戦姫絶唱シンフォギア 通りすがりの仮面ライダーの力と戦姫たち   作:桐野 ユウ

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ツヴァイウイングとマリアのコンサート

奏汰side

 

現在俺はツヴァイウイングとマリアのコンサート会場へとやってきた。今回導入するお客さんは7万人という多い場所でのコンサートだ。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

だが翼は両手を組んで考え事をしている。実はあの神の棺に入っていたのは遺体と腕輪が入っていた。

 

船で輸送をしていたときにそれを狙ってパヴァリア光明結社残党が現れて調と切歌とアオナが迎撃をして何とか守ったそうだ。

 

「・・・・・・やはり私も行くべきだったか?」

 

「おいおい心配すぎだって、あいつらだってあたしたちがいなくてもしっかりできるって。」

 

「そうだぞ翼。それに俺達がいなくてもサンジェルマンたちやキャロルたちもいる。お前はコンサートに集中したほうがいいぞ?」

 

「・・・・・・てか零児はその格好なんだな?」

 

奏が俺を指摘したように今回の俺の格好は緒川さんがしているスーツの格好をしており背中にはレイガバーンを装備をしておりこいつはアルカ・ノイズを切ることができるからな。

 

「で背中にはその子がのっているわけね?」

 

「レイのことか。まぁ装備しておけば戦えるしな。それに翼・・・・・・心配なのはわかる。だが今のお前はツヴァイウイングの翼だ。」

 

「奏汰・・・・・・」

 

「現れた謎の人物か・・・・・・」

 

俺は切歌と調、アオナが交戦をしたという敵のことを考えている。そして俺は嫌な予感がしているが・・・・・・

 

『マスター何をお考えですか?』

 

「なーに気にすることはないよレイ。」

 

俺は頑張る三人を見送るために奮闘をするとしようかな?

 

奏汰side終了

 

一方で車に乗って向かっている響達。

 

「あー翼さん達のコンサートが始まっちゃうよ!!」

 

「しょうがないよ響・・・・・・さすがに渋滞じゃね?」

 

現在響達は翼達がおこなわれるコンサート会場へと向かっていた。キャロルたちはあのミイラを調べるために残っておりセレナとアオナも一緒に乗っている。

 

「ったくうるせーな・・・・・・少し黙れ!!」

 

「クリスちゃんが怖いよーーーーー」

 

「こっちは奏汰がいないからイライラしているのによ・・・・・・たく。」

 

セレナとアオナはひそひそと話していた。

 

(クリスさんすごくイライラしていますね?)

 

(そうですね。我が魔王さまとあまりお話で来ていませんからね。今日はツヴァイウイングのマネージャーとして会場へといっておりますから・・・・・・)

 

さて一方で満員のコンサート会場では?

 

『ツヴァイウイング&マリア』

 

「え?マリアって・・・・・・あのマリア!?」

 

全員が動揺をしているとステージ中央が光りだしてツヴァイウイングとマリアが歌い始めた。

滑り台を歌いながら滑り降りる三人に興奮をする観客の人たち。

 

奏汰はその様子をスマホを使いながら録画をしていた。彼にとっての思いでのメモリーとしてとっておくということだ。

 

(それにしてもいい歌だ・・・・・・)

 

さらにドレスがチェンジをして観客たちの歓声が上がっていき歌が終わるとさらに大歓声へと変わっていく。

 

超大盛り上がりの観客。マリアと翼、奏は手を振っていたが上空に現れたアルカ・ノイズの魔法陣が出現をして目を見開く!!

 

「「ッ!!」」

 

さらに次々と魔方陣が現れるがお客さんたちは気づいていない。翼はあの日のことを思いだす。

 

ツヴァイウイングで歌を歌った際にノイズ達が現れてお客さんたちを襲ったことを・・・・・・

 

そしてアルカ・ノイズたちが現れたとき!!バイクの音が聞こえてきた。

 

ドアが開いて声をかける。

 

「皆逃げるんだ!!はやく!!」

 

その声を聞いて全員がアルカ・ノイズたちが現れたのに気づいた。だが!!そこに現れたのは!!

 

「「ライダーダブルキック!!」」

 

二人の人物の声がアルカ・ノイズたちを次々に貫通をして着地をした。

 

「あ、あれは!!」

 

「仮面ライダー1号!!」

 

「仮面ライダー2号!!」

 

現れたのはショッカー及びゲルショッカーを壊滅させた伝説の仮面ライダーの二人が現れた!!

 

お客さんたちを襲おうとしていたアルカ・ノイズたをバイクで引き倒して観客たちに声をかける。

 

「はやく逃げるんだ!!」

 

「は、はい!!」

 

次々にお客さんたちは入口の方へと逃げていく。そこを助けたのは仮面ライダーたちだった!!

 

「仮面ライダーV3!!」

 

「ライダーマン!!」

 

「仮面ライダーX!!」

 

「けけー!!アーマーゾーーン!!」

 

子どもは泣いているところにアルカ・ノイズが迫っていた。

 

「助けて!!」

 

「エレクトロファイアー!!」

 

電撃が地面を走りアルカ・ノイズたちを吹き飛ばして一人の人物が着地をした。

 

「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ!悪を倒せと俺を呼ぶ!きけーい!!俺は正義の戦士・・・仮面ライダーストロンガー!!」

 

空のアルカ・ノイズたちも観客たちに攻撃をしようと落下をしていくと

 

「スカーイキック!!」

 

「エレキ光線発射!!」

 

「衝撃集中爆弾!!」

 

放たれた攻撃が爆発をして空を飛ぶライダーが着地をした。

 

「スカイライダー!!」

 

