戦姫絶唱シンフォギア 通りすがりの仮面ライダーの力と戦姫たち 作:桐野 ユウ
だがゲンムは最後の悪あがきに星の泉を爆破して次元ホールを形成、だが奏汰とアオナの犠牲により世界は守られたが・・・二人は行方不明になってしまう。
新たな敵現る。
ある場所にて。
「撃破終了です主。」
「ご苦労・・・・お前たちもお疲れ様だな。」
そういって仮面の戦士たちの答えに騎士たちが答える。
「いいえ我が主に比べましても・・しかしこれらが主が戦っていたアルカ・ノイズというやつですか・・・・」
「あぁ、この世界に戻ってこれたのが奇跡みたいなものだ、だがお前たちまでついてくるとは思ってもなかったよ、アルフェンス、セイラ、マレルース。」
戦いが終えて現在五人は火を焚いており、鳥型のモンスターが帰ってきた。
「おかえり メイル・・どうだった?」
『は、主の言う通りにこの先に村に人がいました・・だが様子がおかしいと思い調べて来ました。』
「・・・・そうか、ご苦労だな。ウルフ、リュージン、ガーラ」
「「「は!!」」」
彼の影から狼、竜人、エルフの三人が現れる。
「これからその村へと向かう、アルフェンスとセイラ、マレルースお前たちも友に行くとしよう。」
「「「はい!!」」」
「アオナ大丈夫か?」
「問題ありません、奏汰。」
「・・・・・・・・・・・」
彼は戻ってきていた、青空 奏汰・・・この世界で数週間前彼はゲンムとの戦いでアオナと共に次元ホールの中へ行き閉めていた、そこから彼を倒して別世界へと来てしまった。
彼はそこでアオナと共に異世界へと飛んでそこの世界で色々とあり魔物と人間との共存の世界を唱えて伝説の勇者としてなんでか知らないがそうなってしまった。
そして彼はその間もアオナ以外に仲間として奴隷だったエルフの四人、三人は騎士みたいな格好にして一人は弓、竜人に狼、最後は
「かなたああああああああああ!!」
「ん・・カナリアとセレーヌ・・・・・」
魔王の娘と王国の娘がひそかに彼についてきたこともあるが、カナリアは魔王の娘で魔力などは強い、セレーヌも同じく魔法に剣なども使える魔法剣士みたいなものだ。
奏汰はディケイドのライドブッカーからカードを出していた、そこには色んなライダーの顔が映っていた。
「ダークディケイド、クローズ、ドラグーン、フィスに戦兎さんが変身をしていたビルドのフォームカードにエボルにマッドローグにゲンムZEROに煉たちは色んなライダーに変身をするのかサブライダーカードがたくさん・・・」
「それで開発をしたのがその武器なんですね?」
セレーヌが奏汰の近くに現れて、彼は銃を出していた。
「あぁネオディエンドドライバー、サブライダーやライダーたちを呼びだすアイテムでもある、ディケイドドライバーにもサブライダーが変身が可能となっていたのには驚いているけどな。」
彼は後ろにセットをして次の日に行動をすることにした。
さて一方でSONGメンバーも奏汰がいるとは知らずに南米へと飛んでいた。
「・・・・・・・・・南米か・・・・」
クリスはつぶやいていた、この南米の場所は彼女にとって家族や奏汰を失った場所でもあるからだ。
「・・・あの時、奏汰が囮になっていなかったら・・・あたしは・・・」
「クリスちゃん・・・・・」
「・・・・・奏汰・・・お前は一体どこに行っちまったんだよ・・・さっさと出て来いよ・・・・」
翼も方もはぁ・・っとため息をついていた。
「おいおいしっかりしろよ翼。」
「奏・・・・頭ではわかっているけどね・・・」
「しょうがないわよ、零児のこと報告をするのつらかったわ・・・」
その事情に家族の方にも説明をして正宗はそうかといい、母である麗奈は涙を流していた。
全員がこのときに思った、自分たちに力があったら彼を守れたのに・・っと全員が手を握りしめていると。
