戦姫絶唱シンフォギア 通りすがりの仮面ライダーの力と戦姫たち   作:桐野 ユウ

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前回 キャロルに連れて行かれた奏汰、なんでか大人モードで抱き付かれており、ファイナルカードでオートスコアラーはご飯を食べれるようになっていた。

一方でシンフォギア奏者たちもイグナイトモジュールが使えるようになり、今戦いがおこなわれるのか!?


嫉妬の戦い キャロル対シンフォギア

SONG基地

 

「・・・・・・・・・」

 

翼はかなりイライラをしていた、奏汰がどこに連れて行かれたのかまだ判明をしてないからだ、だからこそ敵の基地がわかったらすぐにでも駆けつけて奏汰を助けたいと思っているほどだ。

 

だがそれでも敵が出てこないこともあり、彼女はこうしてイライラを募らせていた、ほかのメンバーたちも同じようにイライラをしていた。

 

すると警報が鳴り、全員が作戦室へと急行をして詳細を聞くために弦十郎と正宗の二人が待っていた。

 

「さきほど、オートスコアラーと思われる反応が現れた、その反応は4つだ。」

 

「オートスコアラー・・・あたしと先輩たちに襲い掛かってきた奴らだな・・・」

 

クリスは日本でレイアが出したアルカノイズによってイチイバルがやられたのを思い出していた、今度は絶対に勝つという思いで・・・全員が現場へと出撃をする。

 

その現場では奏汰は体を巻き付けられて一緒に立っていた。

 

「ふっふっふっふっふ、やはり奴を見ていて正解だった・・・・」

 

「奴?もしかしてエルフナインちゃんのことか・・・・」

 

「あいつは俺の失敗作でもあるからな、だがそれでも元は俺の体だ・・・奴らがイグナイトモジュールを付けることもわかっているからな・・・それで今日という日を選んだわけだ・・・オートスコアラーたちの出力なども前と違って上がっているからな。さてどうやら来たみたいだな・・・・・」

 

上空からミサイルが放たれるが、レイアが投げたコインによってすべてがはじかされてガリィが張った氷の壁で爆発の衝撃を和らげた。

 

煙が消えてたっていたのは9人の奏者たちだ。

 

「零児!!無事だったのね!!」

 

「お、おう・・・・・・」

 

「てめぇ!!奏汰を離しやがれ!!」

 

「来たなシンフォギア奏者たち、悪いが俺の夫を返すことは微塵もないさ・・・」

 

「あなた、今なんて言ったのかしら?俺の夫ですって?」

 

「前は子どもの姿なのにどうして今は大人の姿に?」

 

「それはこいつのことを考えてあの姿じゃ無理と判断をして急遽作ったのがこのボディというわけだ・・・さて話はそれまでにしようか・・・・」

 

キャロルの指示で四人のオートスコアラー及びアルカノイズたちが現れる、キャロル自身はダウルダブラを出すのかと全員が思っていたが、腰からネオディエンドドライバーを出していた。

 

「なんだあれは・・・・・」

 

「ふっふっふっふっふ・・・」

 

彼女はカードを出してにセットをする。

 

『カメンライド』

 

「変身」

 

『ディエンド!!』

 

彼女の体に装甲が装着されるが、奏汰が変身をするディケイドみたいに全身に纏うのではなく、腕や足など肌が一部が出ているが、頭部も出ておりキャロルディエンドが誕生をした。

 

全員が驚いているのを見てキャロルは話をする。

 

「驚いているようだな、シンフォギアども・・・奏汰が持っているネオディケイドドライバーにあったデータを使い、ディエンドの能力を復元させてもらった・・まぁ一部を改良をしてだが・・・だがこれで思い出などを消さずに戦うことができそうだ。」

 

彼女は腰につけているのを展開をしてカードを装填する。

 

『アタックライド ブラスト!!』

 

「は!!」

 

銃口が分身をするかのように弾丸が増えてシンフォギア奏者たちに襲い掛かる。彼女たちは回避をして翼は接近をしようとしたが、そこにファラが剣を持ち翼と対等をする。

 

「邪魔をするな!!」

 

「悪いがマスターの命令でな・・・」

 

「奏汰!!今助けるぜ!!」

 

クリスはガトリングを展開をしてアルカノイズたちを撃破していくが、コインの爆弾が放たれてガードをする。

 

「派手に!!華麗に!!私参上!!」

 

「てめぇ・・・・邪魔をするな!!」

 

クリスはハンドガンを構えており、レイアはコインを投げてトンファー上にして構える。

 

切歌と調と響と未来は今のうちにと接近をするが、氷の槍が飛んできて四人は回避をする。

 

「お前らの相手はこのガリィちゃんがしてあげる!!」

 

「おーお前ら、ミカのご飯をとろうとするなーーー零児のご飯はうまいんだぞーーーー!!」

 

「邪魔をするなデース!!」

 

「零児を返して!!」

 

「そうですよ!!」

 

