戦姫絶唱シンフォギア 通りすがりの仮面ライダーの力と戦姫たち   作:桐野 ユウ

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アダムが現れる。

奏汰はサンジェルマンたちと一緒にアダムたちが計画で必要な輝石を壊していたが、6つ目を壊したところで困ったことが発生をしている。

 

「困ったダワサ・・・あと三つはあいつ自ら仕掛けたからあたしたちはその場所を知らないってこと。」

 

「困ったわね、確かに六つはあなたたちが仕掛けたからわかるけど・・・・あいつが仕掛けたとなると私たちでも探すのに時間がかかるわね・・・」

 

「やむを得まい、六つだけでも壊しただけでも奴の計画は来るっていると思うけど油断ができないな。」

 

奏汰はディケイドの姿のまま六つの輝石を壊したので、一度彼女たちと一緒に隠れ家の方へと帰投をするのであった。

 

一方で戦兎たちは現れたアルカ・ノイズを倒していた、翼とクリスは奏汰がいないので寂しい状態だ。

 

(・・・・なのはたちも俺がいないときはこんな風に落ち込んでいるのかな?一度オラリオからミッドチルダの方へ戻ったほうがいいかな?)

 

戦兎はマッドローグGODになり隣に美海が現れてクローズGODに変身をしていた。

 

「戦兎・・・・・・・」

 

「大丈夫だ、しかし・・・・」

 

二人はアルカノイズを見ながら戦っているが、最近は数が多く出てきている気がする。奏者たちもライダーギアへと変身をして持っている武器などを使いアルカ・ノイズたちを次々に撃破していく。

 

「『ジョーカーエクストリーム!!』」

 

ダブルモードの二人が放ったジョーカーエクストリームが命中をしてアルカ・ノイズを撃破していく。

 

「多すぎるわよ!!」

 

マリアはドライブモードへと変身をしてファンキースパイクを装着をして棘を連続して放ち攻撃をしている。

 

『ストライクベント』

 

「はあああああああああああ!!」

 

ドラグクローから炎が放たれてアルカ・ノイズたちは燃えていく、そこに奏が変身をしたゴースト闘魂のサングラススラッシャーで斬撃をして切りつける。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

翼はブレイドモードになっており、クリスはオーズモードでブレイラウザーとメタジャリバーで攻撃をしてアルカノイズたちを撃破していく。

 

マッドローグとクローズはゴッドクロスドライバーのレバーをまわしていき必殺技を放つために構える。

 

『『READYGO!!』』

 

二人は一気に飛び蹴りの構えをする。

 

『エボルテックアタック!!』

 

『ドラゴニックフィニッシュ!!』

 

「「はああああああああああああああ!!」」

 

二人の蹴りが命中をしてアルカノイズたちが次々に撃破していく、二人は着地をして辺りを見てアルカ・ノイズたちが次々に現れていく。

 

「まだいるみたいね・・・・」

 

「なぜこいつらがこんなに?」

 

「それは君たちを完全に倒すために投入をしたからだよ。」

 

「「「「!!」」」」

 

全員が上の方から声が聞こえてきたので見ているとアダムとティキが現れる、マッドローグGODはトランススチームガンライフルモードを構えていた。

 

「アダム!!お前の野望を止めて見せるぞ!!」

 

「それはできるか!!神になった人間ごときが!!我に勝てるとでも思ったか!!私はすでに手に入れたのだよ!!いでよティキ!!」

 

「アダムのために!!」

 

ティキはディバインウェポンと呼ばれるものを装着をしてシンフォギア奏者たちとマッドローグたちに襲い掛かってきた。

 

「エボルト!!」

 

『おうよ!!』

 

中から仮面ライダーエボルも現れて三人の仮面ライダーは攻撃をする。

 

「そんなこうげき効かないさ!!」

 

ティキが操縦をするディバインウェポンの剛腕が三人の仮面ライダーたちを吹き飛ばした。

 

「が!!」

 

『どあ!!』

 

「く!!」

 

「戦兎さん!!」

 

「馬鹿!!」

 

「え!?」

 

響に剛腕が放たれるが・・・・

 

『アタックライド インジシブル。』

 

響の姿が消えてティキたちは探していると光弾が飛びティキは睨んでいた。響は目を開けるとバーコードの戦士が立っていた。

 

「零児さん!!」

 

「遅れてすまない響ちゃん、もう大丈夫だ。」

 

彼は彼女を降ろしてライドブッカーを構えている。クリスと翼は涙目になっておりほかのメンバーたちも喜んでいた。

 

「奏汰君!!」

 

「戦兎さん・・・お久しぶりですね。」

 

「あぁだが話は後だ。まずは・・・あの兵器をどうにかするぞ!!」

 

「あれを突破するには俺じゃありません、奏と響ちゃんがカギなんです。」

 

「カギ?」

 

マッドローグGODは響達の姿を見てから納得をして前を向く。

 

「そういうことか・・・・ならお前が彼女たちに教えてやれ、その間は俺たちがなんとかするさ。」

 

彼は新たなフルボトルを出していた。彼はそれをゴッドクロスドライバーにセットをする。

 

