戦術人形と指揮官と【完結】   作:佐賀茂

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うおおぉー詰めに入っていきますぞおおおお


40 -戦場に咲く華-

 その日は慌しかった。今までも単純にバタついていた時や業務が忙しい時なんかはあったが、その日はきっと初めての慌しさだったと思う。

 一秒でも早く戦力の立て直しを図るためメンテナンス装置はフル稼働。いつ何時ファッキン鉄血野郎どもが攻めてくるか分からないもんで、装置が表示している修復完了時間までのカウントダウンがいやに遅く感じた。第二、第四には引き続き最大レベルで周辺警戒に当たらせ、迎撃部隊にあわせて出す予定の輸送車両、そして配給と弾丸の搭載も自律人形たちをほぼ全部借り出して急ピッチで仕上げた。様々な計算を実に短時間でこなしてくれたカリーナには感謝しかない。彼女は直接的な戦力にこそ成り得ないが、一方で彼女が居なければこの支部は回っていない。正しく縁の下の力持ちという言葉がこれ以上ないほどに相応しい人材であった。

 

 司令室にてクルーガーとのやり取りを終えてすぐ。ハルさんは真っ先にメンテナンスが完了したM16A1とともに16Labへと向かっていた。火器統制コアの埋め込みはヒゲがその場で許可を出し、なんと即座にペルシカリアの都合もつけてしまったのである。本当に意味が分からない。たかだか自律人形一体のためにあのクルーガーがここまで動くとは。ペルシカリアはペルシカリアで「やっぱりね」みたいな反応を返していたし、謎は深まるばかりだ。つーかやっぱペルシカリアのやつ、ハルさんのこと知ってたんじゃねーか。情報管理ガバガバ過ぎだろお互いにさあ。業務提携というか最早コレは癒着と言っていいレベルである。ブラックが過ぎる。品行方正に生きてきたおじさんには些か刺激が強いです。

 火器統制コアの埋め込みというのは、素人が聞いても直ぐに理解出来るほどバリバリの企業機密である。間違っても派遣先の一支部で、じゃあ埋めよっかみたいな軽いノリで行えるようなものじゃない。そもそもここにはそのための技術も施設もない。16Labへ向かうのはある種必然と言えた。そして如何に重要事項とは言えども、この状態の支部を指揮官である俺が空けるわけにはいかなかった。一方ハルさんはハルさんで、少なくとも今は戦闘能力を持たないただの人形だ。一人で向かわせるには何かが起きた時に取り返しがつかなくなる。現状支部の戦力を割くのは得策ではないのだが、様々な事情を鑑みた上、第一部隊の一体を護衛に就けたというわけだ。

 ちなみに、破壊されたダミーはその悉くが回収不可能だったために全部一から作り直しとなった。ぶっちゃけこの時点で作戦の成否関係なく大赤字である。クルーガーからの緊急依頼相当の報酬を加味しても、大体3倍から4倍くらい出費の方がでかい。キレそう。マジでボコボコにしてやるからな鉄血のクソ人形どもが。

 

 と息巻いてみても、未だ確実に勝てる手段が思い浮かばないのは痛いところだ。確実どころか、なんとか勝てそう、レベルの案すら出てこない状態である。ハルさんがどれ程の力を持っているのかは未知数だが、仮にAR小隊に並ぶ凄腕だったとしても、それだけではまだ弱い。個の力としては申し分ないが、大軍を凌駕するには圧倒的に手駒の数が足りないのだ。精々1%の可能性が5%に上がる程度。それくらいが予測としてはいいところだろう。

 だが、このまま待ち惚けていてはその1%が0%に成り得る。ただでさえ絶望的な戦力差がある中で先手を取られてしまっていては、それこそ勝ちの目がなくなってしまう。いやあ、キツいな。やるしかないんだが、勝算が見えない。もう全部放棄して逃げ出したい気持ちにもなってしまうが、まぁそれをしたとて俺が楽になるわけでもないからな。足掻くだけ足掻いてみるかね。

