・ウマ娘を知った切欠は?
≫作者が当時なろう小説──現在ではハーメルンにも記載──にてサイレンススズカのif小説を連載していた頃、感想でウマ娘の存在を知った。
・競馬を知る切欠は?
≫当時中古で売っていたwinningpost7 2007が切欠。その後、ヴィクトワールピサの皐月賞を見てのめり込んだ。
・作者の一番好きな競走馬は?
≫ダイワメジャー。理由はウイポで初めてのムービーがダイワメジャーだったから。
・他にも好きな競走馬を挙げるとしたら?
≫トキノミノル、シンボリルドルフ、トウカイテイオー、ミホノブルボン、サイレンススズカ、テイエムオペラオー、ヴィクトワールピサ、オルフェーヴル、ドゥラメンテあたり。
【さあ日本ダービー、スタート! まず始めに飛び出していったのは──】
日本ダービーが始まり、各ウマ娘達が一斉にスタートを切りそれぞれのポジションに付く。その最中でナリタブライアンは中団のポジションにつき、二代目がその後方を追いかける形となった。
【一番人気ナリタブライアンはいつもの位置。その後ろにアイグリーンスキー。これはナリタブライアンをマークしてのことでしょうか? 続きまして──】
「メリーナイス先輩、今回のダービーどう思いますか?」
「有力なウマ娘が後方にいる、という点では私の時と全く一緒だけど、グリーンやナリタブライアンはそれをねじ伏せるだけの力量がある。そこにいる負け犬と違ってね」
「ちょっと負け犬ってどういう意味かしら?」
「スプリングSでハマったからってダービーで追込にして惨敗したのを負け犬といって何が悪いんですかー?」
「子供の頃に100点満点取ったのをいつまで自慢しているつもりですか? ダービーで勝って以降惨敗続きの貴女よりも善戦しています」
メリーナイスとマティリアルが互いに罵り合い、口喧嘩を始める二人にサクラスターオーが止めた。
「止しなさい、みっともないわ。チームトゥバンの私達の世代は重賞こそ取れるもののGⅠ競走に勝てない有り様。今となっては過去の栄光じゃなく、下の代──ヤマトやグリーンにすがるしかないのよ」
その言葉にメリーナイスがため息を吐く。
「全く、サクラ軍団のエースとは思えないセリフね」
「だけどメリー、これだけは覚えておいて。完治した時、私がヤマト世代とグリーン世代をまとめて交わしてあげるわ」
「大した自信だね」
「誰に対して言っているの? 私は貴女達の世代の二冠ウマ娘なのよ?」
サクラスターオーの自信満々なその声に彼女達は希望し、そしてヤマトダマシイはその闘志に静かに火をつけていた。
「私とほぼ同じ
「……」
「おい、なんとか言え」
二代目が無言でその位置から前に動き出すとナリタブライアンがため息を吐く。
「レースを支配するものは全てを制す。いい言葉だよ」
「何だと?」
二代目の呟きにナリタブライアンが反応するが二代目はそれをスルーした。
「ナリブ、確かに貴女は素質のみなら私は当然、この国内において敵うのはいない。だからこそペースなんて考えずに捩じ伏せることが出来る。しかしそれが大きな弱点でもある」
「そうとも、だからこそ私は弱点を弱点とも思わない程に鍛えたんだ!」
脳筋の発想だが、間違いとも言い切れない。マルゼンスキー等といったウマ娘は絶対的な身体能力で捩じ伏せているだけでなく優れたタイムを出していて強さの指標になる。
「絶対的な数値で捩じ伏せる……それも一つの手だけど、レースはあくまでも相対的なものだよ。例え1800mを2分6秒で走っても一着なら勝ち、2400mを2分22秒で駆け抜けたとしても一着以外なら負けでしかない」
「まさかお前……!」
「気がついた? それじゃくたばろうか」
「くっ! だが態々罠とわかる動きに乗る必要はない」
「動こうが動かないがどちらにせよ私の掌の上で踊ることになる」
『お互い祖父がノーザンダンサー*1なだけにな』
「くそがっ! だがこんなことをすればお前もただでは済まないぞ!」
ナリタブライアンが悪辣を吐き、忌々しく二代目を睨むが二代目は逆に笑みを浮かべてナリタブライアンを防ぎ混んで挑発する。
「ちゃんちゃら*2可笑しい話だよそれは。必勝の策って奴が私にはあるんだからくたばるのは貴女だけよ」
「グリーン、どけっ!」
ナリタブライアンが体当たりでどかそうとするが二代目の巨体にそれは悪手で逆に吹っ飛ばされる始末だ。
「くそがっ!」
「無駄無駄、諦めなよ」
「やはり遅い、遅すぎる……」
「ルドルフちゃんもそう思うの?」
