戦姫絶唱シンフォギア 通りすがりの仮面ライダーの力と戦姫たち 作:桐野 ユウ
奏汰side
ナゾット博士が乗ってきたジェット機とに乗りこんだ俺達は彼の運転の元魔王城へと向かっていた。カナリアは父と話すために・・・・・・こんな戦いを終わらせるために俺達は魔王の城へと向かっているとナゾット博士が話しかけてきた。
「奏汰君間もなく当機は魔王の城へ到着をする・・・・・・おそらく話し合いをするのは難しい状態になっている。それでも君は?」
「えぇ話をするつもりです。もし戦うことになれば・・・・・・俺は・・・・・・」
ネオディケイドドライバーを持ちながら決意を固めているが、正直って戦いたくないな・・・・・・そして機体が着地をして俺達は外の方へと出る。
「魔王城・・・・・・」
「ここが魔王城なの?」
「そうだ。さておい!!」
「奏汰さま!?どうしてあなたさまが!!」
「ゼルフィスに会う。さっさと案内をしてくれ!!」
「はは!!」
「カナリアお嬢様おかえりなさいませ!!」
「私はいいからはやく父上のところへ!!」
俺達は兵士たちの案内を受けて全員で魔王の間へと向かっていく。俺はディケイドの姿へと変身をした。
「奏汰?」
扉が開いて突然炎の弾が飛んできた。俺はライドブッカーソードモードでその弾を切り飛ばしてきた相手を睨んでいた。
「どういうつもりだゼルフィス!!」
「お父様!?」
「・・・・・・久しぶりだな青空 奏汰・・・・・・そして我が娘カナリアよ。」
「父上!!話はききました。再び人間と戦うと!!」
「そうだ、私は再び人間界支配をするために立ちあがったのだ!!」
「しかし!!」
「くどいカナリア!!まずはお前から倒させてもらうぞ!!」
「ちぃ!!」
カナリアに放った一撃を俺ははじかせた。どうやら話し合いでは決着がつきそうにないな・・・・・・
「本気なんだな?ゼルフィス・・・・・・」
「私は本気だ青空奏汰・・・・・・話し合いなどで終わらせるつもりはない・・・・・・」
「・・・・・・わかった。」
俺はライドブッカーソードモードを構えるとゼルフィスも剣を出して俺に向けていた。すると結界が張られて俺達だけがこの中に閉じこまれた。
奏汰side終了
「これは!!レイビス!!どうして結界を張った!!」
カナリアがレイビスと呼ばれた女性に声を荒げている。
「申し訳ございません・・・・・・魔王さまゼルフィスさまの最後の命令です・・・・・・」
「最後のってどういうことよ!!」
「ゼルフィスさまは彼に撃たれるのを望んでいるのです。自分の勝手な戦いでほかの魔族たちに迷惑をかけるわけにはいかないと・・・・・・そしてあなたたちがこの世界へ帰ってきたと聞いて決意を固めたのです。」
「ち、父上・・・・・・」
「カナリア・・・・・・」
セレーヌが彼女のそばに行きクリスたちも中に入れない様子を外でうかがうしかなかった。
中ではディケイドとゼルフィスの剣がぶつかっていた。ライドブッカーからライダーのカードを出してネオディケイドドライバーに装填をする。
「変身。」
『カメンライド クウガ!!』
ディケイドクウガへと変身をして拳でゼルフィスのボディを攻撃をした。
「は!!」
魔法陣から炎の弾が放たれてディケイドクウガを吹き飛ばすが彼はフォームカードを出してそれを装填する。
『フォームライド クウガ ペガサス!!』
ペガサスフォームへと変身をしてペガサスボウガンを引いてトリガーを引き弾がゼルフィスに命中をする。
ディケイドクウガは接近をしてカードを装填する。
『カメンライド ダブル!サイクロン!ジョーカー!』
ディケイドダブルへと変身をしてゼルフィスに風の蹴りをお見舞いさせて吹き飛ばした。だがゼルフィスは剣を変えて槍を装備をしてディケイドダブルのボディに槍が命中をして火花が散らして吹き飛ばす。
「くらうがいい!!エクスプロージョン!!」
飛んできた炎の魔法を受けてディケイドダブルはダメージを負ってしまいディケイドになり地面に倒れてしまう。
「が・・・・・・(なんて魔法だ・・・・・・以前よりも強くなっている・・・・・)」