 

 

「指揮官。ただ今戻りました」

 

 司令室に静かに、しかし響き渡る声。小刻みに繰り返した仮眠のせいでいまいちコンディションが上がり切らない俺の目が捉えたのは、兵士然とした顔付きのハルさんと、その右手に抱えられた、今までは決して持ち得なかった無骨なライフルだった。

 スプリングフィールドM1903小銃。それがハルさんが扱う武器だと言う。ふむ、となるとハルさんの呼び名はもしかしてその武器が由来なのだろうか。それとなく聞いてみれば、返ってきたのは曖昧な笑み。その返答をもって、俺はその類の質問をやめた。ほぼ間違いなく、彼女は彼女であまり語りたくない事柄を持っている。それらを根掘り葉掘り問い質すほど俺は落ちぶれちゃいない。今俺が見るべきは事実のみであって、話したくもない陰惨とした過去じゃない。ハルさんという自律人形が武器を携え、戦術人形となり、支部の戦力となった。それだけを考えればいいのだ。

 だが、一戦力として換算する以上、そこに関わる情報は悪いが聞いておかなきゃならない。彼女がどのような道を歩んできたかを知る由はないし今知ろうとも思わないが、結果として彼女が今どれくらい戦えるのかは指揮官としてきっちり把握しておく必要がある。つまり、彼女の最適化工程の度合いだ。これだけは絶対に聞いておかなきゃならない。

 

「……72%です。ダミーは3体、操れます」

 

 えっ、つよ。マジかよ。AR小隊くらい強ければいいなと夢想してはいたが、マジでそのレベルに達しかねない錬度だぞこれ。このレベルの戦術人形からコアを剥離し、業務用自律人形にまでその地位を落とした経緯がハチャメチャに気になるところだが、自身で決めたことを早速反故にするわけにもいかない、事実だけを受け止めるとしよう。

 

「指揮官! 全員準備完了だ!」

 

 ハルさんとともに16Labへ赴いていたM16A1は、司令室に来る前に彼女と別れ、出撃準備を整えていたらしい。そしてその準備が完了した旨を気勢のいい声とともに伝えてくる。

 

 時刻は夜明け直前。今から出撃すれば、太陽が完全に地平線から姿を現し切る頃には先日のポイントまで移動出来るだろう。結局、支部のレーダーも起動して厳戒態勢を敷いていたが鉄血人形たちは姿を現さなかった。そして、囮役を買って出た狩人、処刑人の二体も戻ってはこなかった。その結果が何を意味するのか、今はまだ断定出来ない。鉄血人形が諦めたとは思えないし、一晩あればこの支部に到達することも不可能ではない。だがやってこなかった。喜ぶべき場面でもあるかもしれないが、何にせよまだ何も終わっていないし始まってもいない。油断は禁物、慢心など以ての外。策と呼べる策もないままではあるが、勝率はゼロじゃない。精神論で戦争をやるつもりはない。ないが、今回ばかりはやってやろうじゃねえかこの野郎。

 出撃メンバーは、第一部隊の四体、HK416、G11のアサルトライフル二体、ハルさんの計七体。彼女たちに敵戦力打撃部隊として出てもらう。加えて、退き撃ちを繰り返す前提で打撃部隊に補給を行うための輸送車両、それらを運転する自律人形が三体。最後に、万が一打撃部隊が後退出来なくなった際、強引に補給を実施するための強行補給部隊としてトンプソン、m45、IDWの三体だ。彼女たちの出番がないことを祈るが、戦場では常に想定外が起こり得る。配給と弾丸を抱えて戦場を突っ走ってもらう係というブッチギリの危険度を持った役割だが、三体とも喜んで引き受けてくれた。ありがたい限りだ。俺の不甲斐無さが招いた戦況だが、それでも俺についてきてくれる人形たちには本当に感謝しかない。この作戦が成功したら、今度何かで埋め合わせしなくちゃな。

 

