≫その発想はなかった……天才か? よし! 早速混ぜ混ぜタイムだ!
・感想欄と前書きで『・』と『≫』の順序が違うのは?
≫昔前書きで間違ってしまったのを正すのが面倒だからそうしているだけ。怠惰な作者ですみません
・作者の好きな作品は?
≫最近はウマ娘の二次創作を読みまくっている。閲覧履歴が全てウマ娘二次創作になったこともある。
・作者が思い出深くしかもマイナーな作品といえば?
≫【ダイナデバイス】と【我が竜を見よ】ですかね。特に【ダイナデバイス】は星の名前がキャラの名前として出てくるのでウマ娘小説でチーム名に困った時におすすめ。主人公が所属しているチーム名トゥバンや改定前のカノープスもそこから来ている。【我が竜を見よ】は声優が豪華で何故マイナーなのか意味不明なくらいである。
前回の粗筋
宝塚記念、最後の直線。ウイニングチケット、スーパークリーク、バランシーン、オグリキャップ脱落
ビワハヤヒデがクラシック級で鍛え上げた瞬発力を爆発させ、二代目を射程圏内に捉えた。
「そして、これで終わりだ!」
1バ身差まで迫った二代目にそう宣言するがそこからの差が縮まらず焦り、いつも以上に汗をかく。
【しかし抜かせない! 抜かせない! これは抜かせない!】
「あ、あり得ない……このペースで逃げ切るなんて無理なんだ! とっくに限界を迎えている! 歴代のどのウマ娘でもこんなペースで逃げ切るなんて出来やしない!」
例え相手がマルゼンスキーやカブラヤオーだとしても──その悲痛の叫びと共にビワハヤヒデが後退する。
『あり得ん……何故こっちが後退する? スピードは落ちていないはずだ!』
魂のビワハヤヒデの叫びの通り、ウマ娘のビワハヤヒデのスピードは落ちておらず、むしろ後方を突き放していた。
「くっ、ならばデータを捨てるまでだ!」
ビワハヤヒデはそれまでの論理を捨て、がむしゃらに走る。それによっていつも以上に力が加わり、ストライドが大きく広がるとともに加速する。
しかし二代目はその動きを合わせるかの如く更に加速した。
『まさか、三の脚だと!? そんなバカなことがあるのか!?』
魂のビワハヤヒデが驚愕の声をあげ、解説する。
最後の直線で加速することを二の脚といい、その加速が優れているウマ娘ほど末脚の優れたウマ娘と評価される。三の脚は二の脚の状態から更に加速することでありそれが使えるウマ娘はビワハヤヒデを含めほぼいない。
それを使われたビワハヤヒデが呟いた。
「無理、だ」
ついにビワハヤヒデの心が折れ、目のハイライトが消え、後退する。
【ビワハヤヒデ差せない、差せない! もうこの娘で決まりなのか!】
ビワハヤヒデで差せないならもう誰も差せない。そう思われた瞬間、大外からヤマトダマシイが強襲する。
【さあヤマトダマシイ! ヤマトダマシイだ! この勢いは間違いない! 今度こそ日本の魂がクラシック級最強、二冠ウマ娘のライバルを仕留めにいく! ヤマトダマシイがアイグリーンスキーの1バ身、1/2バ身と迫っていく!】
「来た、ようやくね……」
迫るヤマトダマシイに二代目は英ダービーの映像を見ていた時のことを思い出していた。
【英ダービー、スタートしました!】
「いよいよだね、先代」
『ああ。ラムタラは人気こそないがその実力は世界トップクラスだ。一番人気のウマ娘──ペニカンプ*1も強いが、ラムタラはこの中の誰よりも強い』
──それは断言出来る、そう先代が断言すると二代目が口を挟む。
「6戦無敗で英2000ギニーを制したウマ娘よりもねぇ……?」
ラムタラの実力を間近で見た二代目ですら信じられなかった。先日のダービーで二代目やナリタブライアンに無名のウマ娘が割り込むようなものであるからだ。
『お前がそう思うのは無理もない。だがそういった現象は日本のウマ娘でも例がある。シンボリルドルフがその典型例だ』
「まさか、故障?」
『右前脚骨折だ。その故障でペニカンプは7戦6勝という成績で引退した。日本でいうなら無敗で皐月賞を勝ちダービーで故障し惨敗したってところだから評価が別れる。まあ、ラムタラのレコード勝利に加え今後の戦績を考えると勝てなかっただろうがな』
「それはそうだけど──」
『奴の血色を見てみろ。パドックで誤魔化していた化粧が汗で剥がれているぞ』
「なっ!?」
二代目がラムタラを見ると明らかに顔色が悪く、とてもあのペースで走っているウマ娘には見えず、驚愕してしまう。
『ラムタラの方が評価が高いもう一つの理由は俺の世界のラムタラもあんな体調不良の中でダービーを制したからだ。それにあいつは何度も死にかけていてあの程度の苦しみなど奴にとっては苦しみの内に入らない。今後、ペニカンプが競走馬として生活したとしてもラムタラに勝てなかっただろう』
「でもほら、ほぼ全員が動いているのに、あの娘は動かないんだよ!」
『あの程度のことで動揺するな。ラムタラはあの状況でも差し切れると判断しているんだ』
【ラムタラ! ラムタラだ! ラムタラ凄い末脚で差し切った!】
「あ、ああ……」
『ラムタラに小細工は通用しない。あいつは一瞬でも油断やミスをしたら勝てないレースでも勝ってしまう。それに──』
「それに?」
『マルゼンスキーやトキノミノルもそれは通じない。だからこそニジンスキーはお前の併せウマ相手に仮想ラムタラとしてマルゼンスキーを指名したんだ。実際、マルゼンスキーには通じなかっただろう?』
「うん……」
『苦手なものでもあいつ等には通じない。ならどうするか? その答えは簡単だ』
──宝塚記念で能力の限界突破をする
【さあ後1/2バ身、これはもう行った!】
『二代目、それで満足か!? ラムタラと戦う前に負けてラムタラに笑われて満足か!?』
──満足な訳がないに決まっている!
