち。戦士たちもそれぞれの場所へと向かっていく中奏汰と戦兎、エミタは残ることにした。

そして基地周辺に突然として現れた敵。ダーグエグレイズが現れる!!そして仮面ライダーベリアルも一緒だ。

次回「襲撃ダーグエグレイズたち。」

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