東方影対録 ~Memory of the Opposite Story 作:zakky
第1話 大精霊の復活
-博麗神社(跡地)-
[大精霊]
「我が名は大精霊
数多の精霊を取りまとめる13の精霊を取りまとめし者
我が復活した今、
全ての精霊は再びその力を取り戻すであろう」
[チルノ]
「大...ちゃん?」
さっきまでと違う大妖精に語りかける
[大精霊]
「氷精霊か
待っていろ、今力を戻してやろう」
大精霊は鏡を通り越し
反転郷のルナクの元へとテレポートする
-[反転郷]博麗神社-
[ルナク]
「!?」
慌てて能力を一時的に消す薬を服用しようとするが
振り払われる
[大精霊]
「さあ、返して貰おうか
可愛い部下達の力を」
[ルナク]
「部下なんて知らねえぞ?」
[大精霊]
「知ってるぞ?
お前が全員分の力を持っていることを
さあ、おいで」
ルナクの身体から13のアトリビュートクリスタルが
発生し、ゆっくりと大精霊の元へと引き寄せられる
[ルナク]
「容易く返すかよ!
こちとら妖怪賢者名乗ってんだよ
幻想郷を危機に晒すことなんて
それしかない時しかしねぇよ!」
クリスタルを自分に引き寄せる
[大精霊]
「仕方ない、なら力ずくだ」
ルナクのまじかにテレポートし
みぞおちに殴り掛かる
それを仰け反りながら後ろに向かって
仰向けの姿勢で高速で飛行する
大精霊はそれに覆いかぶさるように
うつ伏せで攻撃を仕掛ける
[大精霊]
「まず1つ」
白色のクリスタルを奪われルナクがガクッと減速する
[大精霊]
「光精霊の力か
これでもっと速く動ける」
ルナクは緑のクリスタルのエネルギーを使って
大精霊を蹴り飛ばす
[ルナク]
「光は樹に弱い」
[大精霊]
「なるほど」
大精霊はテレポートと光速移動によって
緑色のクリスタルを奪う
[ルナク]
「樹は闇に弱い
光と闇は互いに弱い」
黒いクリスタルから光線が放たれ、
またも大精霊が飛ばされる
[大精霊]
「樹精霊は傷や病を治す力を持つ」
傷をたちどころに治し襲いかかる
[ルナク]
「闇は破壊の力を持つ」
[大精霊]
「光精霊は弱いが創造の力を持つ」
創造と破壊の衝突により衝撃波が発生し
互いに地面に叩きつけられる
その瞬間にルナクは蔦で絡め取られた
[ルナク]
スペル
核符「ニュークリア エクスプロージョン」
紅いクリスタルのエネルギーを使い
自分を中心に核爆発を起こす
[大精霊]
「チェックメイト」
爆煙の中から大精霊が現れ、
一瞬にして全ての自然系クリスタルがを奪われる
[ルナク]
「くそっ!!」
[大精霊]
「これは要らん」
黒と灰色のクリスタルが地面に落ち
コツンという音を立てる
[大精霊]
「では」
ルナクを毛糸の玉の様に蔦で丸めた
-[幻想郷]博麗神社(跡地)-
[魔理沙]
「あれ?クリスタルが」
11のクリスタルがボロボロと崩れ落ちた
[魔理沙]
「まさかルナクが...」
少しすると大精霊が崩れた11のクリスタルと
同じ物を持ってテレポートして来た
[大精霊]
「さあ、力を失いし13の精霊のうち
全ての光である者につかえし11の精霊よ
時は来た、今目覚めよ!」
クリスタルはそれぞれバラバラな方角に飛んでゆき
そのひとつがチルノの元へと近付いた