「どうしたディケイド!!貴様の力はそんなものか!!ならこれで終わりにしてくれる!!」
彼は走りながら剣を構えてディケイドに突撃をしてきた。彼はボロボロの状態ながら立ちあがり彼がふるった剣を左手の装甲で受け止めた。
「ぬ!!」
「・・・・・・であああああああああああああ!!」
そのままゼルフィスが持っている剣を右手の手刀で叩き折った。
「俺の剣を叩き折ったのか!!だがそれでも!!武器はまだある!!」
槍を振り回してディケイドに攻撃をしてきた。回避をしていく中でディケイドはライドブッカーガンモードにしてゼルフィスのボディにゼロ距離発射させて彼は逆に膝をつかせた。
「ぐ・・・・・・」
「よせ、これ以上の無意味な戦いをしてどうする!!カナリアを悲しませるだけだ!!」
「ふふふふ、確かにな・・・・・・だが!!」
「!!」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
突撃をしてきたゼルフィスにディケイドはライドブッカーソードモードにして構えている。
「であああああああああああ!!」
「く!!」
ゼルフィスは槍で突撃をしてきた、ディケイドはどうしたらいいと考えていたが・・・・・・彼の槍をくらい貫かれてしまう。
「が・・・・・・ぐおおおおおおおおおおおおおお!!」
そして彼の斬撃がゼルフィスのボディを切り裂いた。
「ぐ・・・あ・・・・・・・・・」
槍を抜いたディケイドの腹の部分から血が出血しているので彼は膝をついた。そして結界が解除された。
「父上ええええええええええええええええ!!」
倒れているゼルフィスのところへカナリアは走っていく。ディケイドこと奏汰もそのまま倒れてしまう。
「「奏汰!!」」
「「零児!!」」
装者たちは彼のところへ行く。
「うぐ・・・・・・」
「父上・・・・・・」
「・・・・・・奏汰、やはり君は優しすぎる・・・・・・今の一撃も君は倒せたはずだ・・・・・・なぜ?」
「カナリアを悲しませたくないからだ・・・・・・・・・」
「奏汰・・・・・・」
「そうか・・・・・・私の完全敗北だ・・・・・・」
ゼルフィスが言っていると突然爆発が起こった。
「何事だ!!」
「大変です魔王さま!!魔導士たちが攻めて来ました!!」
「なに!!」
「・・・・・・・・・・・・」
奏汰はボロボロの体で立ちあがり様子を見る。そこではギラセイナが魔王の城を攻撃をしていた。
「やれええええ!!魔王たちを完全に滅ぼせ!!」
「・・・・・・」
彼はネオディケイドドライバーを装着をして変身をしようとしていた。
「まって奏汰!!そんな体で変身をしたら死んじゃうよ!!」
「だが・・・・・・この状況をほっておけない!!俺は戦う!!仮面ライダーとして!!」
「まて青空 奏汰。レイビス」
「はい。」
レイビスから放たれる光が奏汰に当たり彼の体が回復された。
「これは・・・・・・」
「頼む。」
「・・・・・・あぁ!!いくぞ!!」
「「「「おう!!」」」」
「変身!!」
『カメンライド ディケイド』
翼は鎧武モード、クリスはオーズモードに調と切歌はダブルモードへと変身をしてギラセイナの前にたつ。
「青空 奏汰ああああああああああ!!貴様さえいなければ!!」
「ギラセイナ・・・・・・今度こそけりをつけてやる!!」
「それは私の台詞だ!!やれえええええええええ!!」
「ウルフ!!リュージン!!セイラ!マレルース!ガーラ!アルフェンヌ!!遠慮はしないでいい!!ただし殺すなよ?」
「了解した!!」
「は!!」
「主の命令ですからね!!いきます!!」
「私たちもいくよ!!いきなブラックゴーレム!!」
『ぐおおおおおおおおおおおお!!』
魔導士たちや兵士たちがディケイドたちに襲い掛かってきた。
『バナスピアー!!』
「奏のように行かないけど・・・・・・いざ参る!!」
バナスピアーを出した翼は兵士たちの武器だけを攻撃をしていき戦闘不能にさせていく。
『ルナ!』『トリガー!』
『切ちゃん!!』
「そこでーす!!」
ルナトリガーの放つ変則な弾丸が兵士たちの手に命中をして彼らが持っている武器を落としていく中、シャウタコンボへと変身をしたクリスは両手のウナギウィップを振り回している。
