戦姫絶唱シンフォギア 通りすがりの仮面ライダーの力と戦姫たち 作:桐野 ユウ
SONG潜水艦基地にて現在ほかの仮面ライダーたちは日本に必要なライダーだけを残してほかのライダーたちは世界各地へとちった。大ショッカーのアジトなどを探す為に彼らは旅たったのだ。
そして今残っているライダーはスーパー1とRX、ダブルにエグゼイド、ビルド。ジオウ新たな仮面ライダーゼロワンと呼ばれるライダーだ。
「へぇーほかのライダーってこんなにもいるなんてな。いやーびっくりくりくりーー」
「「「・・・・・・・・・・・・」」」
ゼロワンの変身者 飛電 或人のあまりの寒さに全員が苦笑いをするしかなかった。奏汰はある写真を見ていた。
「ねぇねぇ・・・・・・」
「奏汰その写真に写っている姉ちゃんは誰だ?」
そんな奏汰を見てクリスが写真を見た。小さい奏汰のそばにいる制服をきた女の人が立っていた。
「あぁ俺がまだ翼にも合う前に近所に住んでいたねぇねぇって呼んでいた人だ。とても優しくて俺もねぇねぇといたときは楽しかったけど、ある日の境にねぇねぇの一家はどこかに引っ越しをしてしまってなそれ以降会っていないんだ。」
「そうか・・・・・・その奏汰はねぇねぇって人のことはどう思っているんだ?」
「あー当時のことだからな、おそらく年上の人だってことで好きとかはなかったと思う。ねぇねぇって美人だったから俺よりも似合っている人と結婚をしていると思うよ。」
彼は写真を懐へとしまって司令室の方へと移動をする。
一方でノーブルレッドの隠れ家
眠っているエルザの様子をミラアルクが見守っていた。彼女の顔にあった模様が消えていった、ミラアルクの方は腕をさすっていた。
「力を使えば、血中のパナケイア流体が濁り淀む。怪物と恐れられても所詮はこの程度。情けないぜ。」
「左手の具合はどう?ミラアルクちゃん。」
「サババの刃、物質的、霊的に作用するって言うのは本当らしい。どうにも治りが遅いみたいだぜ。」
「そう・・・・・・」
ヴァネッサはシェムハの腕輪を手に取る。彼女はこれを見ながらつぶやいた。
「利用するものされるもの。それを蜜月と呼ぶのなら一体いつまで続けられるのかしらね・・・・・・」
一方でSONG潜水艦。
「新たな敵ノーブルレッドか・・・・・・その狙いは一体・・・・・・」
「しっかし残党相手にこうも苦戦を強いられるとは思っても見なかったな。」
「私たちも彼女たちのことは知らなかったな・・・・・・」
「まさか局長とは別でそんな実験をしているなんて知らなかったわ。」
「いずれしても私たちが招いたものなワケダ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
奏汰は後ろを振り向き扉の方へ歩いていく。
「零児どこに?」
「あぁちょっと鍛錬をな?相手がサンジェルマンたち以上の敵なら俺も少しでも強くならないといけないしな?」
「奏汰・・・・・・」
翼は歩いていく奏汰を見て拳を握りしめていた。場所が変わり謎の設備。
ヴァネッサたちは準備をしていると誰かが近づいてきた。風鳴 訃堂がやってきた。
「随分お早い到着でせっかちですのね?」
「腕輪の起動はまもなくだな?」
ヴァネッサはコンソールを操作をして起動準備をしていた。
「聖遺物の起動手段はフォニックゲインだけではありません。七つの王冠に唱応する七つの惑星。その瞬き。音楽と錬金術は成り立ちこそ違えど、共にハーモニクス中に真理を生み出す技術体系。この日、このときの星図にて、覚醒の鼓動がここにあり!!」
シェムハの腕輪が光っていくが機械がバチバチとショートをしていき破壊されていく。
「起動完了・・・・・・なのよね?」
ミラアルクは確認をするために近づいて腕輪に手を伸ばすと、その手をつかむものがいた。訃堂だ。
(なんだ!?じじいの力とは思えないぜ。)
「お前の役目はほかにある。」
銃を突き付けられて歩く二人、それはミラアルクとエルザが取引をしていたマフィアの黒服たちだった。
「片付けろ。使いも果たせぬ小童どもが。」
「ッ!」
ミラアルクは振り向いて睨んで一人の黒服の男を一閃で首を切断。血がどばーと発生をして倒れる。
「ひ、ひいいいいいいいいいい!!怪物め!怪物どもめ!!」
黒服の男はシェムハの腕輪とり使おうとしたが体が爆発をした。
「愚かな・・・・・・神の力を簡単に使えると思っているのか?」
三人はこのままではSONGが気づいてこちらにくることがするとエルザはある作戦を思いつく。
「提案があるであります。」
とりだしたのはアルカ・ノイズの結晶体だ。
一方で司令室ではアルカ・ノイズの反応をキャッチをした。
「装者と奏汰君が先に先行をして向かっています!!」
「・・・・・・・・・」
一方でアルカ・ノイズたちは基地を破壊をしていた。その様子をヴァネッサが見ていた。
「はー・・・・・・」
彼女は振り返りヘリが近づいてくるのを見た。
「こちらも到着が速いもので・・・・・・」
ヘリの中にはマリアと響、奏汰が立っていた。彼の腰にはネオディケイドドライバーが装備されており変身をしてディケイドに変身。
二人もギアを纏いヘリから降りていきマリアはノイズに切りつけた。ディケイドは腰のライドブッカーをソードモードへと変えてヴァネッサに切りかかろうとしたが・・・・・・
「ッ!!」
寸でのところで振る場所を変えた。
「零児さん!?」
「零児!?」
二人はアルカ・ノイズたちの攻撃しながら彼が外した様子を見ていた。ディケイドは彼女の姿を見て驚いている。
「・・・・・・ねぇねぇなのか?
