戦姫絶唱シンフォギア 通りすがりの仮面ライダーの力と戦姫たち   作:桐野 ユウ

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前回 シンフォギアキラーが襲い掛かってきたが、奏汰達はなんとか勝つが、ウェザードーパントたちはシンフォギアキラーを使い、さらに戦闘データを集めていたのであった。


奏汰の暇な一日

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ここは奏汰たちが住んでいる家、青空 奏汰は現在家のソファーで寝転がっていた、翼とマリアとセレナは奏と共に仕事で家を空けており、クリスたちは学校に行っている。

 

母親である麗奈は双子の娘たちを連れて買い物へ出かけているため、家には奏汰一人で過ごしていた。

 

キャロルはオートスコアラーたちの調整をするために、SONG基地にいるため静かな家となっていた。

 

(静かだな、俺がこの家に帰ってきたときと同じくらいに静かだな・・・あの時はクリスや翼も一緒に暮らしてないときだったからな・・・)

 

奏汰は天井を見ながら、今の静けさに落ち着かない感じになっていた、気分が悪くなるので家を出ることにした。

 

「家の鍵をして、ネオマシンディケイダーの調整もよし・・・さーてどこへ行こうかな?」

 

彼はネオマシンディケイダーに乗り街中を走っている、いつもなら後ろには翼やクリス、マリアたちを乗せて走っているが今日は一人で走っているのでなんかいつもと違う感じになってきた。

 

「・・・そうか、いつもはマリアたちが乗せてといって乗せていたな・・・いつもと違い静かだ。」

 

彼はネオマシンディケイダーを運転をしながら、街中を走りネオマシンディケイダーをとめて降りる。

 

彼がやってきたのは、零児として走った際に見つけた街が見える場所だ、彼は再びこの場所へとやってきたのだ。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

街の様子を見て、彼は変わらないなと思った・・・翼と一緒に小さいときに共に遊んでいた時の記憶、南米に飛びそこで出会ったクリスとの記憶。

 

大ショッカーによって仮面ライダーたちの戦闘データなどが入れられて戦い方を無理やり覚えさせられた記憶。

 

そしてライダーたちに助けてもらい、新たなディケイドとして戦ってきた門矢 零児としての記憶。

 

マリアたちを助けてネフィリムを吹き飛ばした時や、コンサート事件で翼たちを見つけて戦ったときの記憶など、彼にとってたくさんの記憶が現在頭の中にある。

 

「・・・本当に色々とあったな、俺の人生・・・・・さて」

 

彼はネオディケイドドライバーを装着をして、ライドブッカーからディケイドのカードを出した。

 

「俺の見ている奴、何者だ?」

 

「さすがディケイドですね、私の気配を見つけるなんてふふふふ」

 

本を持った女性が現れた、奏汰はここなら迷惑にならないと思いこの場所を選んだのだ。

 

「街で暴れると思ったのでしょうが、私はそんなことはしませんよ我が救世主様。」

 

彼女は突然として彼の前に膝をついて頭を下げてきた、奏汰はライドブッカーをしまっているが。ネオディケイドドライバーだけは装着をしたままだ。

 

「救世主さま?」

 

奏汰は聞いたことがないキーワードに頭をかしげていた、救世主という言葉に彼女は笑いながら答えた。

 

「あなたは、いずれ起こるであろう救世主さまなのです・・・・私はあなたを導くためにやってきました・・・・」

 

「はぁ・・・・んで?名前は?」

 

「・・・名前はございません・・・私は生まれたときから名前はありませんでした。あったのは異世界の本のみでした・・・そこから私は自分で強くなり、弾にほかの人たちを呼んで鍛えてもらい、ライダーのベルトを復元するなどをしてきましたから・・・」

 

彼女はそう言いながら頭を俯かせていた、奏汰はさすがになと思い声をかけた。

 

「ところでもう頭を下げなくていいからさ、話しずらいでしょ?」

 

「いいえ、わが救世主さまの前で・・・無礼は。」

 

「いいからいいから!!ほらあげなって。」

 

「あ・・う・・・・」

 

(・・・あらかわいい・・・・)

 

顔を真っ赤にしていた、彼女の見て奏汰は心の中でかわいいなと思ったのであった。

 