『ビルド!!』

 

『クローズ!!』

 

『エボル!!』

 

『『『トリプルエボリューション!!』』』

 

彼はレバーをまわしていくと、美海が変身をしたクローズGODとエボルトが変身をしたエボルが光りだした。

 

『おいおい相棒、なんだよそれ!!』

 

「まぁ気にするな!!」

 

『『『AREYOUReady?』』』

 

「ちょ!!」

 

『待ってくれ!!』

 

「変身!!」

 

二人が光りだしてジオウトリニティのように右肩にクローズの顔が、左肩にエボルの顔が合体をしてビルドの仮面が中央にずれていき頭部は新たな頭部になり顔はラビットラビットやタンクタンクのような顔になっている。

 

仮面ライダービルドトリニティフォームへと変身をした。

 

「俺は仮面ライダービルドトリニティ、この新しいフルボトルビルドクローズエボルフルボトルを使い変身をした新たな姿!!」

 

『なんかクローズビルドみたいね。』

 

『こっちからしたらクローズエボルだ、とりあえず相棒!!』

 

「あぁいくぜ!!」

 

ビルドトリニティはドリルクラッシャーとビートクローザを装備をしてティキのディバインウェポンに突撃をする中、ディケイドは奏者たちを集めていた。

 

「あたしと響がカギってことか?」

 

「そうだ・・・ガングニールの神殺しの力を使えば・・・・おそらくあれを撃破することが可能となるはずだ。」

 

「私たちのガングニールが・・・」

 

「そういうことだ、奏汰どうする?」

 

サンジェルマンたちはすでに戦う準備をしている、彼女もファーストローブを纏い持っている銃剣を構えている。

 

「決まっているさ、アダムを止める!!あいつがすることを俺はゆるすわけにはいかないんでね!!」

 

ディケイドはケータッチ改をとりカードを入れる、

 

『クウガ アギト リュウキ ファイズ ブレイド ヒビキ カブト デンオウ キバ ダブル オーズ フォーゼ ウィザード ガイム ドライブ ゴースト エグゼイド ビルド ファイナルカメンライドディケイド!!』

 

ディケイドはスーパーコンプリートフォームへと変身をしてライドブッカーをソードモードにしてアダムに切りかかる、それを合図にサンジェルマンたちも動いてアダムに追撃をする。

 

一方で響達はティキのディバインウェポンへ攻撃をしていた。戦兎たちが変身をしたビルドトリニティは持っている武器がディバインシールドとランサーウィップを右手に持っており鞭モードでティキに絡ませて高圧電流を放っていた。

 

「ぐ!!おのれ!!」

 

「させないわよ!!」

 

『バインドプリーズ!!』

 

『ウインチオン』

 

マリアとクリスの二人はディバインウェポンの足に絡ませて転ばせる。

 

「この!!」

 

「はああああああああああああああ!!」

 

『キック サンダー マッハ ライトニングソニック』

 

『エクシードチャージ』

 

『タイムブレーク』

 

翼、セレナ、未来は飛びディバインウェポンに蹴りが命中をする。

 

「おのれえええええええええええ!!」

 

一方でアダムの方でも戦闘を行っておりディケイドが放つ斬撃をアダムは帽子を投げつけるが彼はそれを切り接近をして切りつける。

 

「貴様!!」

 

「後ろ!!」

 

「な!!」

 

カリオストロが放った連続した拳がアダムを上空へ舞い上がらせる。

 

「アダム!!」

 

ティキはディバインウェポンから飛びだしてサンジェルマンはとどめを刺すための光弾を放つが、それをティキがかばい彼女は爆発をする。

 

「・・・・・・・・馬鹿なやつだ、だが仕方がない・・見るがいい!!」

 

「あれは!!」

 

ビルドトリニティは上空で光が集まっているのを見つける、あれこそアダムが言っていた神の力と呼ばれるものだ。

 

「これで・・私は!!」

 

「今だ!!シャドウ!!」

 

「御意!!」

 

ディケイドの影からシャドウが現れて地面に手を置いた。

 

「闇の手よ!!奴を捕まえろ!!」

 

闇からたくさんの手が現れてアダムの足に絡ませていく。

 

「な!!」

 

アダムはほどこうとしたが、そこに変身をしたセイラが体当たりをしてアダムは攻撃をするが彼女の機動性にかわされていくと、神の力が響の体の中に入っていく。

 

「え!?」

 

彼女は神の力が包んでいく、全員が彼女の方を見ていた。そこからウルトラマンのような姿へと変わった。

 

その姿は先ほどのティキが使っていたディバインウェポンのような姿へと変身をした。

 

『ぐああああああああああああああああああああああああああああああ!!』

 

「まじかよ・・・・・・響ちゃんに神の力が・・・・」

 

ビルドトリニティも驚いているが、アダムは怒り狂っていた。

 

「おのれ・・・・おのれおのれおのれ!!おのれえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!」

 

アダムの姿が人間から化け物のような姿へと変身をした、ビルドトリニティはディバインシールドを構えていた。

 