「さて作戦はわかっているな?あたしと翼、クリスと響は村を占拠をしている奴らのところへと向かう、マリアとセレナたちはあっちを頼む。」
「わかったわ、あとで会いましょう。」
「あぁ!!」
未来は念のためにと待機をしておりヘリの中で作戦は決まり出撃をする。
一方で奏汰達の方も準備をしており片づけをしていた。
「とりあえずこの中に入れておくとしよう。」
彼らも村の方へと向かっていくと爆発が発生をした。
「主!!」
「いくぞ!!」
一方で街の方ではステファンと呼ばれる少年の案内で街へときたが・・・・工場長がアルカ・ノイズを使い人々を人質にしていたのだ。」
「要求は簡単だ、俺を見逃せ。さもないと、でなくてもいい犠牲者が出るぜ!!」
「何て野郎だ!!」
「卑劣な・・・・」
ステファンがサッカーボールを使い工場長の顔に当てる。
「よし!!」
「馬鹿なやつめ!!」
アルカ・ノイズがステファンに迫ろうとしていた。
響達はシンフォギアを纏っていたが、ステファンが狙われているのを知り急いで駆けつけようとしたとき。
何かがアルカ・ノイズに当たり撃破した。
「ぐるるるるるる・・・・・・・」
角が生えた狼がアルカ・ノイズを撃破した、ステファンはソーニャと共に狼をみて震えていたが・・・
「逃げろ、主からの命でここへとやってきた。」
狼が人の言葉を話したので驚いているが、ソーニャたちは逃げる。
「なんだ貴様は!!」
「・・・貴様のような奴に名乗るつもりはない・・・・」
「ぐおおおおおおおおおおおおお!!」
響達は驚いている、竜の要は人が槍を持ちアルカ・ノイズを撃破している。
「であ!!」
さらには四人の耳をとがらせた人物たちが剣や弓を使いアルカ・ノイズたちを撃破していくからだ。
「おのれ!!よくもよくも!!」
男はさらにアルカ・ノイズを呼ぼうとしたが・・・突然として体に巻き付いていく鎖が発生をした。
「な!!なんだ!?」
「無駄ですよ、たかが人間が我の鎖を解くほどにな。」
四人はその方向を向くと女性たちが立っていた、一人は背中に翼がはやした女性が、もう一人も美しいというほどの美貌を持つ女性だ。
「ふふふ、でもカナリアさんあの人は殺さないようにした方がいいといっておりましたよ?」
「わかっておるわ!!全く・・・あやつは優しいのに程があるからの。」
やれやれといいながら彼女たちは仕事を終わらせてアルカ・ノイズたちも撃破される。
一方でマリアたちの方には錬金術師と呼ばれる三人に苦戦をしていた。
「どうしたのだわさ!!そんな力であーしたちに勝てるとでも思ったのかい!!」
「く!!強い!!」
マリアたちは苦戦をしており、サンジェルマン、カリオストロ、プレラーティの三人の攻撃に大ピンチとなっていた。
「さてサンジェルマンどうするだわさ?」
サンジェルマンたちは何かをすると化け物が襲い掛かってきたからだ。マリアたちも攻撃をするが化け物にマリアたちの攻撃は効いてなかった。
「さてどうするか・・・・・」
「く!!」
『アタックライド ブラスト!!』
突如として光弾が飛び竜みたいなのはその方向をみる、マリアたちもその場所を見ていると。
二人の戦士が立っていた。
「あ・・あああああ・・・・・」
「やっぱり生きていたデース!!」
「うん!!」
「零児さん!!」
竜に攻撃をしたのはディケイドだった、彼は彼女たちが無事なのを確認をして声を出す。
「今のうちに撤退をするんだ、ここは俺が引き付ける!!アオナは彼女たちの護衛を頼んだぞ!!」
「了解です奏汰!!」
ジオウとなり彼女たちのところへ着地をしてディケイドは竜を相手をすることになった。
「あ・・あなたは・・・・」
「俺は通りすがりの仮面ライダーさ・・・(あれ?あの子どこかで出会ったような・・・・)」」