「あ・・あの・・・そにょ・・・み・・見ないでください・・・は・・恥ずかしいですから・・・」

 

「え?さっきまで普通に話していたじゃん。」

 

「そ・・それは・・・その・・後ろを向いていたので、すぐに顔を見ないようにしてましたから・・・だから・・・その・・・えっと・・・」

 

「まぁ慣れてないならしょうがないけど、慣れようよ・・・ねぇ?」

 

「申し訳ございません・・・ショボン(´・ω・`)」

 

彼女は落ち込んでしまったが、彼は冷静になっていた。

 

「・・・お前、名前がなかったな・・・付けてやろう・・・お前は今日からアオナだ。周りの奴らに気づいていたか?」

 

「さすが我が救世主さま。もちろんでございます。」

 

彼女は立ちあがり、奏汰も隣になっていた。

 

『ビヨンドドライバー!!』

 

「これを使おうかな。」

 

『ムシャ!!』

 

奏汰も腰のライドブッカーからカードを出してネオディケイドドライバーのバックルを開く。

 

「「変身!!」」

 

『カメンライド ディケイド』

 

『投影!フューチャータイム!切る!刺す!撃つ!フューチャーリング!ムシャ!ムシャ!』

 

奏汰はディケイドに、アオナはフューチャーリングムシャへと変身をしており、ジカンデススピアーを構えていた。

 

「我が救世主さまに手をかけるもの、私が許さん!!」

 

ウォズは接近をしてそのままジカンデススピアーで突き刺していき倒していく、ディケイドはライドブッカーをガンモードにしてウォズを援護をする。

 

彼女はジカンデススピアーの仮面アイコンを押してスワイプさせて発動させる。

 

『爆裂DEランス!!』

 

「でああああああああああああああ!!」

 

槍にエネルギーがためられて相手・・・マスカレイドドーパントたちを突き刺していく。

 

「終わりだ。」

 

『ファイナルアタックライド ディディディディケイド!!』

 

「ディメンションブラスト!!」

 

カード状が発生をしてディケイドはトリガーをひいて大型のエネルギー砲がマスカレイドドーパントたちを破壊する。

 

「おのれ!!仮面ライダー!!」

 

「「ん?」」

 

二人は相手を見ると、そこには怪人がいた。マグマドーパントがいたからだ、彼はライドブッカーからカードを出してネオディケイドドライバーのバックルを開いた。

 

「変身」

 

『カメンライド ダブル!!』

 

ディケイドの姿が仮面ライダーダブルの姿に変わった、マグマドーパントは驚いていた。

 

「な!!ダブルだと!?」

 

「さぁお前の罪を数えろ!!」

 

彼は走りだして風の蹴りをマグマドーパントに向けて放つ、マグマドーパントは厄介だと思い火炎の弾を放ちダブルへ向かって放つ。

 

『フィニッシュタイム!ドライブ、ギワギワシューティング!!』

 

タイヤ型のエネルギーが飛びマグマドーパントの攻撃を相殺していく。

 

『カメンライダーゲイツ!』

 

アオナはジクウドライバーに変えており仮面ライダーゲイツへと変身をしていた、彼女は持っているジカンザックスを弓モードにしてドライブのライドウォッチをセットしてギワギワシューティングを放ち、ディケイドダブルの援護をした。

 

「さぁ我が救世主さま!!」

 

「あぁメモリブレイクじゃないけどきめるぜ!!」

 

『ファイナルアタックライド ダダダダブル!!』

 

「とう!!」

 

ディケイドダブルは上空へとび、半身が割れていく。必殺のジョーカーエクストリームが発動をして命中をした、なおディケイドドライバーもそれに対応をしているのか半分になり蹴りを入れてから元に戻った。

 

ディケイドダブルはメモリが飛び人がイルカと思っていたが・・・

 

「なに?」

 

そこには人などおらずにメモリだけが落ちていた、彼は拾ったがすぐに壊れてしまった。

 

「・・・・これはいったい・・・・」

 

「おそらくディケイドが言っていた失敗作というやつでしょうか?」

 

「アオナ、なぜお前がそれを?」

 

「すみません、我が救世主さま・・・そのあの会話を聞いていたもので・・・」

 

「え!?いなかったのにどうやって?」

 

「そ・・それは・・・これを使ったのです。」

 

