戦姫絶唱シンフォギア 通りすがりの仮面ライダーの力と戦姫たち 作:桐野 ユウ
アメリカの研究所。
「崩れ落ちた遺体に用はない。必要なのは先史文明期の遺産であるこの腕輪。」
「室長。起動実験潤の準備完了しました。」
「そうか、さて始めよう。我が国の成り立ちは人が神秘に満ちた時代からの独立に端の発している。終わらせるぞ森羅。叡智の輝きで人の未来を照らすのがアメリカの使命だ!!」
一方でSONG潜水艦の司令室には弦十郎を始めが集合をしていた。そこには本郷と一文字の二人が説明をするために残っていた。
ほかのライダーたちは潜水艦の中を探索をしたりしているメンバーがいたりしていた。
「改めて俺の名前は本郷 猛。仮面ライダー1号だ。」
「俺の名前は一文字 隼人だ。お招き感謝をする。」
「SONG司令官 風鳴 弦十郎です。ライブでは感謝をします。」
「きにしないでください。俺達は俺たちができることをしただけですから。」
「そのとおりだ。俺達がなぜ再びこの世界へやってきたのかお話をする必要がある。かつて俺達が倒した大ショッカーの首領・・・・・・奴が復活をしたのが始まりだった。奴は俺たちの前に現れると異世界の征服をすると宣言。」
「そしてこの世界で活動をするってことがわかり。俺達は再び集結をしてこの世界へと帰ってきた。すべては奴らの行動を止めるために。」
「そうだったのですか。ぬ!?」
話が終わると突然として警報が鳴りだした。
「なにがあった!!」
「アルカ・ノイズ反応です!!湾岸追頭付近に現れました!!防犯カメラ映ります!!」
映し出されるとミラアルクがアルカ・ノイズと共に不良の男性たちを襲っていた。一体のアルカ・ノイズが剣を抜いて襲い掛かりバイクを切り爆発をした。
「人的被害、なおも拡大中!!」
「急がないと!!」
「すでに響君、未来君、クリス君・・・・・・それと沖君と弦太郎君が出動をしている。」
一方でヘリの中。
「速くいかねーと!!」
「落ち着くんだ弦太郎君。そろそろ到着だいくぞ!!」
一也は変身をするためにポーズを取り両手を前につきだす。
「変身!!」
スーパー1へと姿を変えて弦太郎もフォーゼドライバーを装着をして下げていく。
【3,2,1】
「変身!!」
シンフォギア装者たちもギアを纏いヘリから落下をしてクリスはギアをハンドガンにして地面のアルカ・ノイズに銃撃をして数体倒す。
「おりゃああああああああああ!!」
「とう!!」
スーパー1とフォーゼは蹴りを入れてアルカ・ノイズを倒してフォーゼはいつものポーズをする。
「宇宙きたああああああああああああああ!!」
次々に倒していく中未来と響もアルカ・ノイズたちに攻撃をして撃破して襲われていた男性を助けた。
「おーーー天使様ーーーー!!」
「それはいいから!!」
「はやく逃げてください!!」
「邪魔はさせないぜ!!」
ミラアルクが羽を足に纏わせてドロップキックを噛ましてきた。響は両手でガードをして未来はビームを放つ。
「ちぃ!!」
「チェーンジ!冷熱ハンド!!冷凍ガス発射!!」
冷熱ハンドへと変えて左手から冷熱ガスが発射されてアルカ・ノイズたちが凍らされていく。
【ハンマーON。】
「おら!!」
凍ったアルカ・ノイズをハンマーモジュールで叩いて粉々に破壊してからフォーゼはアストロスイッチを変える。
【ファイアー!ファイアーON】
ファイアーステイツへと姿を変えてスーパー1も右手を前に出す。
「超高火炎!!」
「くらえ!!」
ヒ―ハックガンから炎の弾が放たれてアルカ・ノイズたちに攻撃をする中。響とミラアルクはお互いに力比べをしていた。
(く・・・・・・正面きっての力比べ・・・・・・イグナイトを使いたいけど・・・・・・タイミングがない!!)
