ワールドトリガーの世界に?
ふと頭に浮かんだので
さささっと書いて見たり
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オリ設定
こまけえことは気にすんな!
とある日のこと、本部に出勤して自身が所属する嵐山隊の隊長と合流した木虎は、一人訝しんでいた。
その思いは、普段は広報を担当する自分達嵐山隊だけでなく、他のA級小隊の隊員も同じ部屋に集められていたことで、更に深まっていた。
ーーー
木虎視点。
うーん。確かに今月の全体のシフトを見て不思議には思ってたのよね。
なんせ今日は全部のA級小隊が全部出番なのに、防衛任務に就いてる隊が一つも無いんですもの・・・
でもって、私たちはランク戦の観客席に集合でしょ?
もしかして臨時の訓練か何かかと思ったけど、どうも違うみたいなのよね。
だって隊員は居るけど、隊長が居ない小隊も居るし。
加古さんはともかく、二宮さんと三輪さんは遅刻とか絶対しない人だから、隊員だけが先に居るって事は無いはずよね。
あ、緑川くんと双葉ちゃんもキョロキョロしてる。
だけど他の人たちは普通よね・・・いや、犬飼さんが微妙な顔をしてるけど、あれは何かを知ってる顔よ。
って事は私を含めて今季からA級に入った人は知らないってことかしら?
・・・こう言うときは素直に知ってそうな人に聞いた方が良いわよね?
「あの、嵐山隊長?」
「ん?どうした木虎」
・・・隊長はいつもと違いが無いように見えるけど。
いえ、何か楽しみにしてる?
「・・・これから何が起こるんですか?」
私がそう問いかけると、嵐山隊長は少し悩んでから、こう答えたわ。
「大惨事対戦だ」
どーゆーことだってばよ?!
――――――――――――――――
外道8号。
あぁ。またこの季節が来てしまったか・・・
「ハチ、黄昏てると目が腐るぞ?」
俺がこれからのことを考えていると、俺の同級生にして職場の先輩にして上官が俺に声を掛けてくる。
つーか、目が腐るとか言うな。
つーかあんたの方が腐ってるだろうが!
とか言えたらなぁ。
いや、言えるけど言ったらリアルに地獄見るし・・・
「チュウさんは何か楽しそっすよね」
とりあえずお互いの目についてはほっとこう。
今はこの人に関してだ。
だって楽しそうなんだぞ?
この人がこんな感じのときは
絶対何かやらかすんだよ。
俺は詳しいんだっ!
「そりゃな。寺島さんが抜けた今、俺たちは
嘗てないほど追い詰められているのだぞ!」
「いや、そうなんすか?」
追い詰められてる?誰が?誰に?
それに追い詰められて楽しそうにするって
なんか違うくない?
なるほど。この人はMだった・・・って。
「ぐぉぉぉぉぉぉ?!」
いきなり皮膚を直撃するかのような刺激が俺に襲いかかって来た!
痛い痒い痛い痛い痒い痛い痛い痒い?!
コレってアレだろ?!
暴徒鎮圧に殺るヤツっ!!
ナンデ?!いきなりナンデ?!
「HAHAHA☆ハチよ『目も口ほどにモノを言う』って名台詞を知らないのか?」
知らねーよっ!!
何となく意味はわかるけど、
そんな名台詞知らねーよっ!!
「言いたいことは何となくわかったんで、
止めろ下さい!死んでしまいます!」
「いやいやいや、安心すると良い。
この程度では人は死なん」
・・・
突っ込むな!絶対突っ込むなよ俺っ!
ならどこまで殺れば死ぬん?
なんて突っ込んだら、体験させられるぞっ!
「押すなと言われたら押したくなるのが世の情け」
ダチョウかっ?!それとも
ロケットの方か?!
とりあえず時間を稼げ!
そうじゃないと間違いなく
地獄を見るぞっ!
そう考えた俺は、必死でツッコミを我慢する。
「失礼なヤツだ。俺がそんな簡単に
地獄を創るように見えるか?」
「はい」
「HAHAHAこやつめ。抜かしよる」
「あだだだだだだだだだだだだ
割れる!割れるぅぅ!!」
くそっ嵌められたっ!!
つい本音をこぼしたら、次の瞬間には俺の頭はガシッと掴まれていた。
これはテレポーターを使った技術ではなく、純粋な体術である縮地だ。
この人は当たり前に武術を極めているからタチが悪いんだよ!
つか何でトリオン体なのにアイアンクローの痛みがそのまま反映されてんだよ?!
「ソレはな?人は痛みがなければ覚えない生物だからだよ」
「さっきから当たり前のように頭の中を読まんで下さいっ!」
しかも答えになってねぇし!
「・・・いつもながら賑やかだな」
この声は?!
「おぉ、寺島さん。お疲れさまです。ハチの激励ですか?」
助かった!コレで勝つる!
「まぁ、そのつもりではあったんだがな」
アレっ?なんか風向きが・・・
「なぁ、チュウ。ソレってショーグンクローだよな?」
え、アイアンクローじゃないの?
「さすが寺島さん。OMEGA高い!」
時計かっ?!
「もしかして、お前って」
ナニ?ナニ?なんなの?!
「地獄の九所封じって出来るのか?」
しのフルコースって何ですかねぇ?!
「嫌だなぁ寺島さん」
出来るわけ無いよね?!
「出来るに決まってるじゃ無いですか」
できるのかよ?!
「おぉっ?!」
寺島さんのテンションが上がった?!
