≫サードステージが有名だが、world2010ではリトルサクセサーという架空馬がサードステージの代わりにいる……まあシナリオの関係上仕方ないよね。私の拙作の一つである【皇帝、帝王、そして大帝】のウマ娘版の小説にするかリトルサクセサー主人公の小説を書くか迷っている
・ウマ娘というかソシャゲガチャあるある
≫狙っていないレアキャラが一発か二発で出る。タイシンとファル子はそれで出た。ちなみに狙ったのはルドルフとブルボンであることから御察しください。
・作者がウマ娘小説で書きたいものは?
≫擬人化ならぬウマ娘化小説、ウマ娘が美少年を可愛がる(要するにおねショタ)砂糖小説、マグナかリトルサクセサーかどちらかを題材とした小説を書いてみたい
・もしかしなくても作者ってオリジナル小説書くのが苦手?
≫ザッツライト。二次創作ならランキングに載ったことがあるがこの小説のようにオリジナル要素が強め、または強いと苦手になる。それでも書き続けるのは自分の自己満の為。
前回の粗筋
SS「たづな、余はお前を救ってみせる!」
たづな「無理はなさらないでくださいよ」
そして宝塚記念当日。二冠ウマ娘ナリタブライアンこそ不在だが無敗のダービーウマ娘が参戦したことにより大いに盛り上がりを見せた。
【実況は私赤坂、解説はこの宝塚記念で大いなる盛り上がりを見せたトウショウボーイさんとグリーングラスさんです。どうぞよろしくお願いいたします】
【よろしくお願いいたします】
【さて早速ですがお二方、今回のレース展開はどう予想されますか?】
【そうですね、先行するビワハヤヒデに並びかけるようにスーパークリーク、その後ろにウイニングチケットとバランシーン、オグリキャップと言った差しのウマ娘でしょうか】
【アイグリーンスキーやヤマトダマシイはどうなりますか?】
【カブラヤオー先輩を育て上げたチームギエナ時代から在籍してきた二人ですからね。一番人気のビワハヤヒデをマークする形でレースすると予測していますが、あの娘達次第でレース展開が変わると思いますよ】
「ヤマトダマシイ先輩」
「グリーンか……」
「今回のレースで決着を着けましょう」
「良いだろう。チームトゥバンのエースとして、そしてシニアの強豪として相手になってやる」
【まずハナに立っていった*1のはビワハヤヒデと、なんとアイグリーンスキーだ!】
宝塚記念のゲートが開いた瞬間、二代目が先頭に立ちそれに続くようにビワハヤヒデ、スーパークリークと続いていく。
【これは一体どういうことなんでしょうか解説のお二方、解説をお願いします】
【これまでアイグリーンスキーが逃げを取ることはありませんでしたからかかっているか、奇襲のどちらかでしょうね。見た感じ落ち着いている様子から後者の方かと】
【元々アイグリーンスキーは自在脚質──つまり逃げ先行差し追込、全ての戦法に適正があります。今まで使う機会がなかっただけで一緒に走ったことのある*2私からすれば驚くべきことじゃありません】
【ただ逃げは先行とは違いペース配分、そしてレース展開を作り出す存在になります。下手すれば天皇賞秋で私達が対決したように自滅するかもしれません】
【その点だけ留意すれば彼女も勝てる実力を持っていますよ。何せあのレースで私をあと一歩まで追い詰めたのですからね】
この展開にビワハヤヒデとヤマトダマシイのみが平常心を保っていた。
「一番人気の私を封じに来たのか、それともヤマトに対する牽制か……恐らく後者だろうがどちらにせよ変わりない。ブライアンの時とは違って抜け道はあるのだからな。問題はヤマトダマシイの方だ」
ビワハヤヒデが最後方に控えたヤマトダマシイを見て警戒するとヤマトダマシイと目が合い、互いに警戒する。
【さて実況に戻ります。先頭は未だにアイグリーンスキー、そして三バ身離れてビワハヤヒデとスーパークリーク他先行集団、そしてドバイの女傑バランシーン、昨年のダービーウマ娘ウイニングチケットがその後ろ。オグリキャップ、そしてヤマトダマシイが最後方に控えています】
「ヤマト、珍しいこともあるものだ。お前がそこにいるとはな」
オグリキャップがこの位置にいるのは本意ではなく、本来であれば二代目をマークするつもりだった。しかし二代目か逃げてしまい後方に控えるヤマトダマシイをマークするような形となった。
「オグリキャップ先輩、グリーンがどんな戦法をとるかわからない上に、ダービーの時とは違って私よりもハヤヒデの方が先行力がある。もう先行で潰そうにも潰せる相手ではない以上、自分のレースをするしかない。幸いタイシンもいませんしね」