「イグナイトを使いたいけどタイミングがないって考えだな?」
「ッ!?だからといって負けるわけにはいかないよ!!」
「いひ!!」
ミラアルクの瞳が虹色に輝く。それを響の目に映そうとする。だが響は目を閉じて蹴りを入れるがミラアルクはバク転をして避ける。
「ちぃ!!」
「今のって・・・・・・」
「くそさすがに隙をつかないと目くらまし程度か。」
彼女は仲間のエルザに声をかける。
「エルザ!!ヴァネッサが戻るまでは無茶は禁物!アジトで落ち合おうぜ!」
「ガンス。ここはひとまず撤退であります!!」
エルザは転移用の結晶をとりだす。クリスはギアをボウガンへと変えて矢を連射させる。彼女は後ろに下がるが転移用結晶に命中をして破壊される。
「エルザ!!」
ミラアルクは建物にラリアットをして瓦礫などをクリスに放ち。クリスの前に壁ができる。
「クリスちゃん!!」
「あぁ!!」
響が両手を組んでクリスは走りだしてジャンプをして響が上空に上げて空へ飛び。空中で武器を交換。
狙撃ライフルとなりスコープが発動。エルザを探した。
「あたしの狙いは百発百中!!狙い撃つぜ!!」
ロックオンして弾丸が放たれて強烈な弾丸が飛んで行きエルザに命中させたのか爆発が起こる。
「やったの?」
未来とフォーゼ達が爆発をした場所へ向かっていき煙がはれるとそこにはスーツケースだけが残っていた。
一方で翼は奏汰といた。
(昨日のあれはいったいなんだっただろうか・・・・・・あの者の目を見て何かが・・・・・・)
「翼どうした?」
「ううん何でもないよ。雪音たちは大丈夫かなって・・・・・・」
「心配することはないと思うけど・・・・・・なーい一也さんたちも一緒だから平気だって。」
「そうだね・・・・・・」
「・・・・・・・・・もしかしてさっきの訃堂さんが言っていたことを気にしているのか?」
「・・・・・・そんなことはない。といいたいがウソになる。あの時私は何もできなかった・・・・・・仮面ライダーの皆さんが来ていなかったらあの時のライブ以上の悲劇になっていたと考えたら・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
次の日の夕方
切歌と調はブランコに乗っていた。そのそばには映司と翔太朗が一緒に見ていた。彼女たちの護衛というわけじゃないがさすがに夕方となるため送る予定である。
「なぁ映司・・・・・・あの時のじいさんが言っていた言葉・・・・・・あの青い髪の子大丈夫か?」
「奏汰君がそばにいますから大丈夫だと思いますよ。」
「あーーーわかったです!!」
「いきなりどうしたデスっ子!!」
「次に狙われる場所はきっと献血センターデース!!」
「そんな単純なものじゃ・・・・・・ってあれ?」
調が見たのを見て映司と翔太朗も後ろの方を見るとミラアルクが背中の翼を開いて献血センターの中に入る姿を見る。
「まじかよ・・・・・・仕方なねぇ。」
4人は献血センターへと走っていき中へと入っていく。二人は通信をしながら入っていきエレベーターに突撃をした。
『こちらでも確認ができたわ。でも先走らないで!!』
「心配するなって俺達もついていますから。」
「あぁ任せてくれ。」
「私たちが一番近いから。通信終わり。」
一方でミラアルクは。
「くそ・・・・・・こっちもそろそろ限界か・・・・・・」
口から血を出していたが後ろを振り向くと調と翔太朗、切歌と映司が立っていた。
「悪いがお嬢さん。事と次第によっては荒事上等になってしまうが・・・・・・所属と目的を話してくれないか?」
「そんな悠長・・・・・・これっぽちもないんだぜ!!」
ミラアルクはアルカ・ノイズたちを出すと翔太朗はダブルドライバーを映司はオーズドライバーを装着をした。
「フィリップ!!ルナトリガーで行くぞ!!」
『わかった翔太朗。』
【ルナ!】【トリガー!】
「「変身!!」」
【ルナ!】【トリガー!】
映司も3枚のメダルをセットをしてオーズスキャナーを持ちスキャンさせる。
「変身!!」
【タカ!】【カマキリ!】【チーター!】
オーズタカキリーターへと変身をしてカマキリソードを構える。調と切歌もシャルシャガナとイガリマを纏いアルカ・ノイズたちに突撃をしていく。
脚部の鋸が巨大化をしてアルカ・ノイズが真っ二つになり、切歌は鎌を振り回して切り裂いた。
スカートを回転させてアルカ・ノイズたちを切り裂いていく。ダブルはトリガーマグナムから放たれた変幻自在の弾がアルカ・ノイズたちに命中をしてオーズはチーターレッグの素早さで移動をしてカマキリソードで切り裂いていく。
