戦姫絶唱シンフォギア 通りすがりの仮面ライダーの力と戦姫たち   作:桐野 ユウ

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ディケイド対ダークディケイド

病室

 

「・・・・・・・・ここは。そうだ私は!!」

 

彼女は荷物などを確認をしていた。ダークディケイドドライバーとアメノハバキリのギアのペンダントがどこにもないからだ。

 

「ない・・・・・・ない!!どこだ!!」

 

「お前が探しているのはこれのことか?」

 

そこに現れたのはディケイドに変身をする青空 奏汰だった。彼女は睨んで襲い掛かってきた。

 

「それを返せえええええええええええええ!!」

 

「よっと。」

 

彼女の攻撃をかわして彼は声をかける。

 

「よせお前の体は回収したときからボロボロだった。そんな状態で変身を続けたらお前は完全に・・・・・・」

 

「構わん!!立花たちの仇をとれれば私は!!」

 

「・・・・・・そうかい。」

 

彼女にダークディケイドドライバーを渡した。彼は次には腰にネオディケイドドライバーを装着をした。

 

「俺に勝てればな。変身。」

 

【カメンライド ディケイド】

 

「いいだろう!!変身!!」

 

【カメンライド ディケイド】

 

お互いにディケイドに変身をして翼が変身をしたダークディケイドはライドブッカーを抜いて構えているが奏汰が変身をしたネオディケイドは立っているだけだった。

 

「何の真似だ?」

 

「ハンデをやるよ。ほらかかってこいよ。」

 

「なめるな!!」

 

ダークディケイドはソードモードにしたライドブッカーをディケイドに振り下ろしているが彼は回避をして隙をついて蹴りを入れた。

 

「ぐ!!」

 

「どうした?そんなものか?」

 

「貴様あああああああああああああ!!」

 

さらに連続した斬撃を振るっているがディケイドは冷静に回避続けてカードを出す。

 

「変身。」

 

【カメンライド クウガ】

 

ディケイドの姿はクウガへと変わり彼女に拳で殴って吹き飛ばす。

 

「ぐ!!この!!」

 

【アタックライド ブラスト!!】

 

「変身。」

 

【カメンライド アギト】

 

ガンモードから放たれた光弾をディケイドアギトへと変身をして上空へジャンプをしてかわし、着地をしたときに後ろに蹴りを入れてダークディケイドは吹き飛ばされる。

 

「おのれ!!」

 

ディケイドの方はカードを出してネオディケイドドライバーにセットをする。

 

【カメンライド 龍騎!!】

 

ディケイド龍騎へと変わりカードを出す。

 

【アタックライド ソードベント】

 

ドラグセイバーが現れて彼は走りだしてダークディケイドのボディを切りつけていきダークディケイドは後ろに下がってガンモードでディケイド龍騎に攻撃をする。

 

彼はドラグセイバーで光弾をはじかせた後カードを装填する。

 

【カメンライド ファイズ】

 

ディケイドファイズへと変身をしてフォンブラスターが現れて彼は1.0.6と押した。

 

【バーストモード】

 

放たれた光弾がダークディケイドに命中をして彼女は膝をついた。

 

「ぐ・・・なぜだ・・・・・・なぜ!!」

 

彼女は膝をつきながら同じディケイドなのに勝てないのか・・・・・・奏汰ディケイドファイズは彼女のところへ歩いていき膝をついた。

 

「それは君が一人で戦おうとするからだ。俺は一人で戦ってきたわけじゃない・・・・・・仲間たちがいたから俺はここまで戦うことができた。逆に聞こう風鳴 翼・・・・・・お前は今まで一人で戦ってきたのか?それは否・・・・・・確かに彼女たちは死んでしまった。だがそれはお前を生き残ってほしいと彼女たちはお前に託したんじゃなかったのか?それをお前は自分から命を捨てようとした。それはあの子たちは望んでいたのか違うだろ!!」

 

「なら・・・・・・私はどうしたらいいんだ!!あいつには勝てない・・・・・・私は・・・・・・」

 

「俺たちよを頼れ!!」

 

「!!」

 

「俺達はこの世界とは関係ないかもしれない。だがな困っている奴を見捨てるほど俺達は馬鹿じゃない。だから俺達はいつでも協力をしてやるそうだろ皆!!」

 

彼が声を出すと扉が開いてクリスたちが入ってきた。さらに未来と交代でマリアと奏が入ってきた。

 

「マリア・・・・・・かな・・・・・・で?」

 

「全くどの世界でも翼は泣き虫なんだな?」

 

「でもそれが翼のいいところじゃない?」

 

「そうですよ!!翼さん!!」

 

「ったくしょうがないな。」

 

「・・・・・・青空奏汰頼みがある。私と一緒に奴とガザセイルを倒すのに戦ってくれないか・・・・・・私一人では奴に勝つことができない。だから!!」

 

「決まっているさ。」

 

彼は彼女に右手を出した。

 

「共に戦おう。奴を倒す為に。」

 

「あぁ!!」

 

お互いに握手をして協力体制をとることとなった。異世界の翼と奏汰達。はたして彼らはガザセイルを倒すことができるのか!!




次回 異世界の翼と協力体制をとることができた奏汰達。一方でガザセイルも彼らに立ち向かうために今最終決戦が始まろうとしていた。

次回「ガザセイルとの戦い。」

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