タイシン──昨年の皐月賞を勝ったナリタタイシンが不在の理由、それは故障によりトレーナーから長期間に及ぶ休養を与えられたからだ。その期間はレースに出場することも出来ずただ体を治すことに専念しなければならなかった。
「そのようだな……前が自滅している以上ここでいくのは得策ではない。それは私もお前も同じことだ」
オグリキャップが頷き自分の体内時計を測るとこのペースがハイペースだと警告を促し、ヤマトダマシイに警告する。
「普通なら、その警告を受け取っておくべきなのですがダービーの時のあいつを見ていないからそう言えます」
「なに?」
ヤマトダマシイの呟きにオグリキャップが反応し、ヤマトダマシイが続ける。
「それ以降は自分で考えることです。レースはここから動きを変わっていきますから覚悟しておいた方が良い」
【1000mの通過タイムは、なんと57秒! このペースは明らかにハイペース!】
「速すぎる! いくら何でも持つ訳が──」
──持つ訳がない。
観戦しているヒシアマゾンがそう呟こうとした瞬間、二代目のペースが更に加速し、更に目を丸くした。
【あーっと! ここで再びアイグリーンスキーが加速!】
「な、なんだって!?」
「アマさん、そう驚くべきことじゃない。奴はダービーの時、全力を出さずに走っていたんだ」
「……はぁっ!?」
「恐らく8割あたりしか出していない」
【続いてビワハヤヒデと最後方のヤマトダマシイが動いた!】
「JCの二の舞になる訳には……いかないわ!」
「くっ……動かざるを得ないのか」
「日本のウマ娘もやるものですね」
【スーパークリークもここで動いたーっ! 更にオグリキャップ、バランシーンも動いた】
「8割だと!? そんなバカなことがあるのか!?」
「ある。でなければあそこで姉さん達が動く訳がない」
「それを計算したって、仕掛けるのがいくら何でも早すぎる!」
「いやアマさん、ここで動かざるを得ないんだ。先頭に立っているのはグリーンで策士だということを知っているのは姉さん、ヤマト先輩の二人。ペースはあいつの手に委ねられていて私達がやられた時よりも厄介だ」
ナリタブライアンがヒシアマゾンの出走したNHKマイルC、そして自らが出た日本ダービーの苦い経験を思い出し、顔を顰める。
「だけどペースが57秒だぞ?」
「アマさん、ペースというのは先頭または先頭集団で作られるものだ。しかしグリーンは例え後ろにいてもペースをコントロールしてしまう。そのグリーンが先頭で走っている。つまりこのレースはグリーンの支配下にあると言っていい。姉さんやヤマト先輩はそれを理解しているから上がっていった。更にJCでの出来事もあって他のウマ娘達が動かざるを得ない」
「ダービーの時のブライアンはどうにか同着になったけど、今回はどうかね?」
「実力的に言えば姉さんかヤマト先輩の二人だ。私ですら同着に潜り込めたんだ。それよりも実力が上でかつ、見切った二人が負けないはずがない。だが──」
「だが?」
「それ以上にあいつの実力は未知数だ。やってくれると私は信じている。あいつと戦うに当たってどれだけ不安要素を消しても消し足りない。それがアイグリーンスキーというウマ娘なんだ」
「確かにな」
【最後のコーナーを曲がって直線に入ってアイグリーンスキーが先頭! そして上がってきたのはいずれもGⅠ競走を制した猛者達!】
「先代、どう?」
『やれやれこれだけ激しいレースなら一人くらい人気薄のウマ娘が来てもいいだろうに……ちっとも来やしねえ。お前の計算通り、奴らが来ているよ』
先代が二代目にそう告げると二代目が人気薄のウマ娘がいないこと──つまり地力のあるウマ娘だけが生き残れるサバイバルレースであることを確認する。
「それなら望む展開ね」
【現代トゥインクルシリーズの結晶、スーパークリークがアイグリーンスキーを捉えに行ったーっ!】
「タマちゃんの、イナリちゃんの……スモック姿が私を待っているのよ! だから──」
「そんなことをさせるか!」
性癖の歪んだスーパークリークの脅威から避ける為にも負けられない。もしここで負けてしまえば二人だけではなく別のウマ娘にも強要する可能性があるからだ。そうなれば最後の犠牲者になりうる自分が恨まれ、肩身が狭い思いをしなければならない。それだけは避けたかった。
【ダメだった! 届かない! 届かない! スーパークリークがドバイの女傑バランシーンに交わされたーっ!】
「ああ……スモック姿が、消えていく……!」
──無理ぃ~っ!
