東方影対録 ~Memory of the Opposite Story 作:zakky
第1話 宣戦布告
終焉異変から2ヶ月が過ぎ
徐々に暑さがましてきた文月の頃
月の裏にある月の都で、騒動が起きようとしていた
-[月の裏]月の都/月の勢力本部-
[モブ玉兎A]
「依姫様!
豊かの海にこんな物が」
依姫の前に差し出されたのは穢れの無い白い箱だった
開けて中を除くとメモの様なものと手紙が入っていた
「友達の手紙を同封したので呼んどいて
八意XXより
追伸-私と姫と鈴仙は無関係よ」
[依姫]
「ありがとうね、わざわざ
戻っていいわよ」
[モブ玉兎A]
「いえいえ!仕事ですから」
そう言うと玉兎は見張りに戻って行った
[依姫]
「さて、同封の手紙は...」
依姫は手紙を開いた
「こんにちは、新たに幻想郷の妖怪賢者となった
人妖のルナク・トワイダウンと言うものです
どうかお見知り置きを
さて、今回はご挨拶に伺いたく
手紙をお送りした次第でございます
一週間後の正午に豊かの海に行きますので
よろしく致します」
[依姫]
「随分と礼儀正しそうな奴だな..
手紙が穢れていないのもこちらへの配慮か...
特に警戒する事は無さそうだな」
依姫は手紙に視線を戻した
「追伸-手を離した方がいいぞ?」
突然手紙が穢れだした
[依姫]
「うわ!」
床に落ちた手紙は炎が広がってゆく様に穢れてゆく
[依姫]
「宣戦布告って事で良いのかしら...」
-[幻想郷]迷いの竹林/永遠亭付近-
[妹紅]
「寂しいよ、今日でお前の顔も見納めになると思うと」
[輝夜]
「あら、あんたが死ぬってことかしら?」
[妹紅]
「お前が死ぬんだよ!!」
[輝夜]
「あらあらあらあら?この前も同じ事言ってたわよ?」
迷いの竹林では輝夜と妹紅が喧嘩していた
[輝夜]
スペルカード
難題「蓬莱の弾の枝 -虹色の弾幕-」
[妹紅]
スペルカード
蓬莱「凱風快晴 -フジヤマヴォルケイノ-」
お互いの技が激しくぶつかり合う
-永遠亭-
[てゐ]
「まーた始まったよ」
[鈴仙]
「毎日毎日飽きないのかしらね」
[永琳]
「今日は仲介役を用意したから早く終わるわよ?
かの有名なあの終焉異変の元凶に」
-迷いの竹林/永遠亭付近-
[妹紅]
「そんな威力じゃ私を殺せないぜ!!」
[輝夜]
「あんたも同じような物よ!!」
[輝夜&妹紅]
スペルカード
[???]
「はいストーップ」
2人の間に1人の人物が現れた
[輝夜]
「誰よあんた」
[妹紅]
「邪魔すんな」
[???]
「おお...怖い怖い...
俺はルナク・トワイダウン
八意XXに頼まれて仲裁に来た」
[妹紅]
「誰だその...八意...何とかって奴
まさか永琳か?」
[ルナク]
「失敬...月語で喋ってた
さて、このけんか、どうすりゃ収まる?」
[輝夜&妹紅]
「此奴を完膚無きまでにボッコボコにして殺る」
[妹紅&輝夜]
「は?何言ってんの?そうなるのはあんただ!!」
[ルナク]
「OK」
ルナクは腕のリボンをとっぱらった
すると、影と覇気が薄くなり存在感が薄くなった
[ルナク]
「双方の願いを今叶えてやろう」
[輝夜&妹紅]
「ひ...ひぃーーー」
-永遠亭-
誰かの悲鳴が何処からか響いてきた
[永琳]
「まさか本気出すなんてね...」