「三人とも落ち着いて、連携をとるよ!!」

 

「「「はい!!」」」

 

一方でキャロルの元にはマリア、セレナ、奏が向かっていた。

 

「零児!!」

 

「零児さん!!」

 

「おーい無事か!!」

 

「おー三人とも・・・・・助けて?」

 

「させるかよ、ならお前らの相手はこいつらがしてくれるぜ?」

 

キャロルはカードをとりだして三枚を順番に入れていく。

 

『カメンライド ナイト ファム サガ!!』

 

「いけ!!」

 

キャロルがトリガーを引くと、仮面ライダーたちが現れた。

 

「「「!!」」」

 

三人が驚いているが、ライダーたちは奏たちに襲い掛かってきた。

 

「この!!」

 

マリアはアガートラームの短剣を抜いて仮面ライダーナイトが放つダークバイザーをはじかせていく。

 

「おりゃああああああああああああ!!」

 

奏はファムと戦うが、ファムはガードベンドで出した盾を使いガードをしていく。

 

「は!!」

 

セレナの方も短剣のエネルギー状をだしてサガに攻撃をするが、サガはビーム上の鞭形態にしてセレナが放つ短剣をはじかせていく。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

奏汰はつかまっているので動けないが、突然手のひもが緩くなっているのがわかった。

 

「これは?」

 

「大丈夫ですか奏汰さん」

 

「緒川さん!?どうしてここに・・・・」

 

「司令の命令であなたを助けるようにといわれまして、翼さん達がアルカノイズたちと戦っている隙をつきました。」

 

「サンキュー」

 

「なに!?」

 

キャロルは振り返るとフリーとなっていた奏汰がいた、彼はネオディケイドドライバーをセットをしてカードを出す。

 

「変身!!」

 

『カメンライド ディケイド』

 

ディケイドへと変身をしてライドブッカーをソードモードにしてアルカノイズに襲い掛かる、アルカノイズたちもディケイドに気づいて攻撃をするが。

 

「遅い!!」

 

先にディケイドのライドブッカーソードモードの刀身がアルカノイズたちのボディを次々に切っていきアルカノイズたちは粉砕されていく。

 

「さすがおれの夫だ、アルカノイズじゃ相手にならないか・・・・」

 

キャロルはを持ちながら笑っていると短剣が飛び、彼女は持っているのトリガーを引いて落とした。

 

「ほう、俺が出した仮面ライダーたちを倒したか・・・・」

 

キャロルが振り返ると三人が立っていた、ディケイドはその様子を見ていたが・・・すぐにライダーカードじゃなくてシンフォギアカードを出していた。

 

「さてなら使ってみるかな?変身」

 

『シンフォギアライド 暁 切歌!!』

 

ディケイドの姿が変わり、ディケイド 切歌へと変身をする。

 

「私デース!?」

 

「切ちゃんになった!?」

 

「さーて行くぜ行くぜ行くぜ!!」

 

イガリマの鎌を振り回していき、アルカノイズたちを切り裂いていく。

 

「死ぬデース・・・私の姿を見たやつは・・・皆死んでしまうデース!!」

 

ディケイド切歌はそう言いながら鎌を振り回してアルカノイズたちを切っていく、まるで死神のように。

 

「ほほーう」

 

キャロルはディケイドがシンフォギア奏者に変身をしたのを見て驚いているが、マリアたちの攻撃を回避をした。

 

「さてならこのカードだ」

 

『アタックライドイリュージョン』

 

「おら!!」

 

キャロルが四人となり、三人がマリアたちに襲い掛かる。

 

「さて次はこのカードだ」

 

『シンフォギアライド 月読 調!!』

 

今度はディケイド調へと変身をして両手にヨーヨーを構えていた。

 

「今度は私!?」

 

「必殺技、超電磁ヨーヨー!!」

 

そう言いながらヨーヨーを振り回してアルカノイズたちに攻撃をしてから、ギアをローラー上にして突撃をして命中させてから空中回転をしながらツインテールのギアを展開をして。

 

「中から大量の鋸が落ちて来まーすご注意ください」

 

たくさんの鋸が発射されてアルカノイズたちを倒していき着地をする。

 

「さーてそろそろ戻るとするかな・・・・零児帰るぞ?」

 

「何を言っている貴様!!」

 

「いっただろ?夫にマークがいるってな」

 

彼女は何かを言うと転移魔法が発動をしてディケイドは姿を消す。

 

「奏汰!!」

 

「じゃあな、戻るぞお前たち」

 

『アタックライドインジシブル』

 

キャロルはインジシブルを使い、ほかの四体はファラが持ってきた転移石で撤退をする、SONG基地でも彼女たちの反応を追っていたが・・消失をした。

 

「くそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

「零児いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」




次回 奏汰はどうにか、キャロルたちが戦わなくていい方法を探していた、このまま両方が戦っても意味がないからだ、いったいどうしたらいいのか・・・と

次回「奏汰 戦わない方法を考える。」

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