戦姫絶唱シンフォギア 通りすがりの仮面ライダーの力と戦姫たち   作:桐野 ユウ

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前回 奏汰は自身が起った話をSONG全員に話をしていた、魔王との戦いや共存への道、そして戻ってきたことなどを話した。


襲い掛かってきた二人。

サンジェルマンside

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

私ことサンジェルマンは考えていた。その昔母を助けてくれた仮面の戦士のことを。

 

私は昔母親を助けて!!と声を出していた時に仮面の戦士が現れた。

 

「なんだここは・・・ん?どうしたんだお前・・ボロボロじゃないか・・・」

 

「私はいいの・・・お母さんが!!」

 

私は声を荒げて仮面の戦士に母親の熱が下がらなくて苦しそうにしていると言うと仮面の戦士は私に案内をしてくれといいついてくれた。

 

母は風邪を引いてからやせ細っていたからだ、このままでは死んでしまうと思ったとき仮面の戦士は何かのカードを出して腰のバックルを開いた。

 

「変身。」

 

『カメンライド フォーゼ!!』

 

彼の姿が変わり白い戦士へと変わった。

 

「変わった?」

 

「・・・ならこのカードだな?」

 

『アタックライドメディカル!!』

 

彼の左手に現れた医療道具が母を治してくれた、私は嬉しかった母が目を覚ましてくれたことに。

 

「・・・ちょっと待っていな。食事が必要だな・・・栄養が足りてなさすぎるな・・・」

 

彼は何かを念じるとパンなどが出てきた、彼はこれを食えれば大丈夫だろうなといい去ろうとしていた。

 

「待って!!ママを救ってくれてありがとう!!仮面の戦士さん!!」

 

「・・・俺は通りすがりの仮面ライダーだ・・まぁいずれ忘れるだろうな。じゃあな・・・・お嬢さん。」

 

そういって彼は灰色のオーロラでいいのかしら?それに吸い込まれて言った。

 

そしてこの間、仮面の戦士を見た・・・あの時見たのと一緒だったわ・・・まさか?彼は私たちが出した竜に攻撃をしてから撤退をしたからわからなったけど、あのバックルに見覚えがあるわ。

 

「・・・・・・」

 

「サンジェルマンどうしただわさ?」

 

「プレラーティにカリオストロ・・・少しね。」

 

「もしかしてこの間見た仮面ライダーって奴ってワケダ、それなら私たちが試してくるわ。」

 

「・・・・・・・・・」

 

二人が出ていくのを見てから、私は水晶玉で彼女たちの様子を見ることにした。

 

サンジェルマンside終了

 

現在 SONG基地の模擬戦にてディケイドが構えていた、リュージンは現在は擬態化を解除をして本来の姿へと変わっていた。

 

『では主、参ります!!』

 

リュージンはディケイドへと襲い掛かってきた、彼は冷静にカードを出していた。

 

「変身!!」

 

『カメンライド ドラグーン』

 

彼の姿がかつて共に戦った、仮面ライダードラグーンへと姿が変わりドラグーンマグナムを出してリュージンへ攻撃をするが、彼は炎を纏いドラグーンマグナムの攻撃を塞いで彼に攻撃をするが、彼はフォームカードを出して構える。

 

『フォームライド、ドラグーン ウォータードラグーン』

 

姿が変わりウォータードラグーンへと姿を変えて手から水流を出して勢いよく放ちリュージンはこれは不利だと考えて翼を解除をして人型へと変わり槍を構えて攻撃をしてきた。

 

彼もウォーターハルバードを構えてリュージンの攻撃をふさいでいき、カードを出してネオディケイドドライバーに装填する。

 

『フォームライド ドラグーン ハリケーンドラグーン!!』

 

さらに姿を変えて武器がハリケーンダガーへと変わり素早い攻撃でリュージンへ攻撃をする。

 

「ぬお!!」

 

「はなて雷!!サンダーブレーク!!」

 

雷を操りハリケーンダガーに集めてそれをリュージンへと放ち、命中をしてリュージンは膝をついていた。

 

「参りました、主・・・・」

 

「ふぃ・・・・・・」

 

彼らは戦闘を終えてシュミレーションが終了をした、カナリアが走りだして彼に抱き付いた。

 

「さすが奏汰!!」

 

「えぇお見事です。」

 

二人の会話を聞いて不愉快だなと思っている人物たち、それは翼たちだ。彼女たちは奏汰にべたべたしているからだ。

 

二人はそれに気づいて( ̄ー ̄)ニヤリと笑っていたのだ。

 

「「「「(# ゚Д゚)」」」」

 

怒りを買ったと思い言おうとしたときに警報が鳴りだした、全員は司令室へ行き、弦十郎が立っている。

 

「今アルカノイズが現れた、出撃を頼む!!」

 

「「「「了解!!」」」」

 

現在 キャロルたちはマリアたちのリンカを作っているためいなかった、そのためマリア、奏、調、切歌は出動ができない状態だ。

 

彼らは出撃をしていく、ウルフたちも一緒に出撃をするために移動をする。

 

彼らが現場へつくと、アルカノイズたちが襲っていた、ガーラは持っている弓を構えてアルカノイズへと当てて消滅させる。

 

奏汰はディケイドへと変身をして腰のライドブッカーをソードモードへと変形させてアルカノイズへと切っていき消滅させていく。

 

響もエレキハンドにして電撃の拳をアルカノイズたちに当てていき攻撃をする、ディケイドはそのまま接近をしてアルカノイズへと攻撃をしようとしたが突然としてレーザーが飛んできて回避をした。

 

「!!」

 

彼は驚きながらもネオディケイドドライバーを開いてカードを装填する。

 

「変身!!」

 