 最後に。俺たちが支部を出てから、12時間経っても連絡がない場合。カリーナと残った戦術人形は周囲の状況に関わらず支部を放棄して撤退するよう強く言い含める。流石に死ぬつもりはないが、俺たちの部隊が全滅し、突破されてしまう可能性も間違いなく存在する。そうなった時はさっさと逃げてもらうしかない。いざって時の打ち合わせもクルーガーとしているし、まぁあのヒゲなら問題はないだろう。上手くやってくれるはずだ。

 

 よっしゃ、そんじゃ出ますかね。ファッキン野郎どもとダンスの時間だ。せいぜい派手に踊り散らかしてやろうじゃないか。壁の花じゃなく、戦場の華としてな。

 

 

 

 

 

 

「第三ウェイポイント通過! 間もなくエンゲージ予測地点!」

 

 俺と同じ車輌に乗り込んだ第一部隊、特攻隊長を務めるM16A1の緊迫した声が車内に響いた。道中のドライブは順調そのもの。先日俺たちが行軍したルートそのまま、件のポイントまでを急ぐ。流石に今回はハルさんに運転を任せるわけにはいかず、他の自律人形にお願いしている。しかし乗り比べて初めて分かったが、やっぱりハルさんのテクニックは尋常じゃない。決して乗り心地のいい車種じゃないんだが、ケツの痛みが全然違う。一体何をどうやったらこの車でこの道を走ってあそこまで衝撃を軽減出来るんだ。意味が分からない。

 

 横道に逸れた思考を修正しつつ、現状の違和感を探る。端的に言って、おかしい。

 今車を走らせている地点は、狩人と処刑人が殿を務めた地点から少しばかり支部寄りの場所だ。それにしては、破壊痕がなさ過ぎる。昨日通ったままの、自然に荒廃していった風景そのままであった。僅かばかりの建物や幹線道路にも目立った違いはない。つまり、この場所で戦闘が起きていない。

 まさか狩人と処刑人がサボったとも思えないし、仮にもしそうであれば鉄血人形の群れはもっと支部近くにまで進軍しているはずである。あいつらが再び鉄血側に寝返ったとしても同じだ。むしろそれであれば尚更、攻めてこない理由がない。かといって、消耗していたあの二体だけですべてを撃滅出来る程のヌルい物量でもなかった。鉄血人形が諦めて帰還したというのはもっと考えられない。先日の時点であの連中は頭を失っている。今やつらを動かしているのは最後に出された殲滅命令のみのはずだ。ならば、目下の敵である俺たちをぶち殺すまでは止まらないはず。じゃああの群れは今何処に居る?

 車載レーダーがあればまた状況も違っていたのかもしれないが、今回はお休みだ。ぶっちゃけバッテリーが足りない。先日の出撃といい、昨晩の支部レーダー起動といい、バッテリーを食い過ぎた。こんな状況で目視に頼らざるを得ないってのは不遇極まりないんだが、なっちゃったもんは愚痴っても仕方がない。今出来ることをやるだけである。

 そもそもの俺の予測が間違っていたか? それとも何か見落とした? 様々な思考が高速で駆け巡るが、当然ながらその問いに対する答えは誰も用意してはくれない。道中で接敵しなかった時点でかなり怪しかったが、ここまで来ると異常だ。大変なイレギュラーが起きている可能性も考えられる。ますます風向きが悪くなってきたぞ。生きて帰れるかなあ。

 

「前方! 推定敵影! だが……おかしくないか?」

 

 そうこうしているうちに、前方に砂塵を確認。多分鉄血人形どもの群れだと思うが、確かに様子がおかしい。動き続けているのは間違いないのだが、なんであんなところで何時までも走り回っているのか。帰ったわけでもなく、攻めてくるわけでもなく。丸一晩ほぼ同じ位置で動き続けている理由に皆目見当がつかない。

 

 

 

 

 

 

 

『あー、あー。聞こえてたら返事くれー。……なあ、これ何時までやんだよっとぉ、あぶね!』

『愚痴るな。あの指揮官がこのまま終える訳がなかろう。それと油断するな』

『わぁってんよ! ったくよぉ、いい加減腹減ってきたぜ』

 

 その答えは、突如通信プロトコルに割り込んできた声が、教えてくれた。

 マジかよ。マジかよ! 生きてんじゃねーかお前ら! 砂塵の影響かノイズが酷いが、確かに聞こえた。思わず身を乗り出して前方を睨む。未だあいつらの姿は確認出来ないが、声が拾えるということはそう遠くない位置にいるはずだ。何処だ、何処にいる!

