戦姫絶唱シンフォギア 通りすがりの仮面ライダーの力と戦姫たち   作:桐野 ユウ

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前回 奏汰達は出撃をしてカリオストロたちの襲撃を受けてしまう、だがディケイドはアギトフレイムフォームへと変身をして二人を追い張らいディケイドとなりディメンションキックで粉砕をする。


追ってきた敵?

奏汰side

 

今俺たちはヘリコプターに乗り、ある場所へと向かっていた。その場所とは南米だ。前の戦いの時に調べるのが遅れているようで俺とクリスとマリアは南米へと飛んでいた。

 

「・・・南米か・・・・」

 

「零児どうしたの?」

 

「マリアか、いや南米で過ごしていたときのことを思い出してな。俺はクリスたちを逃がした後に大ショッカーにつかまって記憶を消されてしまったからな。」

 

俺は目を閉じて現在俺についてきているのはシャドウとメイルだけ、俺たちはヘリが着地をしたのを見てから再び南米へと降りた。

 

「「・・・・・・・・・」」

 

俺とクリスはお互いにあたりを見ている、俺たちにとっては別れてしまった場所でもあるからな・・・あまりいい気分じゃないが仕事だからな・・・俺はメイルとシャドウに辺りの偵察を任せて調査団が見つけたという謎のものをチェックをするためにやってきた。

 

「これだな?」

 

「えぇ間違いないわよ。」

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

俺たちが見つけたもの・・それは謎の石みたいなものだ。そこから魔力を感じた。だがこれは・・・

 

「離れろ!!」

 

「「え!?」」

 

俺は二人に離れるように指示をしてディケイドへと変身をする、そこから現れたのは・・・

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

暗黒の龍・・・まさか再びお前と戦うことになるとはな・・・

 

「ダークドラゴン・・・」

 

まさかこの世界で再び戦うことになるとはな・・・こいつはかつて俺が封印をした闇の龍・・・その力が強く俺でさえも封印をしないといけないほどものだ。

 

クリスとマリアもシンフォギアを纏っており構えている、俺も腰からライドブッカーソードモードにして構えてダークドラゴンを見ている。

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

「やはり覚えているか・・・(だがどうしてダークドラゴンがこの世界に・・・・)」

 

俺はそう思いながらもダークドラゴンが俺たちに向かってブレスをはいてきた、俺たちは回避をして俺はダークドラゴンへ切りつけていく、やはり堅いか・・・クリスはミサイルを放ち攻撃をするも奴の堅いボディが彼女たちの攻撃を受けつけないか・・・

 

(やはり、硬すぎるな・・・)

 

俺はネオディエンドドライバーを出してカードを装填する。

 

『カメンライド ファイズ』

 

ファイズが出てきてダークドラゴンへ攻撃をする、俺はすぐにカードを出してネオディケイドドライバーをしまってネオディケイドドライバーのバックルを開いてカードを装填する。

 

『ファイナルフォームライド ファファファファイズ』

 

ファイズをファイズブラスターへと変形させて俺はかまえて放っていきダメージを与えていく。

 

クリスたちも援護をしてダークドラゴンへ攻撃をする、俺はファイズのファイナルアタックライドカードを出してネオディケイドドライバーへ装填する。

 

『ファイナルアタックライド ファファファファイズ』

 

「ディケイドフォトン!!」

 

ファイズブラスターから勢いよくエネルギー砲が飛びダークドラゴンへ命中をする。

 

「やったか!?」

 

クリスが言うが、俺はダークドラゴンがそんなんでやられるとは思ってもない。ブレスが放たれて俺は吹き飛ばされる。

 

「が!!」

 

「奏汰!!」

 

マリアたちが来るが、ダークドラゴンはその尻尾で二人を吹き飛ばした。

 

「「が!!」」

 

「マリア!!クリス!!」

 

俺は立ちあがりダークドラゴンを動きで翻弄をするしかないと考えてこのカードを出す。

 

『フォームライド ドライブ フォーミュラ』

 

ディケイドの姿がドライブタイプフォーミュラへと変わり、俺は素早く動いてダークドラゴンに対して素早く回避をしている。

 

(こんな時にあいつらがいてくれたなら・・・まぁあいつらはあっちの世界に置いてきてしまったからな・・・いない奴を期待しても仕方がない!!)