「仮面ライダースーパー1!!」

 

「仮面ライダーZX!!」

 

翼とマリア、そして奏は驚いている。そこに現れたのは9人の仮面ライダーだからだ。

 

さらにアルカ・ノイズたちが次々に破壊されていき4人のライダーたちが着地をしていた。

 

「俺は太陽の子!!仮面ライダーブラックアールエックス!!」

 

「ううううううう・・・・・・」

 

「仮面ライダーZO!!」

 

「仮面ライダーJ!!」

 

「くそ!!なんだよあいつらは!!」

 

ミラアルクは突然として仮面ライダーが現れて自分が出したアルカ・ノイズたちを撃破していくのを見た。

 

「ちぃ!!」

 

そこに翼が剣を持ち攻撃するために、彼女に切りかかっていた。

 

「おい翼!!」

 

「くそ邪魔をするな!!」

 

奏とマリアはアルカ・ノイズを切っていた。ディケイドの方もレイをつかって切り裂いていった。

 

「まだ避難が終わっていない・・・・・・」

 

その時上空から電車が現れて砲撃をしてアルカ・ノイズたちを撃破していき上からライダーたちが降りてきた。

 

「おりゃああああああああ!!」

 

「はあああああああああ!!」

 

【ファイナルベント!】

 

【エクシードチャージ】

 

【ライトニングブラスト】

 

5人のライダーたちの蹴りが命中をして粉砕した。

 

「仮面ライダークウガ!!」

 

「仮面ライダーアギト。」

 

「仮面ライダー龍騎!!」

 

「仮面ライダーファイズ・・・・・・」

 

「仮面ライダーブレイド!!」

 

だが瓦礫の中に少女が逃げ遅れていた。翼はミラアルクを吹き飛ばした。

 

「さすが風鳴 翼・・・・・・弱く不完全なうちらでは敵わないぜ。」

 

「な!!」

 

彼女の剣の前に女の子がいた。人質をとられてしまい翼は止めていた。

 

「弱いからな!!こんなことをしたって恥ずかしくないんだぜ!!」

 

【クロックアップ】

 

すか!!

 

「な!!」

 

ミラアルクは突き刺そうとした少女が消えたのに驚いた。彼女は辺りを見ていると炎の弾が飛んできたので回避をした。

 

【チェンジビートル】

 

「もう大丈夫だ。」

 

「ありがとう仮面ライダー!!」

 

「助かったみたいだな?」

 

カブトと響鬼が現れてミラアルクは舌打ちをしていると。

 

「おりゃああああああああ!!」

 

「は!!」

 

「ぐ!!」

 

二人のライダーに蹴りを入れられて後ろへ下がる。

 

「俺!!異世界でも参上!!」

 

「キバっていくぜ!!」

 

ミラアルクは撤退をする際に翼をみて何かをすると。

 

「うぐ・・・・・・」

 

「どうした翼!!」

 

「・・・・・・何でもない・・・・・・奏。さぁいくぞ!!」

 

「あ、あぁ・・・・・・」

 

ディケイドはレイガバーンを構えて空の敵を撃破しているとほかのライダーたちの紋章が現れた。

 

【ディディディケイド!!】

 

【ジョーカーマキシマムドライブ!】

 

【スキャニングチャージ!】

 

【ロケット!ドリル!リミットブレイク!】

 

【チョーイイネ!キックストライクサイコー!】

 

【オレンジスカッシュ!】

 

【フルスロットル!スピード!】

 

【ダイカイガン!オレ!オメガドライブ!】

 

【マイティクリティカルストライク!】

 

【ボルティックフィニッシュ!】

 

【タイムブレーク!】

 

【ライジングインパクト!】

 

さらに12人のライダーたちの蹴りが空中にいたアルカ・ノイズたちに命中をしてミラアルクは舌打ちをしたが。

 

「まぁいいか。今回の目的は達したからしね。」

 

「まて逃げる気か!!」

 

翼は大剣状態にして構えているがマリアが止める。

 

「落ち着きなさい翼!!」

 

「・・・・・・く。」

 

敵が撤退をしたのを見ていると響達も駆けつけた。

 

「師匠!?」

 

「久しぶりだね響・・・・・・元気そうでよかった。」

 

仮面ライダースーパー1こと沖 一也は彼女の頭を撫でた。奏汰ことディケイドは1号ライダーたちのところへと歩いていく。

 

「本郷さん・・・・・・助かりました。もしあなたたちが来ていなかったらもっと大きな被害になっていたかもしれません。」

 

「気にすることはないさ奏汰君。」

 

「それに今回の敵は君たちだけの敵じゃないってことだ。」

 

「どういうことだ?しかも見たことがない仮面ライダーってあんたたちは!!」

 

それは平成ライダーたちの姿を見て彼女たちは言う。ほかのライダーたちも彼女たちの方を見て驚いている。

 

「そういうことか・・・・・・興味深いね・・・・・・」

 

「フィリップそんなことを言っている場合かよ・・・・・・」

 

「全員がそろったな?やれやれ。」

 

オーラが現れてディケイドこと門矢 士が現れた。一方でミイラの方は砕けてしまい残っていたのは装備をしていた飾りだけだった。

 

果たしてライブ会場に集まった仮面ライダーたちの目的は!!そして現れた謎の敵の正体は!!

 

次回に続く!!




次回 二課の奏とマリアと翼は念のために検査をすることとなった。翼はあの時の敵が放ったこうげきはいったいと考えていた。

一方で弦十郎は仮面ライダーである本郷と一文字と話をしていた。彼らがやってきた理由とは。

次回「仮面ライダーたちのやってきた理由。」

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