 

「居ました! 敵集団最前!」

 

 後ろの座席から、ハルさんが叫ぶ。慌てて視線を向けた先に、あいつらは、居た。遠目だと細かい部分は流石に分からないが、遠目でも分かる。明らかに量産型の鉄血人形より二周りは大きい、白と黒のカラーリングに身を染めた、無骨な戦術人形が二体、確かに。

 

 支部からポイントまでのルートに破壊痕がなかった理由。鉄血人形どもが支部まで進軍してこなかった理由。処刑人と狩人が、支部に帰投しなかった理由。すべてが繋がった。

 あいつら、一晩中あの群れ相手に鬼ごっこしてたのか。確かに、如何に鉄血のハイエンドモデルとは言え、あの数を相手に勝ちを拾うのは難しい。かといって、素直に退却すればずるずると群れを牽引することになってしまう。

 だからきっと、あいつらは考えたんだ。自分たちが無駄に命を散らさず、支部にも被害を及ばせず、しかし敗走もせず、負けない状態で生き残る手段を。付かず離れず、量産型の射程距離ギリギリで、迫り来る弾丸をかわしながら、一晩中。きっと弾薬なんて、とっくに撃ち切ったことだろう。リロードなしで扱えるのは処刑人のブレードくらいしかない。反撃の手段が途絶えた中で、絶望の逃亡劇をずっと繰り返していたのか。

 

 最高かよ。最高の猟犬かよ。もう何処の誰にも文句は言わせねえぞ、お前らは間違いなく、とびっきりに優秀な兵士だ。通信へ応える声に、僅かながら力が篭る。本当によくやってくれた。かなり不利、から、勝てる、まで道筋が出来上がったぞ。

 ぶちあがるテンションをどうにか抑え込み、ヘッドセットから返信を飛ばす。いやあ、先に侵入者を破壊出来ていたのは僥倖だな。通常の無線通信が使えるってのはありがたい。そしてあいつらには少々酷な命令だが、もうしばらく鬼ごっこを続けてもらう。俺たちは群れの最後尾、ケツから削っていく。恐らく何割かはこちらに矛先を向けるだろうが、その程度なら今の打撃部隊なら前衛が居なくとも十分渡り合える。この鬼ごっこが成立しているということは、あの量産型、単純に距離の近い敵性反応へ襲い掛かっている。もしそうでなければ、あの二体を無視して支部の方に突っ込んできているはずだ。そこを突く。

 

『!! うおっしゃァ! きた! 待ち侘びたぞてめー!! おっせーんだよ!!』

『……ふん、遅かったじゃないか指揮官。休息は十分に取れたんだろうな?』

 

 うるっせーわ、こちとら寝不足じゃい。はしゃぐなヘッポコハイエンドどもがよ。だが、こちらもあまり近付き過ぎると、量産型に勘付かれて先手を打たれる可能性がある。少々遠いが、この位置で人形たちを下ろすことにしよう。後方のダミー輸送車輌にもすかさず通信を飛ばし、全部隊を展開。こんなことならナガンも連れてくればよかったかもな、ただの結果論だが。

 

 いいかお前ら、くれぐれも突っ込み過ぎるなよ。射程ギリギリから釣るように戦え。あの数が一気にこっちへ襲い掛かってきたら昨日の二の舞だ。そうなれば狩人と処刑人が稼いだすべてが無駄になる。

 

「了解だ、指揮官。自分の武器の性能を見誤るやつなんざ、ここには居ないさ!」

 