す、凄く辛い食べ物とか・・・じゃないですよねぇ。
「ま、まさかとは思うけどよ」
なんです?まだ何かありますのん?
「もちろん神威の断頭台も出来ます」
「お、おぉぉぉ?!」
いまだ嘗てないテンションだ!この人
こんなテンションになることあったんだ?!
「つか、なんすか神威の断頭台って!首飛んでるじゃねーですか?!」
くらってたまるか!絶対にくらったらダメなヤツだっ!
「は?何を言ってるんだ八幡」
「ハチ勉強不足にも程があるぞ?」
え、知ってるのが普通なの?
・・・くそっボッチに常識なんか求めてるんじゃねぇよ!
「なぁ、八幡」
「は、はい?」
「お前、悪魔将軍って知ってるか?」
何を言ってるんだこの人は?
「ここに居ますよね?」
目の前に居るじゃないか。
ってあだだだだだだだだだだだだ?!
ぐぉぉ後頭部が!後頭部がぁぁぁぁぁ!
つい本音をぶちまけたら、そのまま床に叩きつけられた件について。
いや、普通なら死んでるからな!
「HAHAHA☆どうですか寺島さん?!」
「おぉぉぉ!完璧な地獄の超特急だっ!」
完璧ってなんだ!ただ普通に叩きつけただけじゃねーのか?!
「いやぁ、トリオン体って便利ですよね?」
何をする気だ?!
「あ、あの!そろそろ模擬戦の準備しませんか?」
逃げる。コレ以上はなんかヤバイ!
小町、力を貸してくれぇ!
お兄ちゃんは逃げ切って見せるぞぉぉ!
「ふむ、それもそうだな。
ハチ立てるか?手を貸そう」
えっ?あれ?大丈夫?
「あ、はい。ありがとうございます?」
ん?力が入らない?さっきので
調子がおかしく・・・
「おぉぉぉ?!あ、握手だっ!」
いや、確かに握手だけど?!
「ハチ、寺島さんのリクエストだ。覚悟を決めろ」
「えっ?!」
何の覚悟を決めるかわからないまま、俺が
返事をすると、チュウさんは俺の両腕を固定し・・・いや、これってプロレスのアレですよね?
ダブルアームスープレックスの体勢。
まさかこのまま投げ捨てるつもりか?
そう思っていた時期が俺にもありました。
ダダブルアームカラノ、スピンダッ!
ハチマンガ、チョクリツシテイクッ!
トクシュナカイテンヲクワエテ、ウエニナゲタッ!
オイカケルヨウニジャンプッ!
アイテトノラッカニアワセテ、ケリアシヲクビニッ!
アッーーーーーーーーーーー!
―――――――――――――――――
東視点。
さて、今季もこの日が来たな。
「東さん、こっちは準備ができました」
ニノ・・・
「俺もです。今回こそあの外道どもに地獄を見せてやりましょう!」
シュウジ・・・
「そうよ!寺島さんが居なくなった今回こそ絶好の機会!」
加古・・・
「みんな、気持ちはわかる。だが気負い過ぎるな」
そう、あの外道共相手に冷静さを失えば前回の二の舞だ!
「東さん。ソレは無理よ!」
「加古の言う通りです」
「ヤツらは前回、やり過ぎました」
「お前らの気持ちはわかる凄くよくわかる!
だが前回の屈辱を繰り返す訳には行かんのだ!」
「絶対に繰り返さないわよ!今回は自害用の
メテオラだって用意したんだから!」
そんな後ろ向きでどうする・・・
「加古」
「加古さん」
そうだ!二人とも言ってやれ!!
「「俺にもくれ(下さい)」」
チクショウ!まともなのは俺だけかっ?!
「お前らなぁ」
とりあえず注意はしとかんとな。気持ちで負けてたら勝てる戦いも勝てん!
「だって東さん!」
「そうですよ東さん!」
「コレに関しては俺も同意見です!」
「そうよ!たとえトリオン体でもっ!」
「「「また丸坊主にされてたまるかっ!」」」
わかるけどさー。
元のチームメンバーからの魂の叫びを受けた俺は、それ以上何も言うことは出来なかった。
なにしろ俺も同じ気持ちだからな。
「いや、ただで負ける気はないわよ?けど
万が一のときを考えたら備えは必要でしょ?」
加古が言うのも間違いではない。
実際に緊急脱出はランキング戦の戦略の
一つだし、実戦でも時には逃げることを
優先すべきときはあるからな。
「そもそもトリオン体を気絶させるって何なんですかね?」
シュウジが本当に不思議そうに聞いてくるが、俺だってわからねぇよ。
なにせ鬼怒田さんも首を傾げてたくらいだからな。
「原理はわからんが殺られるんだ。対処は必要でしょう」
ニノも便乗してきたか。いや確かにそうなんだが、後ろ向き過ぎないか?
「「「それとも、東さんは丸坊主を受け入れるんですか?」」」
誰が受け入れるかっ!
「既に自害用の弾丸は用意してある!」
「「「ズルくない?!」」」
ーーーーー
えーコレよりー本部付き試験小隊VS元A級一位東隊のエキシビションマッチを行います。
実況は私、玉駒支部の宇佐美栞。
解説は、忍田本部長と落ち着いた筋肉こと
パーフェクトオールラウンダー
木崎レイジさんでお送り致します。
「「「えぇぇぇぇ?!」」」
木虎と緑川と黒江が揃って声を上げたのは、言うまでもない。
あとで書き足すかも?
当然別作品を、優先しますよ?ってお話。