「当然。まるで一昨年のダービーを見ているようだ」
一昨年のダービー、それはメリーナイスが勝った日本ダービーのことである。
メリーナイスが勝利出来たのは完璧なレース運びやレース展開といったものが偶然が重なったものであり、もし一つでも狂っていたら勝利することは難しかっただろう。
「ブライアンはそれに気づいたみたいだけどアイリちゃんに退路を絶たれたようね」
「まさしく完全無欠のレースだ。自分がマークされるにも関わらずここまで厄介なウマ娘を封じ込めるとはな。逃げウマ娘ならともかく中団差し、追込のウマ娘には辛いところだ」
「あの対策法はあらかじめ逃げるか極端に後ろに下がるしか対策がないわ」
「後者は論外。あそこで下がればグリーン諸共共倒れだ。ダービー史上最悪の決着になる──となれば、一瞬の隙をつくしかない」
「だけどブライアンに出来るかしら? 圧倒的な能力を持つからこそ、自分の思い通りにいかないと力が発揮出来ない。ルドルフちゃんとは違ってブライアンはそのタイプだと思うのよね」
「マルゼン、お前が言うと説得力があるな」
直線に入りまだ二代目とナリタブライアンは後方に詰まったままの状態で加速するがナリタブライアンは自らの思うようなレースが出来ず身体と精神が一致しないでいた。
「くそがぁっ!」
どかそうとナリタブライアンが二代目にタックルを仕掛けるも逆に弾き返される始末で観客からは二代目に対するブーイングが絶えなかった。
【ナリタブライアン、ピンチ! ナリタブライアンピンチだ! 抜け出せない!】
「そう急かない急かない。私のお尻眺めてゴールしなさいな」
「ふざけるな!」
二代目を始めとした四方のウマ娘に囲まれ、イラつきが止まらないナリタブライアン。外側にいる二代目を弾こうとしても体格差で負けてしまい、これ以上スピードを落とすことも出来ない。スピードを落とせばそれこそ末脚で勝る二代目に勝ちを譲ることになってしまい、何が何でもナリタブライアンは二代目よりも前にいかなければならなかった。
【残り300mしかありません! 一番人気、二番人気ともに終わるのか!】
「さて、いきますか!」
残り300mを切り二代目が加速するとその後ろに二代目をマークしていたウマ娘エアダブリンがくっつく。
「くっ、ここしかない……!」
ナリタブライアンはエアダブリンの外に回り込んで加速するがエアダブリンすらも抜かせない。
「な、何故だ? 何故、抜かせない!」
マルゼンスキーの予想通り、ナリタブライアンは力を出せず攻めあぐねていた。
『有馬記念、JC、春の天皇賞。そして今回のダービーでも負けるだと?』
──ふざけるな
ナリタブライアンの脳にそんな声が響き渡る。
『俺はあいつの踏み台なんかじゃねえ。三冠達成時は史上最強の三冠馬? 違うだろうが! 俺は正真正銘、アイグリーンスキーを破った史上最強の三冠馬だぁっ! それをお前が証明してやれナリタブライアン!』
「……当たり前だ!」
ナリタブライアンが加速し、エアダブリンを引き離すと先頭にいる二代目を標的に変えた。
【後続を引き離してナリタブライアンとアイグリーンスキー】
東京優駿、最後の100m。ナリタブライアンと二代目が並び、壮絶な叩き合いが繰り広げられる。
【和製ミルリーフか、ニジンスキーの後継者か、二人の叩き合い! 凄まじいデッドヒートだ!】
二代目、ナリタブライアン共に互いに譲らないデッドヒートに観客達が興奮し、地面を揺らすほどの歓声を上げる。
「その様子だと覚醒したようね」
「何のことだかわからんが、今はお前に勝つ、それだけだ!」
【さあナリタブライアンかアイグリーンスキーか! 今、並んでゴールイン! おっとただいまのレース審議のランプが付きました、審議です!】
・ウマ娘アプリ感想
≫ウマ娘アプリやっているうちにマルゼンスキー(ウマ娘)が可愛く見えてきた。まあ最初にB行ったのがマルゼンスキーですからね。尚、スピードSいったのはサイレンススズカが最初だったりする。無課金でも運がよければいけることを実感しました。結論、ウマ娘アプリにおいて作戦逃げは最強である
・ウマ娘アプリの不満点
≫CPU任せだけでなくGⅠジョッキーのようにウマ娘を直接操作した方が良くね?
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尚、次回更新は未定です
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