東方影対録 ~Memory of the Opposite Story 作:zakky
-永遠亭-
[てゐ]
「エイサ!」
[鈴仙]
「ホイサ!」
[モブイナバA]
「エイサ!」
[早苗]
「ほぉいさぁー...」
永遠亭に入ると2つの大きな炭を
担架に入れて運んでいるてゐ達が通り過ぎた
[霊夢]
「なにあれ」
[魔理沙]
「バーベキューでもやるんじゃないか?」
[紫]
「にしては大きくないかしら?」
てゐ達が来た方向から永琳がスタスタとやって来た
[永琳]
「あら、どうしたの?
守矢の巫女と同じ二日酔いの薬?
それとも熱射病?」
[紫]
「たしかに7月に太陽が沈まないとなると
気温が大変な事になるわね
というか大変な事になってるわね」
[魔理沙]
「早苗が来てたのか?」
[霊夢]
「さっき通ってたじゃない
と言うより二日酔い?」
[永琳]
「ええ、
酒飲みの偉い人が来たらしくて
一緒に飲んだらこのザマ見たいよ
詳しくは本人に聞いて」
[魔理沙]
「あれ?早苗って20歳過ぎてたっけ?
過ぎてない私が宴会してるけど」
[霊夢]
「は?何言ってるの?
彼奴はXX歳よ?」
[魔理沙]
「ゴメン
何歳って言った?」
[霊夢]
「XX歳よ
まったく、何回も言わせないでよ
さて、行くわよ」
[魔理沙]
「お...おう...」
-永遠亭/客間-
[早苗]
「うー...」
早苗が仰向けに横たわっている
[霊夢]
「あ、いた」
早苗は顔を上げた
[早苗]
「あー、霊夢さんですか...」
[魔理沙]
「誰と呑んだんだ?」
再び顔を下げる
[早苗]
「なんかすごい人来てなんか凄い呑むから
巻き込まれて」
[魔理沙]
「どんな奴?」
[早苗]
「金色の髪に腰から瓢箪ぶら下げてて」
[紫]
「萃香かしら?」
[早苗]
「いいえ、男性で長身でした」
[霊夢]
「ルナクの身内とやらかしら」
[魔理沙]
「分からん
性別も見た目も知らんしな
所でおでこのたんこぶはなんだ?」
よく見ると左眉の上に小さなたんこぶがあった
[早苗]
「頭痛いんであった事全部言いますね」
-妖怪の山/守矢神社-
-過去-
それは守矢神社の参道を
いつも通りほうきで掃除していた時
[早苗]
「よし、ここら辺は終わった、次は裏かな?」
[金髪の男]
「ここには色んな神や精霊が居るな...」
金髪で長身の酒臭い男が空から降りてきた
[早苗]
「こんにちは!
参拝はあちらでどうぞ!
守矢教への加入はこちらで!」
[金髪の男]
「君は?」
[早苗]
「はい
私はこの守矢神社で巫女をさせて頂いております
東風谷早苗と申します」
[金髪の男]
「君は人間か?
それとも神か?」
[早苗]
「人間です
風祝をさせて頂いてはいます」
[金髪の男]
「なるほど、道理で君から神力を感じる訳か
ところで君以外に神が2柱居るか?」
[早苗]
「はい!
神奈子様と諏訪子様がおられます!」
[金髪の男]
「ほう...」
神社の裏から加奈子と諏訪子が出てきた
[神奈子]
「おーい、早苗ー
そろそろお昼ごは...」
[諏訪子]
「どうしたの神奈子?
イキナリ凍りついた様に...」
男を見るなりカチコチに固まった
[早苗]
「あ!神奈子様!諏訪子!
この人とお知り合いですか?」
神奈子達は一気に青ざめ
早苗に飛びかかる
[早苗]
「え!?ちょ!まっt!ぐふぅ!!」
諏訪子がスライディング膝カックンを早苗にし
体制が崩れた所で神奈子が後ろからラリアットで
強制的に土下座させる
[神奈子]
「申し訳ございませんでした!!」
[諏訪子]
「貴方様に無礼な態度をとったこの人間を
どうか見逃し下さい!!」
早苗を挟むように2人も土下座をする
[早苗]
「え?
一体なんで ぐふぅ!!!」
神奈子は頭を上げた早苗の後頭部を掴み
地面に叩きつける
[金髪の男]
「よかろう
離してやれ」
[神奈子&諏訪子]
「はっ!!」
[早苗]
「?...??」
おでこを押さえながら体を起こした
[金髪の男]
「代わりと言ってはなんだか
一緒に呑もう」
[神奈子&諏訪子]
「いただきます!!」
-永遠亭/客間-
-現在-
[早苗]
「そんでもってその人がとんでもないのを
持ってくるんですよ
美味しいお酒が沢山あったから良いけど
100度のお酒を呑ませてくるから」
[魔理沙]
「100度って酒と言うよりアルコール単体じゃねーか
よく死ななかったな」
[紫]
「後遺症もなさげな所を見ると
奇跡としか言い様が無いわね」
[魔理沙]
「あ、納得」
[早苗]
「で、そのあと
いい観光名所は無いか?
って聞かれたから博麗神社をオススメしときました
それにしてもあんな神奈子様達を見るのは初めてですね」
一通り聞き終わると
[霊夢]
「行くわよ、博麗神社に」
霊夢達は博麗神社へと出発した
月曜にあげれてよかったー...
待って...
今日火曜か
時計を見たら明日になってる...