「ファイナルエミシオン!!」

 

『ファイナルアタックライド ディディディディケイド』

 

「ディメンションブラスト!!」

 

二人のライダーが放った攻撃は化け物のアダムは二人の攻撃を彼はダメージを受けているがそれでも二人を吹き飛ばした。

 

「ぐあ!!」

 

「奏汰!!」

 

「この野郎!!」

 

『リミットブレイク』

 

「ライダー超電導ボンバー!!」

 

クリスはフォーゼモードへとなりマグネットステイツに変身をしてライダー超電導ボンバーを放ちアダムに攻撃をするがダメージは受けていない。

 

「まじかよ!!」

 

「くらうがいい!!」

 

アダムは口から光弾を放ち全員に向けて放ったが、巨人化した響が動いてアダムが放った攻撃をガードをした。

 

「響!!」

 

「貴様!!」

 

「・・・・せない・・・・」

 

「なに!?」

 

「・・・みんなは・・・・私が・・・守る!!」

 

「響ちゃん!!」

 

わずかに残っていた響の意識が体を動かしてアダムから放たれた攻撃をガードをした、ディケイドのライドブッカーが光りだして彼は腰からカードを出す。そこには響の顔が書かれているカードだ。

 

彼は右腰のバックルに装填する。

 

『ファイナルフォームライド ヒビヒビヒビキ』

 

「響ちゃん、ちょっとくすぐったいぞ!!」

 

彼は巨人の響を押すと、彼女の体が光りだして中から響ちゃんが出てきた。彼女のガングニールには両肩部に新たに装甲が装備されており背中には六つの機械の羽が装備されており両手のバンカーも大きくなっていた。

 

「馬鹿な!!神の力を自身に取り込んだというのか!?」

 

アダムは驚いているが、響は自身の手を握りしめて両手のバンカーが回転をしだした。彼女は突撃をしてアダムは尻尾で攻撃をしようとしたが・・・

 

「させん!!」

 

ディケイドがライドブッカーソードモードでアダムが放った尻尾を切り落として上からビルドトリニティがエターナルガンナーをストライクガンナーモードへと変えて弾を放ちアダムの顔に命中させる。

 

「おのれ!!」

 

「だあああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

響は両手のバンカーを回転させてアダム怪物体にダメージを与えていく。

 

「皆!!」

 

「わかっているわ!!」

 

「はい!!」

 

「響先輩に力をデース!!」

 

「うん!!」

 

「響!!受け取って!!」

 

8人のシンフォギア奏者たちの歌のエネルギーが響にむけて放たれる。

 

「力が・・・・・力がみなぎってきた!!うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!シンフォギアああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

彼女の装甲が金色へと変わっていき構え直す。

 

「和也師匠・・・・技をお借りします!!

 

響はさらに上空へとび構えている。

 

「スーパーライダー!!稲妻閃光キック!!」

 

彼女が勢いよく放った稲妻閃光キックがアダムのボディに命中をする。アダムは耐えて追撃をしようとしたが・・・彼女は回転をしてアダムのボディを貫通をする。

 

「ば・・・・馬鹿な・・・・この・・・私がああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

アダムの叫びと共に大爆発が起こり、アダムは戦死をした。着地をした響のところに全員が駆け寄っていく。

 

響の装備されていたギアは彼女の中へと戻っていき元のガングニールの力に戻った。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

戦兎は響ちゃんの中にある神の力を見ておりどうするか考えていた。

 

「戦兎さん・・・・・・・」

 

奏汰が声をかけていたが、彼は目を閉じていたのを開けて彼女を見ていた。

 

「今、彼女の中には神の力が入っている、おそらくこれからは迫る危機がおとずれるかもしれない・・・・だが君と君たちなら乗り越えていくと俺は信じている。奏汰君あの子たちを支えることができるのは君だけだ。」

 

「戦兎さん・・・・・・・・・」

 

「じゃあ。」

 

戦兎は開いた扉の中へ入っていき世界を去っていくのであった。

 

「・・奏汰、戦兎さんはなんて?」

 

「響ちゃんの中にある神の力をめぐる戦いが行われる可能性があると言っていた、だが俺や俺たちなら乗り越えていけるといっていたよ。」

 

「ふふ神さまが言うとなんだか頼りになるわね。」

 

「そうだな・・・・さて帰ろう!!俺たちの家に!!」

 

ちなみにサンジェルマンたちの家に関しては・・・・・

 

「お前らまでなんでいるんだよ!!」

 

すでにウルフたちも一緒でさらにはキャロルたちも一緒なのでさらに家に大量の人物が居候となっていたが・・・正宗が改装を依頼をしていたので家はかなり大きい家へと変身をしたのであった。




次回 アダムとの戦いも終えて奏汰は久々に家でのんびりをしていた、彼はこれまでの戦いを振り返ることにした。

次回「戦いの歴史。」

速報 コラボ小説再び、現在活動報告にて募集をしております。まだまだ募集はしておりますのでよろしくお願いいたします。

メンツコアラさんとクレイトスさん・・・キャラ詳細をお願いいたします。

ではでは

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