『ならば勝て! 勝利という名前の最高の食事がお前を待っている!』
【いや縮まない! 縮まらない! ヤマトダマシイ、ヤマトダマシイが迫るが縮まらない! あと1/2バ身差が縮まらない! これが限界なのか!?】
「そんなバカな……既に限界のはずだ。だが何故残れる……?」
「流石は皇帝の継承者だ」
──限界を迎えた二代目の代わりに俺が話すことになるんだからな。
そう口に出すのを抑え、先代がヤマトダマシイに語る。
「だがこの差は世界と国内の線引きだ。俺は海外に打って出る! これから俺がいない間、国内を守ってくれ」
「ならば私も海外に──」
「必要ない! このアイグリーンスキーが獲る!」
【アイグリーンスキーだ! ニジンスキーの後継者が宝塚記念を圧巻の逃げ切り! またもや二着にヤマトダマシイ! 4バ身離して三着ビワハヤヒデ、四着争いにオグリキャップとバランシーン!】
「あのペースを最後まで……一体どんなスタミナをしているんだ?」
「NHKマイルCやダービー時点でまだ本気を出していなかったことが証明された。ただそれだけのことだ」
「確かに宝塚記念をレコード勝利したけど、能力のみでシニア勢相手に勝ったのはデカイよ。グリーンが作戦のみに頼りきる策士じゃなくスピードも兼ね備えた完璧なウマ娘だってことを証明したんだからな」
「アマさんはそう見えるか……」
「ブライアンは違うのか?」
「違うな。私達相手に策を練ったということはそれだけ私達を恐れていたということにも繋がる」
「あっ!」
「実際恐れていたのかはわからないが、そう考える奴らも出てくる。グリーン世代が最強世代なのではないのか? とな」
「私との約束を守るどころか、そこまで気を使うなんて……」
「実際のところ
『よく頑張ったな』
「先代、むやみやたらと私の身体を使わないでよ……疲れるんだから」
二代目が内埒を掴んで寄りかかり、へたりこむ。
【あーっと! アイグリーンスキーが倒れた! 故障発生か!?】
『そう言うな。この位の疲労なら来週には戻るし、何よりも三の脚だけじゃなく勝負根性が使えることがわかったんだ』
「とはいえ、これじゃウイニングライブは出来ないよ……」
『当たり前だ。全力の本気を出したんだ。それでウイニングライブが出来るなら全力を出し切ってないということだからな』
二代目がその先代の声を聞くと意識を失い、搬送される。
尚、後日生徒会や学園の意向で宝塚記念のウイニングライブが行われることになるが完全に余談である。
ゴールドシップとフジキセキの禁止されているイタズラリスト6
51.【セントサイモン来日】等という嘘の看板を取り付けるのを止めましょう。理事長の猫が逃亡しない限りセントサイモンが来日することはあり得ません
52.だからといって【セクレタリアト来日】という嘘の看板を取り付けたことは断じて許されることではありません。そのせいで食堂に大量の食材を抱えることになりました
53.貴殿方はやむを得ない事情なく胸の膨らみを抑えてはならない。貴殿方の男装を防いでウマ娘達を誘惑させない為です
54.新入生に「君も頭がおかしいって認められてここに来たのかい?」と言ってはならない
55.また「私は頭がおかしくなんてない!」という反論に対して「私もだ。二人でこのイカれた場所を脱出しよう」と持ちかけてはいけません
56.貴殿方が美浦寮に近づくことは許可されていません。これは美浦寮の安全面の為です
57.「確かに私は美浦寮にイタズラをした前科があります。しかし前科があるのがウマ娘じゃないですか!」などと訳のわからない屁理屈を通すのを禁止します
58.自分が卒業した時の為に後継者を育ててはならない
59.就職活動にあたって、このリストを履歴書として使ってはならない
60.ミホノブルボンにロボットダンスをさせる遊びは人気すぎて禁止になりました
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尚、次回更新は未定です
読者の皆様がウマ娘になったらどうなるか(モブウマ娘募集)
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ルドルフを始め王道を突っ走る先行ウマ娘
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狙った獲物は絶対殺す差しウマ娘
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