戦姫絶唱シンフォギア 通りすがりの仮面ライダーの力と戦姫たち   作:桐野 ユウ

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前回 ノイズが出現をしたという連絡を受けて奏汰達は出撃をする、そこに現れたのはしゃべるノイズ、武士ノイズと名乗った敵はディケイドに襲い掛かる、だが上空から突然大きな剣が現れて着地をしたのは並行世界の翼だった。

ギャラホルンを通り、彼女たちはこの世界へとやってきたという。


カメンライドラッシュ&フォームライドラッシュ

SONG基地シュミレーション室

 

ディケイドはカードを構えており、相手を待っていた。

 

「お待たせしました!!」

 

最初に入ってきたのは立花 響だ、だが彼女は並行世界の響である・・・ディケイドも彼女が来たのを見てバックルを開いて入れる。

 

「見せてあげるよ、これがディケイドの力だ変身!!」

 

『カメンライド アギト』

 

ディケイドが光りだしてディケイドアギトへと変身をしてお互いに構える。動きだしたのは響だ、彼女はダッシュをしてディケイドアギトに攻撃をするが、彼は冷静にはじかせて蹴りを入れるが、響は回避をして後ろへ後退をする。

 

(ほう、どうやら戦闘はあっちの世界の方が慣れている感じだな・・・・)

 

ディケイドアギトはそのまま接近をして今度はこちらから攻撃を行い、響は攻撃を腕のバンカーなどを使い威力を抑えたりして攻撃などをふさいでいた。

 

「であああああああああああ!!」

 

彼女が放った一撃はディケイドアギトに当たるが、ディケイドは衝撃を和らげていた。

 

そのままフォームカードをとりだして姿が変わる。

 

『フォームライド アギト フレイム!!』

 

右側が赤くなり剣、フレイムセイバーが装備される。響も翼と模擬戦をしたことがありディケイドアギトが放ってきた剣をかわしている。

 

モニター室前では並行世界のほか、全員がその様子を見ている。

 

「あちらの立花もやるな・・・初見で奏汰の攻撃をかわしているな・・・・」

 

「あははは・・・」

 

こちらの響は苦笑いをしているが、ディケイドアギトはカードを出してフォームチェンジをするようだ。

 

『フォームライド アギト ストーム!!』

 

左側が青くなりストームフォームへと変身をして、槍ストームハルバードを振り回して響へ攻撃をする。

 

だが響はストームハルバードをキャッチをしてディケイドアギトはどうする気かと全員が見ていた。

 

「やるじゃないか」

 

「えぇそちらも戦ってきたのですね?」

 

「まぁ色々とな・・・だが!!」

 

ディケイドアギトはカードを持っていた、それはカメンライドをするための別のライダーが映っているカードだ。

 

「?」

 

「変身!!」

 

『カメンライド 響鬼』

 

姿が変わり、ディケイド響鬼へと変身をしてからアタックカードを出す。

 

『アタックライド 鬼火!!』

 

響は持っていたストームハルバードが消えたことで隙ができてしまい、ディケイド響鬼が放った鬼火をくらってしまう。

 

「あちちちちちちちちちちち!!」

 

「は!!」

 

ディケイド響鬼は鬼爪を展開をして響に襲い掛かる、彼女は先ほどと違う戦い方なので苦戦をしている。

 

それでも反応をしてディケイド響鬼のおなかにヒットさせる。

 

「おっと・・・ ならこれだな?」

 

ディケイド響鬼は黄色いカードをだして装填する。

 

『ファイナルアタックライド ヒビヒビ響鬼!!』

 

ネオディケイドドライバーから音激鼓が響の体につけられて響は動けなくなった。

 

「え!?」

 

「はああああ・・・・いよ!!」

 

音激棒烈火を出して音激鼓に連続した清めの音を響に命中させていき最後は両方でどん!!と叩いて響は吹き飛ぶ。

 

「あああああああああああああああああ!!」

 