「ふふふ大きくなりましたね。奏汰・・・・・・」
「やっぱりねぇねぇ・・・・・・なぜねぇねぇがこんなことを・・・・・・あんたはコンナコトヲする人じゃない!!」
「・・・・・・色々とあったのよ私も・・・・・・それにもう私はあなたが知っているねぇねぇじゃないわ!!」
彼女は左手を構えて銃を連射してきた。ディケイドは回避をしてライドブッカーガンモードにして相殺をする。
「やめてくれねぇねぇ!!俺はねぇねぇと戦う気はない!!」
「それでも私は戦わないといけないのよ!!」
彼女の右手首が外れてミサイルが放たれた。
「ッ!!」
ミサイルの直撃を受けて爆発をした。
「・・・・・・・・・ッ!!」
煙がはれるとマリアが短剣を三つ投げてバリアーを張りヴァネッサが放ったミサイルをガードをした。そのままマリアと響は突撃をして攻撃をしていく。
ヴァネッサはさすがに二人相手では不利だと考えて後ろの方へ下がりファスナーを降ろす。
「うぇ!?」
すると胸部からミサイルが発射されて二人は命中をした。
「マリア!響ちゃん!!」
奏汰はカードを装填して変身をする。
【カメンライド カブト!アタックライドクロックアップ。】
ディケイドカブトへと変身をして彼女に高速で攻撃をしてダメージを与えていく。彼はカブトクナイガンを彼女の首元につきつけた。
「ねぇねぇ・・・・・・降伏をしてくれ・・・・・・」
「それはできないわ!!」
彼女は脚部からミサイルを放ちディケイドは吹き飛ばされる。
「が!!」
「「零児(さん)!!」」
「ごめんなさい・・・・・・奏汰。」
彼女は脚部のブースターを起動させて撤退をした。
「ねぇ・・・・・・ねぇ・・・・・・」
彼はそのまま気絶をしてしまいマリアと響が彼を運ぶことになった。緒川は破壊されたところを調べていると何かを見つけて解析をするように指示を出す。
メディカルルーム
奏汰はここに運ばれて治療を受けていた。幸いダメージなどはないが・・・・・・クリスは彼が言っていたねぇねぇが自分たちの敵のノーブルレッドの一員だってことにいらたっていた。
「くそ!!奏汰が行っていた優しい姉ちゃんじゃねーじゃねーか!!」
「・・・・・・許せないな、奏汰をよくも・・・・・・」
「ならこちらから先に攻撃をするか。」
「ですが相手の場所はわからいのでは?」
「マリア君。」
「実はさっきの戦いで発信機を取り付けておいたのよ。ノーブルレッド。弱い相手とは戦い慣れていないみたいだから。」
そして彼女たちは現場へと向かっていく中奏汰は目を覚ました。
彼は皆がいないことに気づいた。
「奏汰!!」
「おじさん・・・・・・皆は?」
「出撃をした。ノーブルレッドの相手と戦うために。マリア君が発信機を付けて。」
「それは罠だ!!皆!!」
彼は走りだしてほかのライダーたちも奏汰が出る姿を見て出動をする。
一方で現場に到着をしたシンフォギア装者たちはノーブルレッドの姿を見てギアを纏い地面に着地をしたとき爆発がおこった。
「「「「「「きゃあああああああああああああ!!」」」」」」
「なんだと!!」
一方で現場へと向かっているライダーたちはバイクで現場のほうへと到着をして変身はすでにしており三人の方角を見ていた。
「だったらイズっていなーい!!あーもう持ってきたこれで!!」
【ウイング!】【オーソライズ】
彼は開いたフライングファルコンゼロワンドライバーにセットをしてピンクのハヤブラが現れてライジングホッパーのアーマーがずれていき装着されていく。
【Flyto the sky!フライングファルコン!】
フライングファルコンへと姿を変えて彼は空を飛びミラアルクに蹴りを入れる。
「おりゃあああああああああ!!」
「ぐあ!!」
「ミラアルク!!」
「させないぜ!!」
エグゼイドとビルドがエルザの邪魔をしてジオウはゼロワンのところへと援護しに行く中、奏汰ことディケイドはヴァネッサの前に立っていた。
RXとスーパー1はシンフォギア装者たちのところへと救助しに行く。
「・・・・・・やっぱり私たちは戦う運命なんですね奏汰。」
「ねぇねぇそれは違う、一体何があった!!それにその体は!!」
「・・・・・・これこそ私があなたの前に現れなくなった理由・・・・・・私の体の大半は今は機械の体になっているのよ。かつての実験で私の体は大半がなくなった。そこで機械の体で生きながらえることができた。けれどまっていたのは地獄のような日々だった。」
「・・・・・・ねぇねぇ・・・・・・」
ディケイドはライドブッカーを構えていると突然として通信が聞こえてきた。
『シンフォギア装者及びライダーたち、現時刻をもって作戦行動を中止させる。これは日本政府からの通達だ。』
「どういうことだおっさん!!」
「勝負は預けるぜ!!シンフォギア及び仮面ライダー!!ヴァネッサ。」
「わかっているわ・・・・・・」
彼女たちは後ろを振り返り撤退をした。ディケイドは拳を握りしめながら彼女達が撤退をしていく様子を見るのであった。
次回 SONG基地は政府達に占拠されていた。そしてあるものを提示をしてきたそれは奏汰が持っているネオディケイドドライバーだった。
「「「「!!」」」」」
一方で彼女たちの次の目的がシェムハの力が必要な場所へと移っていた。
次回「ネオディケイドドライバーが狙われる!?」