「おらおらおらおらおら!!感電をしてな!!」
「「「「びりびりびりびりびりびり!!」」」」
兵士たちを感電させて痺れさせている。
「わおおおおおおおおおおおおおおん!!」
ウルフは角を光らせながら突撃をして兵士たちはそれに倒されて行く。
「はあああああ!!」
リュージンは口から火炎放射を放ち彼らを威嚇しているところにアルフェンヌのエルフたちが武器などを使い彼らを次々に戦闘不能にしていく。
ディケイドは回復をした体でギラセイナとぶつかっていた。
「おのれおのれ!!青空 奏汰!!あの時貴様がこの世界に来なかったら今頃魔族たちを滅ぼしていたのに!!」
「お前がやっていることはただの殺しだ!!お前の本性は知っている。やがて世界を自分の物にしようとしている奴が何を言っている!!」
ライドブッカーソードモードで彼の杖に攻撃をして、さらにシンフォギアカードを出す。
「変身!!」
『シンフォギアライド マリア!!フォームライドマリア!アガートラーム!!』
ディケイドマリアへと姿を変えてさらにガングニールからアガートラームへと姿を変えて持っている短剣でギラセイナへ攻撃をする。
「であああああああ!!」
「ぐ!!さすが青空 奏汰・・・・・・ならば!!我が魔力の石の力を見せてやる!!」
「なに?」
懐から黒い魔石三体なのを出した。それを自分の胸に押し付けた。
「ふっはっはっはっは!!力がみなぎってきたぞ!!では第二ラウンドを始めるか。」
一瞬でディケイドマリアの近くに現れておなかに蹴りを入れて吹き飛ばす。
「ぐうう・・・・・・」
「奏汰!!」
「野郎!!」
翼たちもディケイドが吹き飛ばされたのを見て彼に攻撃をしようと接近をする。
「お前たちにはこいつらをプレゼントだ!!」
彼は何かを投げると異形な存在が誕生をした。
「アルカ・ノイズ!?」
「くそ!!邪魔をするな!!」
『ヒート!』『メタル!』
「行くデース!!」
『さっさと倒して零児の援護をしないと!!』
メタルシャフトをふるいアルカノイズたちを倒していく、ウルフたちも同じようにアルカノイズの進行で進めない状態だ。
一方で瓦礫に突っ込んだディケイドマリアは起き上がろうとしたとき。
『・・・・・・えますか?』
「声?」
『あなたの後ろにいます。』
「俺の後ろ?これは!!」
そこには鎖でつながっている女性がいた。
『・・・・・・やはりあなたが青空 奏汰さんですか・・・・・・』
「あなたはいったい・・・・・・」
「見ツケタゾ青空 奏汰!!」
ギラセイナは後ろにいる女性の姿を見て目を光らせる。
「まさかここに伝説のウェポンが眠っているとは!!」
「ウェポン?」
「そうだ、こいつこそ伝説の剣。レイガバーン・・・・・・どのような敵も切り裂く剣といわれるほどだ・・・・・・大昔に人間の姿を得ていたが・・・・・・まさかここにいるとはな・・・・・・その力我が使わせてもらう!!」
ギラセイナは彼女をつかもうとしたが・・・・・・
『来ないで!!』
「どあ!!」
「今のは衝撃波・・・・・・」
『私に触れていいのはこの人です!!』
彼女は自ら鎖を引きちぎりそのままディケイドマリアの変身が解除されて青空 奏汰の姿に戻った。
「あれ?」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「奏汰!!」
翼達が駆けつけたとき、レイガバーンは奏汰にキスをしていた。
「「「「ふあああああああああああああああああああああああああああああ!!」」」」
四人はキスをしている二人の姿を見て叫んでいると、二人が光りだして奏汰はディケイドになりレイガバーンは服がはじけて裸となり目を開けて光りだすと剣に変身をした。
さらにディケイドの姿も鎧などが装着されて行き頭部には騎士がかぶるような形の仮面が装着されてディケイドナイトモードへと変身が完了をした。
「これは・・・・・・・・・力がみなぎってくる?」
『これが私の力です。あなたは私のマスター・・・・・・さぁ振るいください。』
