戦姫絶唱シンフォギア 通りすがりの仮面ライダーの力と戦姫たち   作:桐野 ユウ

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前回 奏汰たち二課は完全聖機物デュランダルの護衛をするために移動をするが、ノイズたちが襲い掛かってきてさらにはクリスの襲来をして翼と激突をする。

だがデュランダルをつかんだ響が暴走をして、ディケイドこと奏汰はコンプリートフォームへと変身をしてデュランダルのエネルギーと激突をして相殺をする。




奏汰とクリス

奏汰side

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

俺たちのデュランダル護衛任務は失敗に終わり、デュランダルは二課にて保管されることとなった。俺たちはノイズが現れたらいつも通りに出動することとなるが・・・最近は響ちゃんが元気がないみたいだ。流石に俺が聞くわけにはいかないので奏にお願いをすることにして、俺は外をのんきに歩いている。

 

「ふぅ・・・・・・」

 

俺は久々に街を歩いていた。ノイズがいない平和な感じだ・・・だが俺は一つの視線を感じていた。

 

(誰だ・・・先ほどから俺を付けている感じだ・・・仕方がない、少しだけはやく歩いてみるか・・・)

 

スピードを上げているが、相手は俺を振り切らせないためにスピードを上げている、やむを得まい・・・

 

俺はひょいっと隠れてネオディケイドドライバーを装着して変身する。

 

「変身」

 

『カメンライド キバ!』

 

俺は直接ディケイドキバへと変身してさかさまに引っかかるようにして誰が追いかけてきたのか見ることにした。

 

「くそ!!奏汰が見えたから追いかけてきたのに!!」

 

(あれはクリス?なぜ彼女が・・・・)

 

俺はさかさまになっていたがすぐに彼女の近くに着地した。

 

「ひぃ!!」

 

「あっはっはっはっはっはっは!!相変わらず怖がりなのは変わらないみたいだねクリス」

 

「・・・・・・・・・奏汰・・・・」

 

俺はネオディケイドドライバーを外して変身を解除した。彼女とはあの時テロにあったときに一緒に逃げた時以来だ・・・だからあの後もずっと気になっていた・・だが俺はその時に奴ら大ショッカーにつかまってしまいそこから記憶を失ってしまった・・・・

 

「奏汰・・・奏汰!!」

 

彼女は俺に抱き付いてきたが・・・って胸!!おかしくない・・・?なにその大きさ・・・俺もびっくりだよ!!

 

「さて話を戻すが・・・お前がなぜ俺を追いかけてきたのかわからないが・・・あの時俺たちに襲い掛かったのはお前で間違いないな・・・」

 

「・・あぁそのとおりだ・・・あたしがネフシュタンの鎧を着ていたのを知っているな・・・」

 

『・・・・一体誰が・・・君を・・・」

 

「フィーネ・・・あたしを拾ってくれたのはフィーネだ・・・」

 

「・・そうだったのか・・・・」

 

「なぁ奏汰・・・なんであの時零児と名乗っていたんだ・・・なぁ・・・教えてくれよ!!」

 

「・・・それは・・・」

 

俺が話をしようとしたときにノイズが現れた。

 

「これは・・・ノイズだと!?」

 

「フィーネ!!」

 

俺は彼女が言っているフィーネというやつがノイズを出したということがわかった。俺はネオディケイドドライバーを装着して変身する。

 

「変身」

 

『カメンライド キバ!!』

 

先ほど変身したディケイドキバへと変身をして構える。クリスはネフシュタンの鎧を装着をしているが・・・すると

 

「・・・奏汰を守るのはあたしだ!!パージ!!」

 

「なに!?」

 

俺はパージという言葉を聞いて地面に伏せると、クリスはネフシュタンの鎧をパージしてノイズたちを撃破していく。

 

「Killter ichaval tron」

 

彼女のペンダントが光りだして赤い装甲をした姿へと変わる。シンフォギアって言うやつか・・・

 

「それがお前の・・・・」

 

「・・・・おらああああああああああああ!!」

 

クリスは両手に装備したギアを変形させたガトリングを放ちノイズたちにを撃ち落としていく。俺もフォームカードを構えて変身する。

 

『フォームライド キバ バッシャー!!』

 

俺はディケイドキバ バッシャーフォームへと変身するとバッシャーマグナムを構えてクリスと一緒にノイズたちを撃破していく。

 

悪くないな・・・・

 

奏汰side終了

 

クリスside

 

あたしは今夢を見ているんじゃないか・・?奏汰と一緒に戦っている、昔と違いあたしには力がある!!