奏汰は記憶をたどってみるが・・・やはりあの女性に見覚えがあるが・・・今は戦いに集中をすることにした。
「さーて新たな力使わせてもらおうかな?健介さん力お借りします!!変身!!」
『カメンライド フィス!!』
ディケイドの体にライオン型のエネルギーが発生をしてベルト以外が仮面ライダーフィスへと姿を変える。
彼は腕のライオンクローを展開をして竜へ攻撃をしてダメージを与えていくが・・・
「再生能力・・・・・」
彼が切りつけた場所が再生をしていたのを見て厄介だなと思った、彼はカードを出してネオディケイドドライバーのバックルを開いた。
「なら数で叩く!!」
『アタックライドイリュージョン』
ディケイドフィスが増えて竜へ次々に攻撃をするが、竜はその尻尾で彼らを吹き飛ばして彼は地面に着地をしてライオンクローを地面に刺してスピードを落とした。
「仕方がない、ここは引くとしよう。」
『ファイナルアタックライド フィフィフィフィス!!』
彼はライオンソードを構えてライオン型のエネルギーが発生をして竜に命中をした。彼はその隙に撤退をしてマリアたちに合流をするためにの前に村の方へと向かうのであった。
一方で村ではクリスたちがウルフたちに構えていた。
「お前たちは何者だ、狼が人の言葉を話したりするなど・・・・」
「我らは主についているもの・・・・それ以上は答えるつもりはない。」
「はいそうですかって納得いくと思うか!!」
クリスがギアを構えていると、エルフの騎士たちも構えていた。
「三人とも武器を降ろしなさい!!」
「しかし!!」
「我が主様はこの者たちと戦うことは望まない、そろそろ到着をしますよ?」
「「「「?」」」」
四人は首をかしげていると、何者かが着地をしてきた。
「主さま!!」
「主!!」
「我が主、任務は完了をしました。」
「ご苦労さまお前たち・・・さて。」
四人は目を見開いていた、彼らが言っていたその主が自分たちが知っている人だから。
「あ・・・ああああ・・・・・・・」
そこに立っていた人物は腰のベルトを外すと仮面の戦士の装甲が解けていき彼は笑っている。
「えっと・・・なんというかだな・・・ただいまみんな。」
「あ・・ああああああああかな・・・た?」
翼は涙を流しながら彼に聞いて、首を縦に振った。
「奏汰・・・・奏汰あああああああああああああああ!!」
二人は走りだして彼に抱き付いた、そのまま彼の背中に手をまわして力を入れていた。
「奏汰・・・奏汰・・・奏汰!!」
「奏汰・・・生きていたんだな・・・あたし・・あたし・・・」
「翼にクリス、心配をかけてしまったね・・・俺は生きているよ。」
「零児さん・・・良かったですよ・・・・」
「皆には本当に迷惑をかけてしまったな・・・」
「なぁ零児、あいつらはいったい?」
奏はウルフたちに指をさしている、彼は立ちあがり声をかける。
「ウルフ、リュージン、ガーラ、アルフェンス、セイラ、マレルースお疲れさま。カナリアとセレーヌも守ってくれたみたいだな?」
彼はつかまっている人たちを見て彼女たちの頭を撫でていた。
「えへへへありがとうございます!!」
「まぁ我にかかればこんなものどうってことはないのじゃ!!」
二人は撫で慣れながらも笑っていると一人の女性が声をかけてきた。
「も・・もしかして・・・奏汰?」
「ソーニャさん・・・」
そこで再会をするのはクリスたちだけじゃなかった、ソーニャもかつて南米のテロにあったときに奏汰と出会っている人物だからだ。
こうして青空 奏汰は異世界の仲間たちと共に再びシンフォギア世界へと帰還をしたのであった。
次回 奏汰と再会をしたシンフォギア奏者たち、弦十郎たちも彼らの帰還を喜んだ、そして奏汰の口からなにがあったのか聞くことにした。
次回「かたられる異世界の話、始まり編」