戦姫絶唱シンフォギア 通りすがりの仮面ライダーの力と戦姫たち   作:桐野 ユウ

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第10章 オリジナルXD編ダークディケイド編
ギャラホルンの中へ


翼side

 

「なんだ・・・・・・?」

 

『憎い・・・憎い憎い!!』

 

「いったいなんだ・・・・・・あれはディケイド?」

 

私が見たものはアルカ・ノイズたちを切っていくディケイドの姿・・・・・・だがその姿は私がいつも見ているマゼンダの色じゃなく。黒い色のボディーをしていているディケイド・・・・・・その姿に私は恐ろしさを感じていた。だけど・・・・・・どうして私は黒いディケイドを知っている感じなんだろうかと思う。

 

「は!!」

 

私は目を覚ましてあたりを見る・・・・・・ここは奏汰の家で用意をしてくれた私の部屋だ。だがなんだろうイツモヨリ体の調子が悪い気がしてきた。

 

「・・・・・・・・・・・・4時か・・・・・・」

 

時計の針が4時をさしていたので仕方がないので私はシャワーを浴びることにした。しかしあの夢はいったい・・・・・・

 

翼side終了

 

次の日の朝、司令室に全員が集まっていた。

 

「皆朝からすまない・・・・・・」

 

「おっさんいきなり集合をかけたのには理由があるのか?」

 

「そのとおりだ小娘。先ほどギャランホルンから反応が発生をしやがった。」

 

「ギャランホルンが?」

 

「そのとおりだ。現在もギャランホルンは起動をしている・・・・・・おそらく異世界で何かが発生をしたのだろう。そこで調査をしてきてほしい。」

 

「了解した。では私が行きましょ・・・・・・う・・・・・・」

 

翼が自分が行こうと言ったとき彼女は突然膝をついた。

 

「おい翼大丈夫か!!」

 

「・・・・・・大丈夫だ。」

 

「そんな顔で行かせるわけにはいかないわ!!」

 

「なら俺が行こう。ディケイドの力ならギャランホルンを通ることができる。」

 

「私も行きましょう。ジオウの力で魔王さまと同じですから。」

 

「ふむ奏汰とアオナ君・・・・・・後は誰が・・・・・・」

 

「ならあたしが行くぜ?」

 

「私も!!」

 

「私も行きます!!」

 

「わかった!!今回のメンバーはクリス君、響君、それに未来君にお願いをしよう。」

 

こうしてギャランホルンの調査をするメンバーが決まり彼らはギアや変身をしてギャランホルンの前に立っていた。

 

「すまない雪音、立花、小日向・・・・・・」

 

「なーに心配するなって先輩。」

 

「そうですよ翼さん!!」

 

「ここは任せてください。」

 

「マリアたちはこの世界を頼む・・・・・・」

 

「任せなさい!!」

 

「それじゃあ行ってきます・・・・・・」

 

ディケイドたちはギャランホルンの中を通り異世界へと旅だっていった。

 

「・・・・・・・・・奏汰・・・・・・」

 

「心配するなって翼。あいつが負けるはずがないだろ?」

 

「・・・・・・そうだね。(奏汰・・・・・・無事に帰ってきて?)」

 

翼は隊長を崩してしまった自分が情けないなと思いながらも今は彼らが無事に戻ってきてくれることを祈るしかなかった。

 

奏汰side

 

「・・・・・・ここが別世界か・・・・・・」

 

俺達はギャランホルンの中を通りどこかの場所に到着した。アオナや響ちゃんは辺りを見ていた。

 

「あんまりあたしたちの世界と変わってないみたいだな?ってなんだ?」

 

突然として警報が鳴りだしたので俺達は走りだしてその場所へ行くとノイズが現れて街の人たちを襲っていた。

 

俺はライドブッカーソードモードにして切りかかりノイズを撃破した。ほかの4人もギアやジカンギレ―ドを装備してノイズたちを撃破していく。

 

「妙だ・・・・・・なぜシンフォギア装者たちが出てこない・・・・・・この世界にギアの装者がいな・・・・・・ぐ!!」

 

突然として光弾が飛んできて俺は吹き飛ばされてしまう。

 

「奏汰!!ってあれは!!」

 

クリスの叫びに全員が前を向いた。まさかあの姿は・・・・・・

 

『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

咆哮をあげていたのは俺と同じディケイドの姿だが・・・・・・体のボディは黒かったダークディケイドだ。

 

ダークディケイドはライドブッカーソードモードを構えて突撃をして響は響鬼形態へとチェンジをして音激棒烈火を構えて振り下ろされたライドブッカーソードモードを受け止める。

 

「やめてください!!あなたはいったい!!」

 

『ぐおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

「ちぃ!!少し大人しくしやがれ!!」

 

クリスは腰から小型ミサイルを出してダークディケイドに放ち相手はソードモードでミサイルを切っていく。

 

「嘘だろ!!」

 

「だったら!!」

 

【エグゼイド!ライダータイム!カメンライダージオウ!アーマータイム!レベルアップ!エグゼイド!】

 

「はあああああああああ!!」

 

エグゼイドアーマーへと変わったジオウとビルドモードへと変わった未来はドリルクラッシャーを構えてダークディケイドに攻撃をするが二人の攻撃をダークディケイドは受け止めて蹴りを入れて二人を吹き飛ばした。

 

俺はディメンションキックを放つためにファイナルアタックカードを出してネオディケイドドライバーにセットをする。

 

【ファイナルアタックライド ディディディディケイド】

 

「おりゃああああああああああ!!」

 

ディメンションキックを発動させた俺の蹴りが命中をしてダークディケイドを吹き飛ばした。変身が解除されたその人物を見て俺達は全員が目を見開いた。

 

「つ、翼!?」

 

「先輩!?」

 

「復讐だ・・・・・・私の復讐を邪魔をするなああああああ!!」

 

【ディケイド!!】

 

再びダークディケイドへと変えて彼女は消えていった。

 

「先輩がどうして・・・・・・」

 

「わからん・・・・・・」

 

俺達が考えていると黒服を着た人物たちに囲まれていた。そして司令官である弦十郎おじさんが俺たちの姿を見て驚きながらも俺たちを二課の方へ連れて行こうとする。

 

「・・・・・・・・・」

 

「我が魔王・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・悪いが君たちを連れていってもいいかな?」

 

「えぇ構いませんよ?」

 

弦十郎おじさんが来たので俺達は二課の方に行くことになった。




次回 二課の方へ連れてこられた奏汰達、彼の口から翼のことが判明をする。

次回「風鳴 翼」

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