『カメンライド アギト』

 

ディケイドアギトへと変身をしてその拳を受け止める、当たってきたのはカリオストロたちであった。

 

「へぇ・・あんたがサンジェルマンが言っていた仮面ライダーって奴ね。」

 

「サンジェルマン?」

 

ディケイドアギトは攻撃をはじこうとしたときけん玉が飛んできたので蹴りではじかせるともう一人が現れた。

 

プレラーティは持っているけん玉を振り回してディケイドアギトに攻撃をしてきた、彼は冷静にフォームカードを出して変身をする。

 

『フォームライド アギトフレイム』

 

赤い形態フレイムフォームへと変身をしてフレイムセイバーでけん玉を切り裂いた、彼はそのまま接近をしてプレラーティを攻撃をしようとしたが、寸前でかわされてビームが放たれてディケイドアギトは命中をして吹き飛ばされる。

 

「我が主!!」

 

ウルフが駆けつけてカリオストロに角から電撃をはなち命中させる。

 

「ここは引くことが一番!!」

 

「・・・だね。」

 

二人は撤退をするとアルカノイズたちが残っておりディケイドはカードを出して装填する。

 

『ファイナルアタックライド ディディディディディケイド』

 

「はああああああああああ!!」

 

必殺のディメンションキックが命中をしてアルカノイズたちを吹き飛ばした、一方で水晶玉で見ていたサンジェルマンは彼を見て目を光らせていた。

 

「間違いない、母を救ってくれた人だ・・・」

 

彼女は笑いながら楽しみだわといい、次の準備にかかることにした。一方でディケイドこと奏汰は現在 セイラの治療魔法を受けていた。

 

「・・・はい大丈夫ですよ主さま。」

 

「ありがとうセイラ、お前の治療魔法は本当に助かるさ。」

 

「いいえ、主さまは私たちを救ってくださりました。私ができることといえば魔法で主さまを援護をすることだけですから・・・」

 

セイラはショボンとしているが、奏汰は気にせずにといい部屋を出る。

 

「奏汰大丈夫?」

 

「翼か、なーにあいつらが厄介だということがわかった・・・だが問題なのは・・・」

 

「奴らの狙いが奏汰だったことが気になったわ、前に戦ったときはマリアたちだったが今回は奏汰一人に集中をして二人で襲い掛かってきたってこと?」

 

「そう、なぜ急に奴らが俺に襲い掛かってきたのか・・・錬金術師・・・キャロルとは違うものってことか・・・そういえばマリアたちは?」

 

「うん、新型のリンカが完成をしたってナスターシャさんたちが言っていたから今はそれの適応の訓練を受けているみたいなの。」

 

「そうか・・・マリアたちが戦線復帰をしてくれれば戦闘のバリエーションが増えていくからな・・・翼・・・」

 

「なに?」

 

彼は彼女を抱きしめた。

 

「奏汰?」

 

「・・・泣いていいんだ。」

 

「え・・・私別に・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・うう・・・うううううう奏汰!!奏汰ああああああ!!会いたかった・・会いたかったよ!!ずっと心配だった!!奏汰が吸い込まれたときに私は・・・私は・・・・不安だった・・・怖かった・・奏汰が死んじゃったんじゃないかって・・・思ったくらいにぐす・・えぐ・・・」

 

彼女は泣き続けた、不安だったことや悲しかったことなどを含めて彼が生きていて呉れたことに奏汰はそんな彼女を優しく背中をさすってあげてごめんなと耳元で囁く。

 

数分後

 

「・・・ぐす、ごめん奏汰・・・もう大丈夫・・・」

 

泣き止んだのか翼は彼から離れる、彼も気にするなといい家へと帰るために準備をする。

 

その夜奏汰は自身の部屋で影に話しかけていた。

 

「なぁシャドウ・・・・・」

 

すると影から人が現れた、彼はシャドウ・・自己紹介の時にはされてなかった人物で鬼族の男性で彼を影から守る護衛兵みたいなものだ。

 

「何でございましょう主・・・・」

 

「お前たちはどうして俺についてきたのかなと思ってな、俺が元の世界へ帰る時もお前たちはついてきたなと思ってな。」

 

「何を今更、私たちを救ってくださった主の世界を見たいってのもありますが・・何よりも主と一緒にいたいという思いが皆会ったからでしょう。それはもちろん私もでございますが・・・・」

 

シャドウは笑いながら彼の問いに答えている、奏汰もそうかといいながら眠りにつくことにした。

 

シャドウside

 

「・・・・・・・・・・」

 

今、俺は主が眠ったのを確認をして天井裏に設置された俺の部屋へ戻る、俺は懐からナイフや手裏剣などをとりだして整備をする。

 

俺は昔から鬼族では影に入り込むことができる唯一の鬼だった。影鬼族・・その名の通りアサシンなどに特化された種族だ。

 

そんなところで育ってきた俺はある依頼を受けたのが今の主人である青空 奏汰の殺害任務だった。

 

俺は奴に挑むために攻撃をするが主が変身をしたディケイドとの戦いではカメンライドの能力やアルフェンヌたちの防御などで苦戦をしてしまいつかまってしまう。

 

だが主はそんな俺を逃がしてくれた、だからこそ俺は・・・依頼主を殺害をしてあの方につくことを決意をした。

 

「主・・・ゆっくりとお休みください。我々が必ずお守りいたします。」

 

この刀に誓って主を攻撃をしようとする敵を倒すことを・・・・




次回 奏汰はクリスとマリアと共に再び南米へと飛んでいた、彼にとって南米はクリスと少しの間だがすごした場所だ、彼らが調査をしているとそこに現れたのは。

「お前は!!」

次回「追ってきた敵。」


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