戦姫絶唱シンフォギア 通りすがりの仮面ライダーの力と戦姫たち   作:桐野 ユウ

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前回 零児たちの前に現れたのはかつて起動実験で失われたはずのネフシュタンの鎧だった、ディケイドへと変身をした零児はアタックライド バーストブラストで攻撃をしてバイザーが破壊するが、彼女の目をみて・・零児は頭を抑え始める。

翼とクリスが戦う姿を見て、零児はかつての記憶・・・青空 奏汰の記憶を取り戻した。


デュランダル防衛線

クリスside

 

「くそ・・・くそくそくそ!!」

 

なんだよ!!あの女・・・あたしの奏汰の近くに居やがって・・・あの場所はあたしの場所だ!!

 

「あたしの・・・あたしの暖かい場所なんだ・・・奏汰は・・・」

 

そう奏汰はあたしのそばにいてくれた・・・あの日出会ったときから・・・

 

回想

 

数年前、あたしはパパとママと一緒に南米の地域にやってきていた。その時に出会った家族が奏汰一家だった。あたしはその時から奏汰と一緒にいた。

 

パパたちが忙しくてあたしが暇しているときに、奏汰が声をかけてきたな・・・

 

『ねぇ、どうしたの?』

 

『パパとママ・・・忙しいから・・・・あたし・・・』

 

『一緒だね、僕も父さんたちが忙しいから、僕は青空 奏汰!!」

 

『雪音・・・クリス』

 

『よろしくねクリスちゃん!!」

 

『うん!!』

 

それからだ、あたしは奏汰と一緒に寝たりお風呂に入ったりと・・・あの日が来るまでは・・・・突如としてテロが起こってあたしたちはパパたちと一緒に逃げていたとき、パパとママが地雷で吹き飛んだのを見て、奏汰はあたしをおんぶして一緒に逃げてくれた・・・けど・・・

 

『・・・ごめん!!』

 

奏汰はあたしを逃がすためにテロリストたちを引き付けようと自分で囮になって・・・それから・・・あたしは・・・

 

回想終わり

 

「・・・・・・奏汰・・・」

 

「クリス」

 

「・・・なんだよフィーネ・・・あたしに何か用かよ・・・・」

 

「仕事よ、デュランダルという完全聖遺物を奪取してもらうわよ」

 

「・・・わかった」

 

「あの仮面ライダーって奴は邪魔ね・・・殺してもいいわよ」

 

「・・・・あ?」

 

今なんて言った・・・殺すだとふざけるな!!奏汰を殺すなんて・・・あたしができるかよ!!

 

あたしはソロモンの杖を持ちすぐに走りだしてネフシュタンの鎧を装着して向かっていく。

 

クリスside終了

 

一方で二課の方でも完全聖遺物デュランダルを護衛する話をしていた。

 

「弦十郎のおじさん、これがデュランダルですか・・・・」

 

「・・・ふっふっふ」

 

「おじさん?」

 

「なーに、お前が記憶を取り戻したと聞いたからな、俺も安心した・・・よく・・・生きていてくれた・・・奏汰・・・」

 

「・・・ありがとうございます、おじさん」

 

奏汰を見て翼は嬉しそうに見ていた。すると隣にいる奏がニヤニヤしながら翼に話しかけてきた。

 

「なんだよー翼ーそんなにニヤニヤしてさ」

 

「え!?そそそそそんなに見てないわよ!!」

 

「いやあたしはニヤニヤしているなっと言っただけで別に零児を見ているとは一言も言ってないぞ(・∀・)ニヤニヤ」

 

「!!」

 

翼は奏にいじられていることを知り、顔を真っ赤にしている中奏汰は響と話をしている。

 

「さて、俺たちも準備をするとするかな響ちゃん」

 

「はい!!えっとどっちで呼べばいいですか?」

 

「・・・あぁそういうことか・・・・呼びやすい方でいいよ零児でもいいし奏汰でも・・俺にとってこの二つの名前は、どっちも大事な名前だからな・・・」

 

「わかりました!!零児さん!!」

 

奏汰が響の笑顔を見て笑っているのを見て・・・翼はどこか面白くなさそうな様子でアメノハバキリを起動させようとしていた。

 

