ウマ娘プリティーダービー~青き伝説の物語~   作:ディア

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アンケートご協力ありがとうございました。圧倒的に禁止リストが多かったので後書きに載せます。

それでは作者が色々と気になったことや疑問に思ったと思われることをリストアップします。

・ニンジンステーキ
≫もしかしてニジンスキーが由来?

・競馬オタクになると戦績でわかるって本当?
≫人によるがタイトルを載せずともその馬のファンならわかる。例えば12戦8勝と言えばダイワスカーレットであり、他にも17戦10勝のスペシャルウィーク、28戦9勝はダイワメジャーと言ったようにすぐに思い付く。もっとコアなファンだとタイムまでわかるが、作者はタイムを記憶しておらず調べる羽目になる。尚、メジロマックイーンとオルフェーヴルは戦数、勝利数が共に同じなのでそれだけではわからないので注意する必要がある

・スーパークリークの幼少期は手がかからなかった
≫ママさんキャラを確立するためのオリジナル設定かと思いきやまさかの史実通り

・ウマ娘アプリで天皇賞春が勝てない
≫それな。作者もメジロマックイーンで一回勝利したきりで後はマヤノトップガン、スーパークリーク、ライスシャワー等超ステイヤーで挑んだがそれだけが勝てない。特にマヤノトップガンは二着で天皇賞春を除けば全勝なだけに余計に悔しい。ルドルフめ、ローレルみたいなことをしやがって……ちなみにナリタブライアンは5着で史実のマヤポジションでした。

・キングヘイロー万能説
≫キングヘイローは割りと簡単に全ての距離でA適正になる。育成次第ではジョーカーになる。しかも作者自身がレジェンドレースで負けまくったから尚更強く感じてしまう。サポートでもスピードなので優秀と言える

・公式のウマ娘の中で気性が荒いのと大人しい競走馬を上げるとしたら?
≫エアシャカールが最も荒く、ミホノブルボンが最も大人しい。ウマ娘のみを知っている諸君はゴールドシップを気性の荒い競走馬代表に思うかもしれないが、エアシャカールは気性が荒いとされているサンデーサイレンス産駒の中でも荒く、厩舎の方々がお世話係をくじ引きで決める程であり、その点ゴールドシップは予想外な動きをするだけで可愛げがありまだマイルドな方。ちなみに競走馬史上最も気性が荒いセントサイモンはエアシャカールの100倍は荒く、世話をするだけで死の覚悟が必要である。
 逆にミホノブルボンは非常に大人しい競走馬で有名でスパルタで有名な厩舎に入った頃などは同情された程。海外の競走馬だとバックパサーが有名

前回の粗筋
日本ダービー決着


第50R ヅカファン投票結果

 安田記念の翌週、生徒会室ではシンボリルドルフやシリウスシンボリと言った役職付きのメンバーに加え、寮長の二人、そしてマルゼンスキーの計5名が会議していた。

 

「それでは会議を始めよう。まず始めに今年度の──」

 

 なんやかんやで真面目な話が続き、しばらくすると人事についての会話となる。

 

「次年度以降について、私は生徒会長を引き続き行うが下番したい者はいるか?」

 

 その言葉に既に下番済みであるマルゼンスキー以外のウマ娘が挙手した。

 

「……下番したい理由について話せ」

 

「姉御、確かに俺は生徒会のほとんどの仕事を請け負っていて後継者を見つけなきゃいけないのはわかるが、俺が実家に戻らないといけない程にシンボリ家の財政が傾いている。そっちを建て直すのに専念したい」

 

「シリウス、検討しておく」

 

「頼むぜ姉御」

 

「次の寮長二人は?」

 

「故郷に帰って姪っ子の面倒を見なきゃいけなくなりました」

 

「姪っ子?」

 

「ええ。会長もご存知の通り、私達トウカイ家はシンボリ家やメジロ家程ではないにせよ名門。その名門の血を絶やさない為にも姪っ子、トウカイテイオーに賭けることにしたのです」

 

「トウカイテイオー……ああ、あの娘か」

 

「ご存知で?」

 

