東方影対録 ~Memory of the Opposite Story 作:zakky
-[幻想郷]香霖堂前-
シャボン玉の様な結界の中
ルナク達は作業をしていた
[ルナク]
「クリスタルによる再生は完了!
よし、あれを使うぞ」
[うつつ]
「本気で人間に使ってしまうのですか?」
[ルナク]
「そうでもしないとあいつには勝てないからね」
そう言うと黒いバックから
アンプルと注射器を取り出した
[ルナク]
「魔理沙なら行けるだろ」
アンプルから灰色の液体を注射器で吸い取り
それを魔理沙に注射する
[ルナク]
「OK、撤退しよう」
魔法で鏡を作り出し
その中へと飛び込む
その後結界が解けた
[霖之助]
「ん?
あれは...」
-香霖堂/寝室-
[魔理沙]
「は!」
気づくと布団の中で寝ていた
[朱鷺子]
「あ! 起きたよー!」
看病していたのかそばで本を読んでいた朱鷺子は
読む手を止め霖之助を読んだ
[霖之助]
「起きたのかい?
調子はどう?」
[魔理沙]
「大丈夫だぜ」
[霖之助]
「にしてもびっくりしたよ
爆発音が店の前から響いてきて
慌てて外に出たら
大きなクレーターができてたんだもの
暫く周りを片付けてたらいきなり魔理沙が現れるし」
[魔理沙]
「ちょっと待て、
最初、クレーターに私は居なかったのか?」
[霖之助]
「ああ、いきなり君が倒れた状態で現れたんだ」
[魔理沙]
「何があったんだ?
あの夢は一体なんなんだ?...
あ!こんな事してる場合じゃない!!
とりあえずもう行くぜ!」
[霖之助]
「ちょっとー
あんまり無理しない方が...
行っちゃった...」
霖之助の忠告を無視して
博麗神社へと急いだ
-博麗神社-
豪快な音と共に霊夢が神社へと突っ込んでゆく
[光]
「おいおいおい
そんな程度か?」
呆れた表情で霊夢を見下す
[紫]
「霊夢ー!!
いよいよやばくなってきたわね」
スペル
紫奥義「弾幕結界」
光を包む形で弾幕を生成し
動きを封じる
[魔理沙]
「おまたせ!」
[紫]
「魔理沙!」
半壊した神社から左腕を庇いながら霊夢が出てきた
[霊夢]
「魔理沙!
遅かったわね」
[魔理沙]
「なんか気絶してて」
光が波動で全ての弾幕を打ち消した
[光]
「少しは楽しめたかな...お!
おかえり」
[紫]
「気をつけて
あいつ、スペルカードルールを知らないよ」
[魔理沙]
「なるほど、怪綺談 以来だな
力がものを言う戦いは」
[紫]
「怪綺談とか言うんじゃ無い」
[魔理沙]
「とりあえず」
(あの夢が本当なら...)
スペル
恋符「マスタースパーク」
[霊夢]
「ばか!忘れた...の?...」
魔理沙が放ったマスパは
光魔法の光線ではなく
それを通して見た景色の色が反転している
不思議な光線だった
[光]
「そんなもの避けなくても!!
グハァ!!!」
光は指を曲げて軌道を変えようとしたが
一切動かないどころか、ダメージを受けた
[魔理沙]
「!?
なんだこれ!?」
[紫]
「今のは...虚数魔法かしら?」
[魔理沙]
「虚数って2乗したらマイナスになる架空の数字?」
[紫]
「なんで知ってるかは置いといて...
たしかに虚数と言われたらそうよね」
[魔理沙]
「で、どんな魔法だ?」
[紫]
「虚数魔法はこの世界の裏側
虚数空間の力を使った魔法
確か、他の魔法より遥かに研究開発が難しいはずよ」
[魔理沙]
「パチュリーからパク...
借りた本の中にそんな本があった気がするぜ
なんでそんな魔法に変わったのか...アイツか」
[紫]
「アイツって?」
魔理沙は夢で見た事を話した
[紫]
「貴女、闇落ちしたの?」
[魔理沙]
「確かにしてそうな話しだけど
一切してないぜ?
今の所はな」
[霊夢]
インポッシブルスペルカード
神籤「反則結界」
霊夢が反則スペルで再び攻撃を仕掛けた
[魔理沙]
「虚数魔法か...ならスペルの名前は変えなきゃな」
スペル
虚恋「イマジナリースパーク」
再びマスパを放った