戦姫絶唱シンフォギア 通りすがりの仮面ライダーの力と戦姫たち   作:桐野 ユウ

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戦兎がやってきた理由。

SONG基地

 

現在 奏汰だけが帰ってきておらず変わりに戦兎が共に一緒に基地へと帰投をした。彼はほかの人物たちと話をしているところであった。

 

「戦兎君お久しぶりだな。」

 

「えぇお久しぶりです弦十郎さん。さてなぜ俺がこの世界へやってきた理由をお話しますね。俺がこの世界へやってきた理由は天界から依頼を受けてこの世界へとやってきたのです。」

 

「天界ですか?」

 

「そう、その敵はアダム・・・君達が現在戦っているあの男だ。」

 

戦兎が言うと、全員が驚いている・・・戦兎は彼女たちの反応を見ながら説明を開始をした。

 

「現在俺はオラリオってところにいるが、突然としてアルカ・ノイズが発生をしたんだ。もちろん対処できるのは俺たちだけだったから大変だったけどな・・・その犯人がさっきのアダムという男だ。俺はあいつがこの世界へ来たと天界から連絡を受けて奴を追いかけるためにこの世界へとやってきた。だが・・俺が駆けつけたときは奏汰の姿がなかったんだ。すまない。」

 

彼は時空を越えてやってきたため間に合わなったことを言った、いずれにしても翼とクリスはイライラを隠しきれてない。サンジェルマンとか言うやつに奏汰をさらわれたからだ。

 

「おのれ・・・奏汰をさらったあいつらを許せねぇ・・・・・」

 

「奇遇だな雪音・・・私も一緒だ・・・あいつらだけは私の剣で!!」

 

「えっと二人とも落ち着きなって、おそらく零児は生きているんだろ戦兎?」

 

奏は彼の方を向いている、戦兎は目を閉じて集中をするかのように黙っている。彼の能力の一つ相手の気などを感じる能力だ。

 

「・・・・・うーん何とも言えないが彼が生きていると言うことは間違いないだろう・・・だが力を感じられないからおそらく・・・・」

 

彼はそう言って考えることにした。

 

一方で奏汰は?

 

「・・・・・・・・・・・・・うう。」

 

目を覚ますと見たことがない部屋だった、彼へネオディケイドドライバーが近くにありライドブッカーも置いてあった。

 

「目を覚ましただわさ!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

彼はカリオストロが目の前にいたので驚いているが次に入ってきた彼女を見て冷静に判断をするのであった。

 

(そういうことか、ここは彼女たちが潜んでいる隠れ拠点みたいなところか・・・俺は彼女たちに連れてこられて治療をしてもらったわけか・・・)

 

「起きたみたいですね・・・仮面ライダー・・・改めて私はサンジェルマン・・・」

 

「俺は青空 奏汰・・仮面ライダーディケイドだ。」

 

「・・・本当にあなただったんですね・・・あの時見ず知らずの私や母を助けてくださってありがとうございました。」

 

「気にするな、俺はただ君が本当に母親を助けたいと思ったから助けただけだ。だが辺だな・・・君と出会ったのはもうかなり昔になる。あの時の俺は時空を越えてしまって過去へ来ていた・・・奴隷など今の時代にはないはずだから。君は不老不死みたいなのになってしまったわけか?」

 

「・・・その通りです、そしてそこにいるカリオストロとプレラーティは・・・」

 

「なるほど、君の力で女の姿になったわけか・・・だから君のために動いているとわかったよ。」

 

「あれだけでわかるものワケダ。」

 

「あーしも驚いているわさ、でもとりあえずあんたが殺されるとサンジェルマンが悲しむからねー。」

 

「ちょ!!」

 

二人がニヤニヤしながら彼女の方を見ている、サンジェルマンは顔を真っ赤にしている。

 

そうサンジェルマンはディケイドこと奏汰のことを恋をしていたのだ。この数百年ずっとだ。

 

彼女は長命を受けてからも彼のことを探し続けていた。錬金術を覚えて突然として現れたアダムとの共闘というか利用されているというかを続けていた。

 