「弥生賞の後に、一度だけ会ったことがある。私のレースに興奮して私の所に来たんだ。いつか私のようになってみせるとな」

 

「そうだったんですか……あの娘があれほど張り切っていた訳です。テイオーは私やラモーヌをしのぐ、いやもしかしたら会長以上の素質の持ち主かもしれません。その素質を開花させる為にも私が呼び出されいかなくてはならなくなりました」

 

「他にいないのか?」

 

「私以上の戦績の持ち主はおらず、彼女の力を引き出すにはトウカイ家で一番力のある私しかいないとのことです」

 

 

 

「そういう事情なら仕方ないな。次、栗東寮長メジロラモーヌ」

 

「私も同じ理由ですわ。もっとも姪っ子ではなくメジロ家の本家筋のお嬢様の育成係に命ぜられましてね」

 

「こちらもか……」

 

「二人は一昨年の年度代表ウマ娘になったメジロパーマーをしのぐ逸材です。これで面倒を見ずに学園を優先したらメジロ家から追放されかねませんし、何よりもパーマーも面倒を見ています」

 

「ロマンちゃんよりも深刻ね」

 

 

 

「わかった。三人とも理由があるし、納得した。だが後継者はいるのか?」

 

「美浦寮長にはアイグリーンスキーを候補に入れています」

 

「あっ、ちょっとズルいわよ!」

 

「栗東寮長にはナリタブライアンを候補に入れています」

 

「てめえっ!」

 

 二人の寮長が候補の名前を上げるとマルゼンスキーとシリウスシンボリが抗議する。

 

「マルゼン、シリウス……その様子だとお前達も二人を候補に入れていたのか?」

 

「入れない方がおかしいわよ!」

 

「全くだ」

 

「第二候補は?」

 

「現時点ではビワハヤヒデ、タマモクロスやスーパークリークも候補に入れています」

 

「ヤマトダマシイですわ」

 

「それ以外だとマティリアルしかいねえよ」

 

「現在休養中のサクラスターオーね」

 

 それぞれが告げるとシンボリルドルフがため息を吐く。ほとんど──というか栗東寮長の候補以外チームトゥバンのメンバーでありどれだけ人材不足か理解出来る。

 

「もういい、よくわかった。とりあえず今日はここまでにしておこう。来週までに代理の者を用意しておくように」

 

 シンボリルドルフがそう締め、四人が出ると同時に全力疾走した。

 

 

 

 

 

 その夜、二代目は頭を悩まされていた。

 

「美浦寮長と生徒会書記ねぇ……うーん」

 

『またそれか。美浦寮長に関しては海外遠征にいくから美浦寮の管理は不可能だとでも言えば断れるだろう?』

 

「そっちはアマちゃんに押し付けるからいいとして、生徒会書記の方なんだよね」

 

『シリウスシンボリが副会長業務を兼ねても遠征しているからな。書記の仕事と言っても副会長業務よりも易しいものだ。それだけに断りにくいということか』

 

「うん。マルゼン姉さんから頼まれたってのもあるし、断れないのよ」

 

『俺が関与出来ない以上、口実を与えること位しか出来ないがそれでもやるか?』

 

「物凄く嫌な予感しかしないから遠慮しておくよ」

 

 

 

『それよりも宝塚記念だ。一応宝塚記念に出走登録出来たんだろう?』

 

「うん、ファン投票で6位になれたから何とかね」

 

『6位なら確定だ。それよりも宝塚記念に出走するウマ娘はお前を除いて全て上の世代だ。夏の時点でクラシック級のウマ娘がシニアのウマ娘よりも格上なんてことはほとんどない』

 

「でも先代は勝ったんだよね?」

 

『俺は勝つことには勝った。しかし今回は違う。セイザ兄貴並みの素質の持ち主のヤマトダマシイ、そのヤマトダマシイに天皇賞秋で打ち負かしたスーパークリーク、更にビワハヤヒデがスーパークリーク本来の距離適正であるはずの長距離で勝っている』

 

「オグリキャップ先輩は? ファン投票3位だよ?」

 

『バカを言うな、ファン投票の順位イコール強さという訳じゃない。実際、1位のナリブよりも2位のビワハヤヒデの方が実力は上だ』

 