吹き飛ばされた響を見ているが、ディケイド響鬼は次の相手を待つかのように次のカードを装填をしていた。

 

『カメンライド 龍騎』

 

ディケイド龍騎へと変身をしてカードを装填する。

 

『アタックライド ソードベント!!』

 

ドラグセイバーが現れてそれをキャッチをして上空から来た放たれる斬撃を受け止めた。

 

「ほう・・・私の攻撃をふさぎましたか・・・」

 

「あぁ次は君が相手をするからね、だから待っていたのさ」

 

お互いにはじかせてから離れると、翼は小型を連続してディケイド龍騎に攻撃をするが、この攻撃を彼は知っている。

 

「影縫いはさせないぞ!!」

 

ディケイド龍騎はライドブッカーガンモードで小型の弾かせていき。影縫いを刺せないように撃ち、カードを装填する。

 

『アタックライド ストライクベント!!』

 

ドラグクローを装備をして昇龍突破を放ち翼はそれをかわして二刀流でディケイド龍騎へ攻撃をする。

 

「く!!二刀流は厄介だな・・・ならこちらも二刀流・・・いやこの姿で相手をした方がいいな(笑)」

 

彼はライドブッカーからカードを出してそれをネオディケイドドライバーへ装填する。

 

『シンフォギアライド カザナリ ツバサ』

 

ディケイド龍騎の姿が変わり、翼の姿へと変身をしたのだ。

 

「な!?私になっただと!?」

 

「えぇこれでお互いに戦えるでしょ?」

 

ディケイド翼はアメノハバキリを構えて攻撃をする、翼も同じように長刀にしてディケイド翼が放つ攻撃を受けて止めていた。

 

「であああああああああああああ!!」

 

翼は剣を大きくして蒼ノ一閃を放つために構える。

 

 

「ほうなら俺も同じようにするかな・・・・」

 

ディケイド翼はカードを出して装填する。

 

『ファイナルアタックライド ツツツツバサ!!』

 

カード状が現れてディケイド翼も同じように剣を大型状態にして同じ技を放つ。

 

「ディメンション 蒼ノ一閃!!」

 

カード状のエネルギープラスされた威力が翼本人が放ったのよりも威力が上がっており彼女はそれを受けてしまう。

 

「威力は手加減をしている、さて・・・・」

 

ディケイド翼は次の相手のために、カードを装填する。

 

『カメンライド ダブル サイクロン!!ジョーカー!!』

 

ディケイドダブルへと変身をして右足を振り回して風を起こすと、エネルギー状のナイフが落とされていく。

 

「これは・・・アガートラーム・・・ってことは彼女か」

 

「えぇその通りよ、さて仮面ライダーあなたの力は確かにすごいわ・・・なら私もこれを使うしかないわね・・・」

 

彼女は何かを決めたのかペンダントを構える。

 

「イグナイトモジュール抜剣!!」

 

アガートラームの色が変わり、黒くなっていく・・・イグナイトモジュールを発動させたのだ。

 

「ほう・・・ならこちらもこのフォームで対抗をするか」

 

『フォームライド ダブル ファングジョーカー』

 

ディケイド ダブルファングジョーカーへと変わり、カードを装填する。

 

『アタックライド アームファング!!』

 

右手に刃が発生をしてお互いに構える。マリアが動いて短剣が合体をして蛇腹状にして連続した攻撃がディケイドダブルファングジョーカーへ襲い掛かる、右手のアームセイバーではじかせていくが、マリアは左手に剣をさらに発生させてそれを投げつけてディケイドダブルのボディに命中をする。

 

「ぐ!!」

 

さらに接近をしたマリアはそのまま左手のアーマーが大剣状に変形をしてブースターが起動をしてそのままディケイドダブルへ攻撃をする。

 

ディケイドダブルもカードを装填する。

 

『ファイナルアタックライド ダダダダブル!!』

 

その大技にファングストライザーを発動させてお互いの技が激突をする。

 