切歌は鎌ごと自分をダイカイテンして切りさく。
「ちぃ!!」
ミラアルクは後ろに飛んで避けて切歌に攻撃をしようとしたが弾が飛んできて回避をしたが追いかけてきた。
「なんだよその弾!!」
『悪いねそういう弾なんだよね?』
「くそ!!」
彼女はガードをしたがその足に絡まっていく。
【タカ!】【ウナギ!】【チーター!】
「ごめん。」
電撃が足から来てミラアルクは痺れて地面に落ちていき4人は着地をした。
「やったの?」
「ッ・・・・・・負けないぜ・・・・・・」
「「「「!!」」」」
煙がはれるとミラアルクが左手を抑えながら歩いてきた。
「まだ・・・負けられないぜ・・・・・・うちは守る・・・・・・二人を・・・・・・家族をおおおおおおおおお!!」
「家族?」
「ふう・・・。家族だなんて、ちょっとくぐったいけど悪く無いわね。ありがとう。」
「フィリップ!!」
『あぁ!!』
【ヒート!】【メタル!】
証明が突然消えたことで驚いていると何かの音が聞こえてきたがダブルヒートメタルがメタルシャフトを振り回してはじかせた。
「これってロケットパンチ?」
「あそこ!!」
オーズが指さした方角を見ると女性が立っていた。
「付近一帯のシステムダウンさせました。早く何とかしないと病院には命にかかわる人も少なくないでしょうね?」
「入院患者を人質かよ!!」
『なんて奴なんだ。』
「来てくれたのかヴァネッサ!!」
「駆けつけたのはヴァネッサだけじゃありません。それに、お目当ての物も騒動の隙に獲得ずみであります。」
「よっしゃ!!ヴァネッサ!エルザ!ダイダロスエンドだ!!」
【ファイナルアタックライド ディディディディケイド!!】
「でああああああああああああ!!」
「「「!!」」」
3人は回避をしてディメンションキックが回避される。
「零児?」
「すまない遅れた。病院の方は大丈夫だ。」
すると病院などが光りだしていく、その理由はストリンガーが自身の電気を使って起動させているからだ。
「まさか仮面ライダーがやってくるとは思ってもいませんでした。」
「何者だあんたたちは・・・・・・」
「私たちはノーブルレッド。きっとまたお目にかかりましょう。」
ヴァネッサたちは逃げていく。奏汰達も変身を解除をした。
「大丈夫か二人とも。」
「うん大丈夫だよ。」
「デース!!」
一方でヴァネッサはディケイドの映像を出していた。
「・・・・・・青空 奏汰・・・・・・か。大きくなったのですね・・・・・・彼なら・・・・・・私たちを元の人間に戻してくれるのかな。オートスコアラーたちを人間みたいにしたと・・・・・・書かれているように・・・・・・お姉ちゃんのこと覚えているといいな・・・・・・さて。」
彼女は輸血をしている二人を見ながらモニター越しの通信をする。
「ご所望の物はこちらに。シェムハの腕輪でございます。」
映像に映っていたのは風鳴 訃堂だった。
『そうだ。七度生まれ変わろうとも、神州日本に報いるために必要な・・・神の力だ!!』
一方で奏汰はある人物と食事をしていた。日本へと先ほど戻ってきていた翼の父。風鳴 八紘だ。
「すまないね奏汰君。こうして話すのはいつぐらいかな?」
「俺が南米に飛び立つ前ぐらいですかね・・・・・・
「・・・・・・翼は元気にしているかい?」
「えぇ、再会をしたときは自分自身も記憶がない状態でしたから・・・・・・」
「そうか・・・・・・奏汰君。君を呼んだのはほかでもない・・・・・・」
「俺が使用をしているネオディケイドドライバーのデータを狙っている輩がいるのですね?それもあなたたちの身内で・・・・・・」
奏汰の言葉に八紘はそうだといい狙っている人物を話す。
「俺と弦の父親・・・・・・風鳴 訃堂・・・・・・君の持っている仮面ライダーたちのデータを狙っている可能性がある。」
「・・・・・・やはりですか。この力は戦争に使うものじゃないのに・・・・・・あの人は・・・・・・」
「そうだ。だからこそ俺と弦はあいつのおもう通りにさせないために動いている。奏汰君君も気を付けてくれ。」
「わかりました。」
彼とそのあとは普通の会話をした後に二人は別れて奏汰は基地の方へと戻るのであった。
次回 昭和ライダーや平成ライダーたちは本部に必要な人数だけを残して各地に散り大ショッカーたちのアジトを探す為に世界へと飛ぶ。
日本に残ったのは一也と光太郎。平成ライダーはドクターであるエグゼイドとビルドとジオウとゼロワンが残った。
一方でノーブルレッドの隠れ家に現れた訃堂たちはシェムハの腕輪を起動させようとする。
次回 「恐怖のダイダロスエンドを阻止せよ!!」