「それはそうだけど、オグリキャップ先輩もナリブよりも上だからね」

 

『オグリもナリブよりも強いが、3人に比べたらそう怖くはない。オグリはマイルでも行ける中距離馬じゃなく中距離でもいけるマイラーだ』

 

「確かに最近の成績はマイルが安定して他は安定してないけど、全くノーマークって訳にもいかないでしょ?」

 

『その通りだ。あの3人がいなければオグリキャップをマークしなきゃいけない。しかしだ、逆に言えばあの3人を封じてしまえばオグリのみ警戒すればいい。それが出来ないお前じゃないだろ?』

 

「そうだね……でも気になるウマ娘が一人いるんだよね」

 

 そう呟くと先代が聞き返す。

 

『誰だ?』

 

「4位のイナリワン先輩」

 

『不出走のあいつか?』

 

 不出走であるなら気にする存在ではないはず、それにも関わらず尋ねるということは理由があるに違いない。

 

「人気投票で集める為に勝てるダート路線にしたかと思ったのに、本当にダートに転向するなんてね」

 

『芝のGⅠ競走を勝った奴がダート路線に移動するのはいない訳ではないが、GⅠを勝って以降芝で勝てなくなったとかそんな事情がほとんどだ。それを無視するということは今はまだ芝に戻る時期じゃないってことだ。それに──』

 

「それに?」

 

『ドバイWCを勝ったシガーの存在がイナリワンをダートに留めているのかもしれないな』

 

「それは言えているけど、普通あんなに差をつけられたら逆に萎えない?」

 

『ならお前はお前に勝ったメジロパーマーを更に打ち負かしたラムタラのいる芝に萎えたのか?』

 

「先代、日本のウマ娘をあんなコケにされて黙っていると思っているの?」

 

『そう言うことだ。直接対決していないにせよ、お前自身はラムタラをライバルだと思っている。負けん気の強いイナリワンなら尚更、シガーのことをライバルだと思っているんだろ』

 

「そうね……そんなことで心が折れるウマ娘じゃないもんね」

 

 イナリワンが有馬記念を制し客に喧嘩を売った時のことを思い出し、笑みを浮かべる。

 

 

 

 そんなこんなで先代と二代目が話し合い、宝塚記念に向けて対策をする。そして二代目と先代は某レースを参考にし作戦を決行することにした。




ゴールドシップとフジキセキの禁止されているイタズラリスト3

21.某三冠ウマ娘に「どうして女性なのに名前にミスターがつくんだ?」と聞いてはならない
22.菊花賞でミスターシービーの後継者として名乗りを挙げるのは結構ですが、イタズラを治してからにしてください。少なくともミスターシービーは大人しくイタズラはしませんでした
23.生徒会長に特定のウマ娘の音声を録音したテープを売買してはならない。もちろん盗撮も禁止です
24.生徒会長を瑕疵なく辞職させようとしてはならない。ましてやテープ売買の為なら尚更です
25.急に倒れて「死体ごっこ」なるものを仕掛けてはならない。もちろん朝も昼も夜も二十四時間三百六十五日何時如何なる時でもです
26.「廊下は走ってはならない」という規則は廊下で泳ぐことや滑ることの正当化にはなりません。もちろん三段跳びなど以ての他です
27.トレセン学園は貴殿方がウマ娘のいる部屋を特定するために架空の防災訓練を開いたことを重く見ています
28.貴殿方が授業を休むことは「風紀活動」にはならない。ましてや他のウマ娘を巻き添えにすることなど言語道断です
29.入学予定のウマ娘に宛てたトレセン学園の招待状の「トレセン学園人事部」の部分を「トレセンようちえん」または「トレセン歌劇団」に書き換えたことは断じて許されることではありません。またチャイルドスモックを着用したタマモクロスの写真や男装したフジキセキやナリタブライアンの写真を同封したことも同様です
30.美浦寮に出てくる幽霊を名前を言ってはいけないウマ娘と関連つけて噂することを禁じます

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尚、次回更新は未定です。アンケート次第では翌日更新します

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