彼女は世界は原作みたいな考えを持っておらず、日本にディケイドという単語を得て現在に至るという。

 

一方でウルフはビルの上を走っていた、主奏汰を探すためににおいをたどっている。

 

「うーむ主のにおいがここら辺で途切れている・・・我がウルフ族の鼻で主のにおいをたどって追いかけてきたが・・・」

 

「ウルフさーーーん!!」

 

「おや?立花殿じゃないですか。」

 

「奏汰さんは・・・・・・」

 

彼は首を横に振り響もそうか・・といって顔を俯いている。

 

「心配をするなって主なら言いそうでありますな。」

 

「そうですね・・・!!」

 

響とウルフは突然結界を張られたことに驚いている、アルカ・ノイズが現れて彼女たちに襲い掛かってきた。

 

「ぐ!!変身!!」

 

響はガングニールではなくアギトモードへと変身をしてガングニールアギト状態になった、ウルフは突撃をしてアルカ・ノイズたちを吹き飛ばす。

 

「でああああああああああああああああ!!」

 

響は剛腕でアルカ・ノイズたちを倒していくと突然炎の弾が飛んできた。

 

「きゃ!!」

 

「立花殿!!今の技はファイアー・・・まさか!!」

 

ウルフが見ると、そこには魔導士ローブを纏っている人物たちが襲い掛かってきた。ウルフは見たことがあり彼らはかつて奏汰達と一緒にいたときに襲い掛かってきたのだ。

 

「やはり・・・・主が言っていた敵は・・・・」

 

「ウルフ!?なぜ奴が!!」

 

「落ち着け!!奴らがいるのは知っているだろうが・・・うて!!」

 

彼らは魔法を唱えてアルカ・ノイズたちを出してきた、響は右腰を押すとフレイムフォームへと変身をしてフレイムセイバーをつかんで構える。

 

「であああああああああああああああ!!」

 

フレイムセイバーでアルカ・ノイズたちを切り裂いていき、さらに左腰を押すとストームフォームへと変身をして槍が出てきてストームハルバードを構えている。

 

「ぐるるるるるるる!!」

 

ウルフはアルカ・ノイズたちを突き刺していき、口から闇の光弾を放っていき撃破していく。

 

「なんて奴だ!!」

 

『READYGO!!ボルティックフィニッシュ!!』

 

「はああああああああああああああああ!!」

 

ビルドGODが変身をした戦兎がボルティックフィニッシュにを放ちアルカ・ノイズたちを撃破した。

 

彼は着地をするとドリルクラッシャーを構えて魔導士たちの方を見ている。

 

「お前ら、俺がお世話になっている世界に進出をしてきた奴らだな?何者だ!!」

 

戦兎はガンモードにしたドリルクラッシャーを構えて魔導士たちに向けていた、だがそこに魔法が放たれてビルドGODたちは吹き飛ばされる。

 

「どあ!!」

 

「ぐ!!」

 

「ぬ!!」

 

三人はバランスを戻して飛んできた相手は逃走をしていた、戦兎たちは変身を解除をして無事だったのを確認をしている。

 

「戦兎殿助かりました。」

 

「気にするな、しかし・・・あいつらはお前らを攻撃をするために襲ってきたとみた・・・厄介だな・・・アダムとそうだが・・・奴らの魔導士も・・・」

 

戦兎は魔導士たちのことも気にしながら、彼女たちと共にSONG基地へと帰還をした。

 

それを見ている魔導士がいた。ギラセイナだ。

 

「おのれ・・・まさか奴が追いかけてくるとはな・・・如月 戦兎・・・だがまぁいい蘇るがいい・・・・かつて奴に敗れた戦士よ。」

 

『仮面ライダーベリアル。』




次回 奏汰はサンジェルマンたちと行動を共にしている中、戦兎は彼女たちと共に奏汰捜索をする中突然として襲い掛かってきたショッカーの戦闘員たち、そしてそれを操っている敵が・・・

「お前は!!」

次回「復活をしたかつての敵。」

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