東方影対録 ~Memory of the Opposite Story 作:zakky
-博麗神社/寝室-
[霊夢]
「そろそろ寝るか...」
布団を押し入れから引っ張り出し敷く
[霊夢]
「冬は紅魔館とかお屋敷の方が暖かいけど
夏は
布団に入り、目を瞑ろうとした瞬間
空がしらみ始める
[霊夢]
「げ!?もう朝?
早苗から借りたボサットモンスターやり過ぎたか?」
襖を開け空を見ると光の玉が浮いている
[霊夢]
「キ〇ラ?...いや、アレはゲームの...でも幻想郷なら...」
光の玉が閃光を放ち、夜の闇がかき消される
[霊夢]
「光線は出さないのね...って目がーーー!!!!」
目を抑え転がり回った
[霊夢]
「あー...バルスバルス...」
再び空を見上げるが既に光の玉は無くなっていた
[霊夢]
「異変かしら?...まあいいや」
再び布団に入り、そのまま寝た
-翌日-
[魔理沙]
「おーい!霊夢ー!朝だぞー!起きろー!」
朝から魔理沙が博麗神社に来て
寝室の襖を開けてゆく
[霊夢]
「ううん.....あと5分....」
[魔理沙]
「まさか昨日の夜にボサモンやり過ぎたのか?」
魔理沙は上布団をひっぺがし、押し入れに押し込んだ
[霊夢]
「違うわよ...
昨日の夜、空が光ったでしょ?
その後直ぐに寝たわよ...」
ムクっと起き上がり、下布団を押し入れにしまった
[霊夢]
「今何時?」
[魔理沙]
「8時
そういえば確かに光ったな、異変か?」
霊夢はスタスタと台所に向かい朝食の準備をした
[霊夢]
「確か昨日の残りが」
夕ご飯の残りを取り出して食べ始める
[魔理沙]
「なあ霊夢」
[霊夢]
「なに?」(モグモグ)
[魔理沙]
「なんか気づかないか?」
[霊夢]
「なんかイタズラでもしたの?」(モグモグ)
[魔理沙]
「違う!!
なんか今日は霊力が満ちて来ないか?」
食後のお茶を啜りながら体に起きている異変を探った
[霊夢]
「...確かに」
言われるまで気づかなかったが
何故か霊力が溢れ出る感触がする
[魔理沙]
「どんどん溢れて爆発四散する異変だったりしてな!」
[霊夢]
「知らないわよ?
永琳やルナクなんかが寝てる間に
変な薬を射ったかもしれないし」
霊夢は茶碗を洗い、籠に干した
[紫]
「逆に私がダルいのはどうしてかしら?」
スキマが開き
紫が窓から身を乗り出すかのように顔を出した
[魔理沙]
「それは...人妖の違い?」
霊夢と魔理沙が居間に移動するのに
紫はスキマを平行移動させてついて行く
[紫]
「半分そうで半分そうではない」
[霊夢]
「半分?」
[紫]
「藍に調べさせたのよ
妖獣や人間達、妖精や神は大体が
良い影響を受けていた
対して妖怪や一部の妖精や神
付喪神達は悪い影響を受けていた
例外的に
藍には影響はないけど橙はあなた達と比べて
半分ほどいつもより元気だった
隠岐奈のやつはピンピンしてたし
慧音や霖之助等の半分妖怪の人間は
一切の影響を受けていない
あと普通の動物は無関係そうね」
[魔理沙]
「ごめん、簡単に言ってくれ
訳がわからん」
魔理沙が首を傾げた
[紫]
「妖怪は弱く
人間、神と妖精の大体とかは強く
中間はそのまま
普通の動物は無関係」
[魔理沙]
「お、おぉ...」
[霊夢]
「まるでライトサイド、ダークサイドで別れてる様ね」
[魔理沙]
「そういえば鏡の連中は?」
魔理沙が鏡に指を指す
[紫]
「連絡取れてない」
[霊夢]
「またアイツらの仕業?」
霊夢は熱いお茶を啜った
[魔理沙]
「もう8月だぞ?
よく熱いお茶飲めるよな...」
[紫]
「多分全員ヘナヘナになってると思うわよ?
ルナクも
の割合だし」
[魔理沙]
「あれ?妖精ってライトサイドじゃ...」
[霊夢]
「アレは影の妖精よ、どう考えてもダークサイド
まあとりあえず待ってれば元凶が出てくるでしょ」
[魔理沙]
「そんな人任せな...」