 

俺はトレーラ砲を構えて連続した弾を放っていきダークドラゴンにダメージを与えていく、奴が放つ尻尾攻撃などをかわしてハンドル剣で奴のしっぽを切りつけようとしたが・・堅いやつの装甲にはじかされる。

 

(こいつの肩さロボットじゃないか?って疑うぐらいのものだわ。)

 

俺はブツブツ言おうとしたが・・・・奴が向いている方向が俺じゃないことに気づいた、そこにはダメージを受けて動けないマリアとクリスだ、まさか!!奴め・・動けない二人をターゲットをしやがった!!

 

俺はそうはさせるかと駆けだして二人の前に立つ。

 

「奏汰!!」

 

「零児!!」

 

二人が声を出しているが、あいつは大火力のブレスを放とうとしている・・・くそったれ・・・俺もここまでなのか!!

 

『ぐおお!?』

 

「「「え?」」」

 

俺はブレスが来ると思ったが、何かがダークドラゴンに纏わっていく、あれは・・・ブラックスライム!?

 

『ぐおおおおおおおおおおお!!』

 

隣からゴーレムが現れてダークドラゴンを殴っていくって・・あのゴーレムは!?

 

「全く、ブラック離れていいわよ?我が契約に答えろ・・・召喚!!」

 

『ぴええええええええええええん!!』

 

燃え盛る炎の鳥、フレイムバード・・・なぜあれが!!

 

「大丈夫ですか!?奏汰さん・・・今回復させますね?癒しの波動・・・」

 

俺たちの体のダメージが抜けていく、この技は・・・だがなぜ君たちまで。

 

「なぜお前たちまでいる、アステラ・・・メイナ・・・」

 

そこにいた人物に俺は驚いた、向こうでヒューマンの人物であるアステラとメイナがいたことの俺は驚いた。

 

「奏汰もひどいわね、私たちだって仲間なのよ?それで置いていくなんてひどすぎるわね。」

 

「そうですよ!!私たちも急いで転送陣に入り込んだのはいいのですが・・・奏汰さん達を見失ったんです。」

 

「それでしばらくはこの辺で野宿をしていたけど・・・そこに戦いの音が聞こえてきたので見てきたってわけよ。さてフレイムバード!!」

 

『ぎゃおおおおおおおおおおお!!』

 

ゴーレムは剛腕でダークドラゴンを殴っていき、そこにフレイムバードが素早く火球で攻撃をしてダークドラゴンを翻弄をしている。

 

俺はその間に超コンプリートフォームへと変身をしてクリスにカードを数枚渡した。

 

「クリス!!ネオディエンドドライバーにカードを装填してくれ!!」

 

「わかった!!」

 

クリスはカードを二枚装填してトリガーを引く。

 

『カメンライド ブレイド キバ!!』

 

ブレイドとキバが現れて俺はすぐにカードを出す。

 

『ファイナルフォームライド ブブブブレイド キ゚キキキキバ』

 

ブレイドはブレイドブレード、キバはキバアローに変形をしてマリアとクリスが装備をする。

 

「よし!!」

 

「いくぜ!!」

 

俺はアタックカードを出す。

 

『アタックライド デュランダル!!』

 

俺はデュランダルを持ち、二人が俺の隣に立つ。

 

「アステラ!!」

 

「わかっているわ!!ゴーレム!!ファイアーバード!!」

 

二体の魔物たちはダークドラゴンから離れたのを見て、俺はファイナルアタックライドカードを装填する。

 

『ファイナルアタックライド ディディディディケイド』

 

俺たちは武器を構えてカード状などが発生をしてダークドラゴンへと必殺技を放つ。

 

「えっと・・・どうしようかな・・・ディメンショントリプルアタック!!」

 

クリスはキバアローを引っ張っていき、マリアはブレイドブレードを振り下ろして、入れはデュランダルを振り下ろす。

 

俺たちの放つ一撃がダークドラゴンへと命中をして、奴の体が貫通をした!?