彼女はカンを出した、すると変形をしてバッタカンドロイドに変形をした、奏汰もなるほどこれで盗聴をしたわけかと思った。

 

そして俺たちは家に帰る。

 

「奏汰・・・聞きたいことがあるのだが・・・・」

 

「なんだ?」

 

「その女は誰だ?」

 

玄関で迎えてくれた翼、クリス、マリア、セレナ、調、切歌の目から光と言うものは消滅をしていた。

 

「私たちが学校に行っている間、零児は女の人をナンパデースか?」

 

「いやナンパはしてないのだが・・・・」

 

「じゃあその子は誰?」

 

「えっとどう説明をしたらいいのやら。」

 

「私は・・・この人の許嫁です。」

 

ぴし 奏汰は頭を抑えていた、何を言うてるんやこの子はと、すると全員がシンフォギアを纏っていたからだ。

 

「貴様・・・・奏汰のなんだって?」

 

「あなたたちでは私の旦那さんを守ることなどできない、なら私が守るだけです!!」

 

「いい度胸じゃねーか・・・・」

 

「えぇ・・・・」

 

「うんうん・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

奏汰はどうしてこうなったのかと頭を痛めていた、いずれにしても彼女たちのデットヒートは止まらない感じなので地下室へ案内をしてそこで暴れてもらうことにした。

 

彼はその間にご飯を作ることにした、キャロルたちも戻っておりミカたちが花菜達と遊んでいた。

 

「「おにいちゃーーん」」

 

ちなみに花菜たちは1歳になっており、お兄ちゃんはしゃべれるようになっていた。

 

「花菜と優香危ないから降りてね?お兄ちゃんは母さんとご飯を作っているからーーー」」

 

「「ぶーーーーーー」」

 

「ファラ、ミカ、二人を頼む!!」

 

「はいはい、二人とも降りてください。」

 

「ミカと遊ぶぞーーーーーーーーーー」

 

「「わーーーーい!!」」

 

そしてどかああああああああああああん!!と大きな音が聞こえてきた。

 

「なんだ!!」

 

「派手になりましたね。」

 

「すごい音をしたわよ!!」

 

奏汰は母に頼み、地下室へ行くと・・・・

 

「「「「「「「きゅうううううううううううううう」」」」」」

 

翼を始め全員が気絶をしていたからだ、姿的にイグナイトモジュールを発動をさせたんだなと奏汰は思い、アオナもジクウドライバーを付けたまま気絶をしていた。

 

 

「やれやれ・・・こいつらと来たら・・・・」

 

奏汰は呆れながらもディケイドに変身をしてイリュージョンを使い、彼女たちをベットまで運ぶのであった。




次回 ディエンドこと海東から奴らの場所を見つけたと連絡を受けてメンバーたちは出撃をして、財団Xが基地を発見をする。

侵入をして破壊をしていくメンバーたちの前にウェザードーパントたちが現れる。

次回「突入 財団X基地」

さてコラボの参加者は今日までですが絞めさせてもらいます。

そしてこれが最後に出す人たちになります。

ではまずこの人

『相棒、どうやらここは別世界みたいだな。』

「みたいだねエボルト、早速だけど」

『あぁ』

彼はビルドドライバーを装着をして手をあげる。

「クローズドラゴン!!」

クローズドラゴンにドラゴンフルボトルを振っている。

『ウェイクアップ!』

『クローズドラゴン!!AREYOUREADY?』

「変身!!」

『クローズドラゴン!イエ―イ!』

「いくぜ!!」

仮面ライダークローズ/仮面ライダーエボル 万丈 惣一参戦

そして最後!!

「ここはいったい・・・俺の知っている世界とは違う・・・けど俺がやることは一つ!!」

『マイティアクションX!!』

「大変身!!」

『マイティアクションX!!』

「ノーコンテニューでクリアしてやるぜ!!」

高田 翔平 仮面ライダーエグゼイド 参戦!!

はい!!というわけで総勢9名の方とコラボさせていただくことになりました!!

いやコラボをしてください皆さま、誠にありがとうございます!!こんな私とコラボをしてくださる皆様に感謝感激感涙でございます。

なおコラボ小説は次回の話を書いたら書きますので首をながーくまっていてください、

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