戦姫絶唱シンフォギア 通りすがりの仮面ライダーの力と戦姫たち   作:桐野 ユウ

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基地に現れた謎の黒いウルトラマン。

奏汰ことディケイドがウルトラマンゼロと特訓を始めて5日が立った。NEWジェネレーションたちもこの基地に慣れてきたのかあたりを見ていた。

 

切歌と調、奏は捕らわれた仲間のことが気になっていた。

 

「翼・・・・・・」

 

「大丈夫かい?」

 

「あんたは確か・・・・・・」

 

「朝倉 リク、ウルトラマンジードだよ。」

 

「あたしは天羽 奏だ。零児を助けてくれてありがとうよ・・・・・・」

 

「ううんごめん、僕たちがもう少し早く到着をしていれば・・・・・・」

 

「そんなことはない、あなたたちが介入をしていなかったら零児は死んでいた。」

 

「その通りでーす・・・・・・」

 

その様子を零斗たちは見ていた。未来と響も彼女達を心配をしていた。

 

「一刻も早く翼さん達を解放させないと・・・・・・」

 

「そうだな・・・・・・奏汰さんも今はゼロさんにお任せをってなんだ!?」

 

警報が鳴りだして全員が発令所へと到着をした。モニターに怪獣が8体暴れていた。

 

「おいおい怪獣がいっぱいに出ているじゃねーか。」

 

「そうですね。どうするヒカル?」

 

「決まっているじゃねーか、零斗たちはここで待機をしているんだ。」

 

「ですが!!」

 

「怪獣なら8体分・・・・・・それなら俺達が出たほうがいいだろ?」

 

そういってヒカルたちはそれぞれのウルトラマンに変身をして怪獣たちのところへと飛んで行く。

 

一方でシャイニングフィールドの中で戦うゼロとディケイド。

 

「ぜぇ・・・・・・ぜぇ・・・・・・」

 

「だいぶ動きなどがましになったが、まだまだだな。」

 

「まだ行けます!!」

 

「安心しろ、ここと外の時間はこの中で過ごしたとしても外ではそこまで時が進んでいるわけじゃないんだ。」

 

「・・・・・・わかりました。」

 

ディケイドは休憩のため座りこんだ。

 

一方で基地では8人のウルトラマンたちがモニターの向こうで怪獣たちと交戦をしていた。

 

「零斗さん・・・・・・」

 

「今は先輩たちを信じてってうわ!!」

 

突然として基地が揺れだした。

 

「いったい何事だ!!」

 

「モニターに出します!!」

 

モニター映し出されたのは黒い体にウルトラホーンをはやしたウルトラ戦士そっくりだった。

 

『あれは父さん!?』

 

『いやあれはわが友の偽物だよタロウの息子。』

 

「そういうことかダークネスってことだな!!行こう!!」

 

「あたしたちも!!」

 

「駄目だ、大きさ的に君達がいても立ち向かえない。任せてくれ!!」

 

SONG基地を壊そうとタロウダークネスはダークストリウム光線を放とうとしたとき上空からタイガが蹴りを入れてタロウダークネスを蹴り飛ばした。

 

『父さんの姿を使うんじゃねー!!』

 

『まぁ落ち着くんだ。』

 

タロウダークネスはダークストリウム光線を放ったがそこにサンダーキラーに変身をした零斗が間に入りダークストリウム光線を吸収をした。

 

『ぐお!?』

 

『お返しだ!!』

 

口から吸収をしたダークストリウム光線を返してタロウダークネスに当たり吹き飛ばす。

 

タイガとトレギアは接近をしてタロウダークネスに攻撃をする。タロウダークネスは二人の連携攻撃に翻弄されていた。

 

タロウダークネスはトレギアに蹴りを入れるが彼は素早くかわしてタロウダークネスを抑えた。

 

『今だよ。』

 

『くらえ!!ストリウムブラスター!!』

 

タイガの必殺技ストリウムブラスターがタロウダークネスに当たるが、タロウダークネスはそれでも立ちあがってきた。

 

『嘘だろ!?』

 

『さすがダークネスっていったところか・・・・・・』

 

そこにサンダーキラーが口からエレキングの口からカッターを放ちタロウダークネスに放ったが後ろへ側転をして回避をした。

 

『な!!』

 

『ぐおおおおおおおおおおおお!!』

 

タロウダークネスは接近をしてタイガの投げ飛ばした。

 

『どあ!!』

 

トレギアは攻撃をしようとしたがタロウダークネスは左手のブレスレットをランサーに変えて投げつけた。

 

『ぐ!!』

 

【スカルゴモラ!】

 

スカルゴモラに変身をした零斗はスカル振動波を放ってタロウダークネスに攻撃をした。

 

【ウルトラマンタイタス!エックスレットコレクトオン】

 

『ザダニュウムバスター!』

 

腕をクロスさせた光線が放たれてタロウダークネスに命中をしてダメージを与えた。零斗はベリアルになりデスニウム光線を放ちタロウダークネスを倒した。

 

「ふ、タロウダークネスを倒したか・・・・・・まぁいい、なら次はお前たちに行ってもらうぞ。」

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

うつろな目のままギンガダークネスたちに変身をした装者たちであった。




次回 ギンガダークネスたちが攻めてきた、ギンガたちは彼女達を抑えるために出撃をして零斗や奏たちも友に出動をする。

次回「激闘 ダークネス軍団。」

「待たせたな皆!!」

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