 

あたしに会わせて奏汰も射撃形態へと変わってくれて一緒に放っている・・・やっぱり奏汰はあたしの暖かい場所だ・・・

 

(あぁ奏汰・・・・奏汰奏汰奏汰!!)

 

「・・・なんだ、戦っている最中なのに背中に冷汗を感じたが・・・まぁいいか」

 

『フォームライド キバ ガルル!!』

 

奏汰が青いフォームへとなったが・・・気にいらねぇ・・・あの女がなっていたフォームになるなんてよ・・・許せねぇ!!

 

「おら!!」

 

剣を持ってノイズを切っていく奏汰・・っていかんいかん、今は奏汰を助けないとな!!

 

「おら!!」

 

あたしは脚部からミサイルを放ちノイズだけに当たるようにしている。

 

「サンキュークリス!!」

 

『フォームライド キバ ドッカ!!』

 

今度は紫のフォームになって大きなハンマーを振り回しているってすごいなおい!!

 

クリスside終了

 

一方で二人が戦っている近くでは・・・・

 

「赤心少林拳・・・桜花の舞!!」

 

響はガングニールを装着して襲い掛かってきたノイズに桜花の舞を放ち吹き飛ばす。だが彼女はあるミスをしていた・・・それは・・・・

 

「ひび・・・き・・・・・」

 

「・・・・ごめん未来・・・・今は・・・安全な場所へ逃げて」

 

響は急いでノイズを倒すために奏汰たちがいる場所へと飛んで行く。

 

「響・・・いったい何があったの?」

 

未来はそれを見ていることしか・・・できなかった。

 

一方でディケイドたちもノイズの多さに苦戦をしていた。ディケイドキバもダメージを受けてしまう。

 

「ぐあ!!」

 

「奏汰!!この野郎!!」

 

クリスはクロスボウにしたギアで攻撃してノイズを爆散させる。

 

「やばいな・・・・変身」

 

『カメンライド ウィザード!プリーズ ヒーヒーヒーヒ―ヒ―!!』

 

ディケイドウィザードへと変身してウィザーソードガンを構えて切りつけていくがそこに。

 

「はいいいいいいいいいいいいい!!」

 

「響ちゃん!!」

 

「零児さん!!ってその子は・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

クリスはギアを響に向けていた。

 

「え?」

 

クリスside

 

なんだよ・・・あいつは、奏汰を零児と呼びやがって・・・あたしの・・あたしの奏汰を!!

 

「そこは・・・そこはあたしの居場所だ!!あたしの・・・あたしの暖かい場所なんだ!!」

 

あたしはあいつに向かってガトリングを放つが・・・・・

 

『アタックライド ディフェンド!!』

 

炎の魔法陣が現れてあたしが放ったガトリングの弾がガードされる。

 

「よせ、クリス・・・・今俺たちが戦うのはノイズだ・・・・」

 

「奏汰・・・・・・・・・・」

 

あたしはギアを降ろす、だがそこに大きな剣が・・・間違いない・・・あの剣は!!

 

「翼!!」

 

「待たせたな!!」

 

もう一人のガングニールの装着者も到着って奴か・・・

 

「ふん、どうやら奏者がそろったな・・・・」

 

「お前は・・・・・」

 

この声間違いない、あたしは声を荒げる。

 

「フィーネええええええええええええええええええええええ!!」

 

あたしが装着をしていたネフシュタンの鎧を装着をして奴は立っていた。

 

クリスside終了

 

「貴様が仮面ライダーか・・・・・」

 

「・・・お前がフィーネか・・・・クリスを利用をした罪・・・償ってもらうぞ?」

 

ディケイドウィザードはウィザーソードガンを構えているが。フィーネは持っているソロモンの杖を出してノイズたちが現れる。

 

「なるほど、その武器がノイズたちを召還するものなのだな?」

 