 

「うそーん・・・・・・・」

 

まさかダークドラゴンを撃破するとは思ってもなかった・・・しかも威力が倍以上になっているし・・・驚いている。

 

「あははは・・・奏汰やったわね。前に比べて威力が上がっているわね。」

 

「あぁそうだな・・・久しぶりだな・・・アステラ。メイナ・・・」

 

「えぇ」

 

「はい!!」

 

「さて奏汰・・・こいつらは何者だ?」

 

「・・あぁ俺とアオナと共に最初から一緒にいた仲間だ、アステラはテイマー・・つまりモンスターとの契約魔法、メイナは補助魔法とかが得意だな。主にバインドにセイラが回復攻撃魔法、メイナは補助と回復魔法が得意ってことだ。」

 

俺は説明をしてから、先ほどのダークドラゴンが入っていたと物をチェックをする。

 

「どう思う二人とも・・・・・」

 

「おそらくだけど、奏汰のことを邪魔と思っている奴が・・ダークドラゴンが封印をされているクリスタルを転送をしたのは間違いないわ。」

 

俺のことを邪魔と思っている奴か・・・魔導士といえば奴しか思えないがな・・・

 

 

「・・・・・ギラセイナ・・・・・」

 

俺のことを邪魔だと思っている魔導士だ・・・まぁ奴の魔力なら転移魔法など簡単にできるだろうな・・・まさか奴がこの世界へ来たのか。

 

「奏汰、そいつはどういうやつなんだ?」

 

「あぁギラセイナ、俺のことを邪魔だと思っている奴でな・・・魔族との共存を反対をしていた人物でもある。まぁ俺も奴が送りだしてきた刺客たちと何度も戦ってきたが・・・何度も追い払っているけどな・・・・」

 

「そんな奴らが零児を狙ってきていたの・・・・」

 

「・・・おそらくダークドラゴンを送ったのもやつらだな・・・しかもこっちの世界へと転移をしていると考える。」

 

「「!!」」

 

「とにかく、SONG基地へと戻るとしよう・・・」

 

俺たちはSONG基地へと戻るためにヘリコプターが着陸をしているところへと向かうのであった。

 

奏汰side終了。

 

一方でその様子を見ている人物がいた、杖を持っていた。

 

「どうだ?」

 

「ダークドラゴンが敗れた。」

 

「「な!!」」

 

「馬鹿なあれは最強の生物!!奴でさえ封印をしたぐらいだぞ!?」

 

「あぁだが奴は倒してしまったさ、おのれ青空 奏汰・・・だが奴さえ倒せば王も考えてくださるだろう、英雄青空 奏汰魔族によって死亡をしたと。フッハッハッハッハッハ!!」

 

黒い魔導士 ギラセイナは笑いながら次の作戦を考えることにするのであった。再び魔族たちを滅ぼすためにの考えを・・・・

 

さて場所はSONG基地

 

「奏汰どうしたのですか?」

 

アオナが声をかけてきた、その後ろにはアルフェンヌたちも一緒だ、どうやら訓練をしているのか彼女たちは疲れている様子だ。

 

「・・・ダークドラゴン。」

 

「「「!!」」」

 

「主たちが倒したというあれか?俺とメイルは偵察をしていたのでわからなかったが・・・・」

 

「ダークドラゴン・・・・・まさかあれを・・・・」

 

カナリアたちはわかっているが、翼たちにはわからないので代表として翼が奏汰に聞くことにした。

 

「奏汰、ダークドラゴンって?」

 

「俺があっちの世界で戦った闇の龍だ、その硬さは俺が放つ攻撃をはじくほどだ・・・」

 

「それで勝てたのが不思議だったわ・・・・・」

 

マリアもブレイドブレードを持ち振り下ろしたのだからなっと奏汰もそのことを考えていた、そう本来の力以上にダークドラゴンを撃破で来たのだからだ。

 

(マリアたちの歌が、ディケイドのシステムの力を上がらせたというのか?そういえば先ほどのクリスたちの歌が聞いたときに撃ったら攻撃が効いていたな・・・まさか・・・な・・・)

 

彼はそう思い、今度は別の人物で試してみることにした。

 

 

 




次回 サンジェルマンたちにある人物が指示を出す、かれこそアダム・ヴァイスハウプトである。

彼は邪魔となるディケイド及びシンフォギア奏者のマッサツを指示をする。

次回「シンフォギア抹殺指令」

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