「Imyuteus ame「まてまてまて!!」なに奏・・・邪魔をしないで・・・・」

 

さすがの奏も翼がアメノハバキリを装着しようとしたので慌てて止めに入る。

 

「落ち着け!!なにアメノハバキリを使おうとしているんだよ!!」

 

「何を言っている奏、このままでは奏汰がとられる・・・取られるといえば・・あの女・・・私より胸が大きかった・・・よし・・次に会ったときは殺す・・そうしよう」

 

翼の目から光が消えてブツブツとなにか言っている。奏はこれは末期だなと思いつつ苦笑いを浮かべ、弦十郎はため息をついている。

 

そして深夜、ネオマシンディケイダーに奏汰は乗りこんでほかの三人はデュランダルが運ばれるトラックの中で待機している。奏汰はいつでもディケイドに変身ができるように腰にネオディケイドドライバーを装着している。

 

「では完全聖遺物デュランダル護衛開始だ!!」

 

弦十郎の声を合図に彼らは出発する。奏汰は先頭に立ちネオマシンディケイダーで先導している。

 

(さてそろそろだな・・・・)

 

運転をしている了子は目を一瞬だけ光らせると、奏汰はブレーキをかける。

 

「どうした!?」

 

「・・・来る!!変身!!」

 

『カメンライドディケイド!!』

 

奏汰はディケイドへと変身するとノイズたちが現れて襲い掛かってきた。ディケイドは腰のライドブッカーをガンモードへと変えてカードを装填する。

 

『アタックライド ブラスト!!』

 

増えた銃口から放たれた弾が次々とノイズたちをして撃ち抜いていく。彼はノイズたちがデュランダルを狙っていると思い通信を開く。

 

「ここは俺が引きうける、三人は進路を変えて向かってくれ!!」

 

『わかったわ、あなたも気を付けてね!!』

 

通信が切れてディケイドはネオマシンディケイダーから降りてカードを装填する。

 

『アタックライドサイドバッシャー!!』

 

ネオマシンディケイダーが仮面ライダーカイザのバイクであるサイドバッシャーへと変わり、バトルモードへ変形する。ディケイドはそれに搭乗して右手からガトリングを放ち地上のノイズたちを吹き飛ばした後に、左手から多弾頭ミサイルを空中に放った。無数に分裂したミサイルの飽和攻撃により、空一面に多数の爆発が起こり空中のノイズたちはあっという間に殲滅される。

 

「・・・・一気に向かうとしよう」

 

彼はネオマシンディケイダーへと戻った愛用バイクにまたがりスピードをあげらせて響たちがいる場所へと急行するのであった。

 

一方でディケイドが囮となってノイズたちと戦っている中、翼たちはノイズたちに襲撃されており工場へと追い込まれていた。

 

「くそ!!こうなるのかよ!!」

 

奏は愛用のガングニールの槍を振り回してノイズたちに次々と攻撃していく。響も赤心少林拳で戦っており蹴りを入れてからの両手にエネルギーを込めた拳を放ちノイズたちを撃破していく。

 

「ぐ!!」

 

翼はネフシュタンの鎧を着たクリスと戦っていた。

 

「お前が奏汰を!!」

 

「何を言っている貴様だろうが!!」

 

お互い奏汰が好きな女の子だ・・故にお互いに嫉妬してしまい激しくぶつかり合っていた。

 

「きゃあああああああああああ!!」

 

「立花!!」

 

「隙ありだ!!」

 

響の悲鳴に気を取られた翼の隙をクリスが突いた。肩部の鞭が翼の体に命中して彼女は吹き飛ばされる。

 

「くらええええええええええええ!!」

 

『ファイナルアタックライド ディディディディケイド!!』

 

「おりゃああああああああああああああ!!」

 

カード状のエネルギーからディケイドが現れ、ディメンションキックが翼に放たれた鞭を蹴り飛ばした。

 

「奏汰!?」

 

「なんでだよ・・・なんで!!」

 

「やめてくれ・・・クリス・・・俺はお前と戦いたくない・・・・」

 

ディケイドはライドブッカーを腰に装着していたが・・・後ろからクリスにノイズが襲い掛かろうとしていた!!