「そのとおりだ、やれ」

 

現れたノイズがディケイドたちに襲い掛かってきたが、ディケイドウィザードのウィザーソードガンの銃口から弾が放たれてノイズたちを吹き飛ばす。

 

『フォームライド ウィザードフレイムドラゴン!!』

 

姿がディケイドウィザードフレイムスタイルがフレイムドラゴンへと姿を変えて、さらにアタックカードを装填する。

 

『アタックライド ドラゴタイマー!!』

 

魔方陣が現れてそこに手を突っ込んでドラゴタイマーをとりだして右手に装着する。

 

『セットアップ スタート!!』

 

ウィザーソードガンソードモードを構えて突撃をしてノイズたちを切っていき、青いタイマーに針がさすとスタップをする。

 

『ウォータードラゴン!』

 

ディケイドウィザードウォータードラゴンが現れてガンモードのウィザーソードガンで攻撃が命中をしてノイズたちを吹き飛ばしていく中、針は緑色へと到達をしていた。先ほど同じようにスタップをする。

 

『ハリケーンドラゴン!!』

 

魔方陣が現れてディケイドウィザードハリケーンドラゴンが現れて切りつけていく、奏者たちは現れているウィザードディケイドの戦いを見て驚いているばかりだ、針が黄色に到達をしてスタップする。

 

『ランドドラゴン!!』

 

さらに魔方陣が現れてディケイドウィザードランドドラゴンが現れてその剛腕でノイズたちを吹き飛ばしていく。

 

『ファイナルタイム!!』

 

「いくぜ?」

 

『ドラゴンフォーメーション!!』

 

四人のディケイドウィザードに魔方陣が発生をしてそれぞれにドラゴンの力が解放されて、攻撃をしていきノイズたちを撃破していく。

 

「ここまでだな・・・・・」

 

フィーネは不利と考えたのか撤退していき、クリスも彼女たちといるわけにはいかないので姿を消す。

 

だが奏汰だけはなぜクリスがシンフォギアを持っているのか気になっていた。メンバーたちは基地へと帰還して、奏汰は彼女のことを聞くことにした。

 

「弦十郎おじさん、あの子を・・・クリスを知っていたのですか?」

 

「・・・あぁ、彼女は雪音 クリス・・・・本来だったら我々が保護するはずだった・・・だが彼女が君と離れてから日本へと戻っていたが・・・そこで消息が不明となっていた・・さらには奪われていたイチイバルと共に・・・・・」

 

「そしてクリスを利用をしていたのが、フィーネと名乗る女・・・・いったい奴は何者なのか・・・俺にもわからないな・・・・」

 

そして未来は協力者として二課の民間協力者となった。

 

奏汰も仕事を終えて家へと入ろうとしたが・・・・リビングの電気がついていることと家の扉が空いていることに驚いている。

 

(おかしい、出る時は鍵を閉めておいたはずだが・・・・なぜ?)

 

奏汰はライドブッカーをガンモードを構えていつでも撃てるようにして家の中へ入り、リビングへ入る。

 

「おーおかえりーーーーー」

 

「ずこ!!」

 

奏汰はずっこけた。何故ならクリスが家におり、普通にテレビを見ていたからだ。

 

「これ面白いな!!」

 

「・・・クリス、いったいどうやって俺の家に入った?ってかどうやって俺の家がわかった!!」

 

「・・・・ん」

 

「ん?」

 

奏汰は胸にあるものがついていることに気づいた。彼はそれを外してみるとぴぴぴとなっている・・・・

 

「おいこれって発信機?」

 

「そそ、それで家の場所は把握していたってわけ。家の方は空いていたぞ?不用心だな、奏汰は」

 

「・・・まじか」

 

「おう!!安心しろよ、なんも盗んでいないぞ?」

 

「・・・そうかって・・・まてまてお前ここにいるってことは?」

 

「おう!!一緒に過ごそうぜ!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

奏汰は奏汰で別の問題が起きていることに頭を痛めているのであった。




次回 奏汰がクリスと一緒に住むようになって一週間がたつ、ノイズが出たら彼は出動をするためにクリスも友にいることが多いため、翼は目の敵をする。

そしてついに!!

次回「翼、奏汰の家に」

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