「「ぐ!!」」

 

ディケイドダブルはそのまま別のライダーカードを装填する。

 

『カメンライド カブト』

 

ディケイドカブトへと変身をしてそのままカードを装填する。

 

『アタックライド クロックアップ』

 

モニターを見ている方は煙が充満をしており、その様子をうかがうことができない状態になっていた。

 

「いったいどっちが勝ったのでしょうか・・・・」

 

「わからない・・・奏汰・・・・」

 

「見ろよ!!煙が晴れていくぞ!!」

 

クリスの言葉に全員がモニターを見ていると、ディケイドカブトが左手に剣が刺さっているが・・・マリアの首元にはカブトクナイガンが構えていた。

 

「さすがマリアさん!!引き分けに追い込んだ!!」

 

「いいや別世界の立花 響、よーく見てみやがれ・・ディケイドの左手をな」

 

「え?」

 

並行世界の響はよーく見ることにした、確かに左手には剣が刺さっている・・・だがそれはライダーフォームじゃなくマクスドフォームの装甲がついていた。

 

あの煙の中、ディケイドカブトはマリアを見つけたが、すぐにカードを装填をして接近をした。

 

「はあああああああああああああああああああああ!!」

 

『アタックライド プットオン!!』

 

左手の装甲だけマクスドフォームへと戻してマリアの短剣を受け止めてカブトクナイガンを首元に止めていたのだ。

 

「・・・私の負けね・・・・」

 

マリアが負け宣言をしてディケイドカブトはゆっくりとカブトクナイガンを離していきディケイドへと戻る。

 

そのまま彼方へと姿を戻してゆっくりと後ろへ後退をしてシュミレーション室を出ていくのであった。

 

奏汰side

 

「あーーつかりたーーーーーーーーー」

 

俺はSONG基地にある自身の部屋に入り布団へダイブした、流石に三連続は疲れるわ・・・なにせ向こうの世界の翼たちは戦闘力が上がっているから苦戦をするわ。おかげでカメンライドをして戦わないといけないからね・・・しかも連続しての戦いだから本当に疲れてしまう。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺はもう今日は動かないつもりだったが、誰かが来ているので布団の上で座ることにした、いたたたた・・

 

「奏汰いる?」

 

「翼か、いるぞ・・・」

 

翼は俺がいるのを確認をして扉が自動で開いた、彼女はお茶を持ってきたのか机の上に置いている。

 

「お疲れ様」

 

「ありがとうな、よいしょ」

 

俺は翼が入れてくれたお茶を飲んで先ほど疲れていたのが少しだけ回復をした気がした、本当に翼は優しいな・・・・

 

「でも奏汰勝てたね・・・正直私負けるじゃないかと思ったよ・・・・」

 

「あぁなんとか勝てたけど・・・俺も勝てる保証はなかったからな・・・彼女たちに勝てたのは俺の力を知らないことだからな・・・俺はお前たちと戦っているから技などをどうやって攻略をすればいいのかわかるが、向こうは俺のは始めてみるからな・・・それと一緒だよ・・・・」

 

「なるほど・・・イグナイトモジュールを使っているってことは向こうでもキャロルたちと戦ったことになるわね・・・」

 

「そういうこと、いずれにしてもあの武士ノイズをどうにかしないといけないってことがわかった、だがあの強さは彼女たちでも苦戦をしたと聞いている。」

 

「奏汰・・・・・・」

 

翼は心配をしている顔だが、俺も正直言ってあの武士ノイズに勝てるかわからない状態だ・・だがそれでも戦うさ、俺は仮面ライダーだからな・・・




次回 武士ノイズが出現をした、ディケイドとシンフォギア奏者たちは出動をして武士ノイズがいる場所へ到着をする、だがそこに現れたのは。

「始めまして僕はガザリ、さていけヤミーたち」

突然として現れたガザリと名乗るグリード、果たして

次回「現れたグリードガザリ」

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