スーパークリークの悲鳴がドップラー効果を発生させながら二代目の耳から消えていく。ついでに二人のスモック姿を公共の場に現すこともなくなった。
【アイグリーンスキーとバランシーンの一騎討ちとなったところで、オグリキャップ、オグリキャップだ! 昨年の年度代表ウマ娘のオグリキャップが強襲ーっ!】
「マークから聞いていますわよ」
「ようこそ、阪神レース場へ。ドバイじゃタマが世話になったから案内しておこう」
【さあオグリキャップ、バランシーン、アイグリーンスキーの三つ巴の対決だ! 三つ巴の対決だ!】
「私は大丈夫、十分に準備していますから。それよりも若い彼女を案内してあげたらいかが?」
【バランシーンが抜ける! ドバイの中距離代表の底力だ!】
「遠慮はいらないぞ。二人まとめて案内する」
【オグリキャップも負けられない! これぞ執念、芦毛の根性ウマ娘!】
「余計なお世話ですよ御二方!」
【しかしアイグリーンスキーが差し返す! そのまま突き放していく!】
「なっ──」
「二の脚、ですって?」
二代目が二の脚──最後の直線で加速し二人を差し切り、突き放すと二人の心が折れ、目のハイライトが消えかかる。
「この勝負は、私が貰うっ!」
しかしオグリキャップが更に闘志を燃やし、突き放された差を埋めようとしていた。
【な、なんという闘志! オグリキャップが食らいつく! バランシーンは苦しい!】
──どいてくれ。ここから先は私の出番なんだ。
そう言わんばかりにビワハヤヒデが重い腰を上げてバランシーン、そしてオグリキャップを差し、二代目に迫る。
「ブライアンが出ないこのレース、ブライアンよりも私が上だと証明してくれる!」
【今度は日本シニア最強、ビワハヤヒデが行ったーっ! ビワハヤヒデがアイグリーンスキーに迫る!】
ゴールドシップとフジキセキの禁止されているイタズラリスト5
41.いくら正当性のある理由でもウマ娘代行業等の会社を設立する、運営するのを禁止します
42.ウマ娘やトレーナーが赤ちゃんプレイに目覚める為、スーパークリークに成人用ベビーカーと成人用ベビー服を与えるのを禁止します
43.マルゼンスキーに与えてもダメです
44.ウマ娘やトレーナーに成人用ベビー服を着せたり、成人用ベビーカーに乗せてはならない
45.マルゼンスキーに車を運転させるよう誘導してはならない
46.駿川たづな理事長秘書の帽子を取ろうとしてはならない。秋川理事長の帽子もです
47.ビワハヤヒデにヘアスプレーと偽りワックスを渡してはならない
48.貴殿方とアグネスタキオンの接触を禁じます。もちろん第三者を介しての接触も禁止です
49.接触とは直接話して接するという意味だけではなく、手紙等の連絡をすることでもあるので校舎内の落書きを消すことを命じます
50.貴殿方が薬品に触れることを禁止します
この第51Rのお話をお楽しみ頂けた、あるいはこの小説自体をお楽しみ頂けたならお気に入り登録や高評価、感想の方を宜しくお願いいたします。
また感想は感想に、誤字報告は誤字に、その他聞きたいことがあればメッセージボックスにお願いいたします。
尚、次回更新は西暦2021年5/16です
読者の皆様がウマ娘になったらどうなるか(モブウマ娘募集)
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逃げ切りシスターズに加入出来る逃げウマ娘
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ルドルフを始め王道を突っ走る先行ウマ娘
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狙った獲物は絶対殺す差しウマ娘
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どんなに差をつけても追い越せる追込ウマ娘
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何もかも自由!フリーダムな自在脚質ウマ娘