 M16A1の言う通り、数こそ少ないがここに居るのはうちの支部の最精鋭七体だ。製造されたばかりのヒヨッ子じゃあるまいし、そんなミスは犯さないと心から信じられる。

 

「それでは指揮官、仕掛けます」

 

 食堂のお姉さんから歴戦の兵士へ。張り詰めているわけでも、暢気に構えているわけでもない。ただただ戦場に身を置く人形として自然体のまま、ハルさんはその場でダミーを整列させ、射撃姿勢を取った。

 えっ、ここから撃つの? 流石にちょっと遠くない? 確かにライフルなら射程距離ではあると思うが、砂塵も酷く敵も動き回っている。流石にあの塊に打ち込めば外すってことはないだろうが、にしても弾薬は有限である。当てられる時に当てて確実に削るべきだと思うが。

 

「問題ありません。……用意。……ッ撃ぇ!!」

 

 控え目の声量ながら、芯に響く声。発声とほぼ同時、ダミーも含めた四つの小銃が一斉に火を噴いた。アサルトライフルとは違った、重みのある銃声。それらが響くと同時、鉄血人形の大軍の中、動きを止めた四体の鉄血人形が群れから脱落しているのが確認出来た。

 

「次ッ!」

 

 バスンッ。間髪入れず、二度目の銃声。これで、膝を折った鉄血人形の数が八体となった。

 ハルさん、メチャクチャつよない? 単純な距離だけで言えば当てられてもおかしくないが、標的は絶賛鬼ごっこ中で動き回っているし、風もある。障害物こそないが、大量の群れが絶えず移動しているおかげで砂塵も酷い。そんな劣悪な環境の中、恐るべき精度と速度で二連撃を終え、その全てが致命打となって鉄血人形に襲い掛かっていた。

 

「皆さん、射線を空けて前進を! 次ッ!」

 

 バスンッ。瞬く間の三連撃。あっという間に鉄屑の数が二桁に乗ってしまった。向こうではようやくこちらの攻撃に気付いた後方の一部がその向きを変えているが、そんな余裕を与えるほどうちの精鋭はヌルくない。ハルさんの射撃に俺も含め、不覚ながら動きが一瞬止まってしまっていたが、何時までも固まっているわけにも行かないし、切り替えが出来ない教え子たちでもない。しっかりとハルさんの射線を保ったまま、弾け飛ぶように進撃するアサルトライフルたち。ていうかライフルって最適化工程が進んだらここまで凶悪になるんだね、おじさん知りませんでした。

 

「ははっ! ハルさんすげえな! お前たち、行くぞぉ!」

「負けてたまるもんですか! 行くわよG11!」

 

 突撃の間際、M16A1が嬉しそうに零した声と、負けじと張り上げたHK416の怒声が木霊した。

 最適化工程の度合いだけで言えば、確かにまだまだAR小隊の四体の方が進んでいる。限られた空間でのタイマンなどであれば、あいつらが負ける要素はまだ無いだろう。だが、扱う武器が違えば当然それらが活きるフィールドも違う。そういう意味では、ハルさんは間違いなくこの戦場を支配しつつあった。

 

「次ッ!」

 

 ハルさんの声が四度、響く。

 同時に、スプリングフィールドM1903小銃の音も、四度。

 

 戦場の中心でもない。目立った立ち回りでもない。遠距離からただ敵に対して照準を定め、トリガーを引くだけ。そこには派手な盛り上がりも、目を奪われる躍動もない。

 ただ、それでも。この戦場でいっとう華々しく、美しく咲いた戦場の主役は、間違いなくハルさんだった。




【速報01】猟犬、生きてた。
【速報02】ハルさん、強い。



今回執筆中のBGMは「Ace Combat 04 Misson18 -Rex Tremendae /Megalith - Agnus Dei-」でした。
全機、ハルさん01に続け!

次かその次くらいでこの話も一旦まとまると思います。
今後ものんべんだらりとお付き合いください。
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