「おのれえええええええ!!しねえええええええええ!!」
ギラセイナが特大な大きな火炎の弾を作りそれをディケイドに放った。彼は持っているレイガバーンをふるうと放たれた特大の火炎の弾が消滅をした。
「な!!」
『マスターあなたは今魔法が使えるようになっております。』
「魔法?」
彼は魔法陣が現れたのでギラセイナの体に鎖が巻きついていく。
「な!!捕縛魔法だと!!だがそんなものって力が入ってこないだと!?」
『無駄です。その鎖は魔力を吸収する力を得ていますから・・・・・・さぁマスターどうしますか?』
「どうしますかって言われてもね・・・・・・俺は別に殺すつもりはないからな・・・・・・」
『いえそういう意味じゃなくてですね・・・・・・おそらく彼は人間をやめますよ・・・・・・』
「なに?」
レイガバーンの言葉にディケイドはどういう意味だと聞こうとしたときうぐという声がしたので見るとギラセイナが頭などを抑えていた。
「な、なんだ!!頭が頭がああああああああああああああ!!」
『・・・・・・遅かったですか・・・・・・』
「レイガバーン説明を頼む。」
『了解です。あいつが使ったのは黒き魔石と呼ばれるものです。それは魔族とかが自身の力をあげるために使うもの・・・・・・それを人が使ったりしたら・・・・・・わかりますね?」
「そういうことか・・・・・・」
ギラセイナの体がぶち破られて行き翼たちは目をそらした。そこには化け物になったギラセイナだったものがいた。
「ギラセイナ・・・・・・己の欲望のためにか・・・・・・」
彼はファイナルアタックライドカードを出してネオディケイドドライバーに装填する。
『ファイナルアタックライド ディディディディディケイド。』
レイガバーンにエネルギーが纏われて行きディケイドは無言で振り下ろす。ギラセイナだったものは真っ正面から放たれたレイガバーンの剣を受けて真っ二つに切り裂かれた。
「さらば・・・・・・レイガバーン!!」
『ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』
「うそーーーん!!」
台詞を言ったら後ろで再生をしたギラセイナだった化け物がいたのでディケイドはうそーんと言葉を言ってしまう。
「いやいやおかしいだろ!!真っ二つになったよね!!今!!」
『えぇ真っ二つになったはずですが・・・・・・おや?原因がわかりましたよ?』
「まじですか!!」
化け物になったギラセイナの爪をレイガバーンではじかせながら話をしている。レイガバーン曰く胸の魔石が生きている限り彼の体は再生を続けるということがわかった。
「ぬおおおおおおおおおお!!翼あああああああああああああ!!」
「何奏汰!!」
「胸の魔石狙うことできるか!!」
「胸の魔石!?」
彼女はギラセイナの光る魔石を見つける。だが・・・・・・
「うーん」
ソニックアローを構えて彼女は狙っているが奏汰がいるせいで狙いない。
「奏汰、一瞬だけでも横にそれるってことはできる?」
「一か八かだがやってみる!!」
ディケイドは彼の爪をはじかせて横に飛ぶ。
「そこだ!!」
ソニックアローから矢が放たれてギラセイナの胸の魔石に命中した。すると魔石に罅が入りディケイドはチャンスとばかりにカードを装填する。
『ファイナルアタックライド ディディディディケイド』
黄色いカード状が発生をしてディケイドはジャンプをしてディメンションキックがギラセイナに命中をして彼は反転をして着地をする。
『青空・・・・・・奏汰アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!』
罅が割れて魔石が壊れてギラセイナは爆発を起こした。
「・・・・・・・・・・・・」
全員が変身を解除をして辺りを見ていた。魔導士たちも降参をしておりゼルフィスが彼らのところへとやってきた。
「・・・・・・・・・青空 奏汰・・・・・・お前には迷惑をかけてしまったな・・・・・・」
「気にすることはない。」
次回 奏汰達はセレーヌのが住んでいる城へと戻っていく。結果報告をするためにだ。
次回「セレーヌの城へ結果報告を」