 

「な!!」

 

「クリス!!」

 

ディケイドは彼女を押してノイズの攻撃を真っ正面から代わりに受けてダメージを受けてしまう。

 

「奏汰!!」

 

「おらあああああああああああ!!」

 

ディケイドはパンチでノイズたちを吹き飛ばして、爆散させるだが突然何か強大な力を感じて後ろを振り返る。

 

『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

「あれは・・・ちぃ普通なら受け止められない・・・ならば!!」

 

彼は懐から何かを出すとカードを装填する。

 

『クウガ アギト 龍騎 ファイズ ブレイド 響鬼 カブト 電王 キバ!ファイナルカメンライド ディケイド!』

 

ディケイドの頭部にカードが装着されると装甲が変わり、さらにはクウガからキバまでのカードが現れて両肩から胸にかけて横一列に装着される。ディケイドコンプリートフォームに変身すると腰のバックルを右腰に移動させてそこにケータッチをセットする。

 

「その姿は・・・・」

 

「離れていな・・・・・」

 

彼はライドブッカーからカードを出して右腰のバックルに装填する。

 

『ファイナルアタックライド ディディディディケイド!!』

 

ケータッチ中心部のライダーマークたちが光りだしてそのままディケイドも上昇するとラビットタンクスパークリングが繰り出すスバークリングフィニッシュのようにカードが光りだしてホールが完成する。ディケイドはその中へ蹴りの態勢で放つ。

 

「ディケイドアンリミデット!!」

 

『ぐあああああああああああああああ!!』

 

ディケイドのディケイドアンリミデットに対し、暴走した響はデュランダルを向けてそのエネルギーをぶつける。

 

お互いのエネルギーが激突し、その衝撃で響の手からデュランダルが離れて地面に突き刺さる。彼女はディケイドコンプリートフォームがキャッチしてゆっくりと着地した。

 

クリスは隙をついて撤退しており、翼と奏はディケイドのところへ向かう。

 

「奏汰!!大丈夫!?」

 

「あぁ・・・大丈夫だ」

 

「しかしいったい何が・・・響がデュランダルをつかんだ時に暴走をしたってことは・・・」

 

「・・・おそらくだが、デュランダルが持っている強大な力を響ちゃんは制御することができなかった…それが暴走を招いてしまったのかもしれない・・・強大な力はさらなる災いを呼ぶ・・・それがあの暴走の結果かもな・・・難しいが・・・・」

 

「奏汰・・・どうなるのかな・・・今回の護衛は・・・・」

 

「中止だろうな・・・それにこの影響だ・・・・響ちゃんはこれ以上の戦闘続行は不可能・・・・ふぅ・・・」

 

奏汰は響を降ろしてからディケイドの変身を解除する。彼は疲れてしまい地面に座りこんでしまう。

 

「奏汰!?」

 

「大丈夫だって、記憶とかはバッチリだから平気だよ・・・・・少し疲れただけだから・・・平気だから抱き付かないでーーーー」

 

現在奏汰は翼に抱き付かれているのだが、彼女の胸が当たっているため彼は顔を赤くしている。

 

基地ではクリスがイライラしていた。

 

(なんだよ!!なんだよ!!あの女・・・奏汰といつも一緒だとかふざけるな!!あの場所は・・・あの場所はあたしの場所なんだ!!)

 

「クリス・・・失敗したみたいね・・・・」

 

「うるせ!!今のあたしはイライラしているんだよ!!これを返す!!」

 

クリスはソロモンの杖を投げつけてフィーネはキャッチする。そして歩きだした。

 

「どこへ行くのかしら?」

 

「・・・・お前には関係ないだろ!!」

 

そういってクリスは扉をイライラしながら蹴り飛ばして出ていく。

 

「・・・どうやらあの子も用済みみたいね・・・まぁいいわ・・・さてどう動くかしら?仮面ライダー・・・・・」




次回 響は未来と喧嘩をしてしまう、その理由は響が隠し事をしていることをしていることに未来が怒ってしまう・・

一方で奏汰はある場所に来ていた・・・公園だ、そこにいたのは・・・

「奏汰・・・・・・・」

「クリス・・・・・・」

次回「奏太とクリス」
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