東方影対録 ~Memory of the Opposite Story 作:zakky
-[反転郷]博麗神社-
[ルナク]
「さて、」
灰色のクリスタルにエネルギーと影
妖精の血統を流し込むと
クリスタルが細かい灰色の光の粒となって
ルナクに吸収されてゆく
少しすると
ルナクの影から小柄な精霊が水に浮かんで来たかのように
浮かんできた
[ルナク]
「起きろー」
[影精霊]
「んー...あと5分」
そのまま眠始めた
[ルナク]
「なんか妖精の時から
引きこもりっぽいところあるよなこいつ...
とりあえず行くぞ」
-[幻想郷]博麗神社(跡地)-
[魔理沙]
「あっちにもお前と闇精霊の様な関係のやつがいるな」
[闇精霊]
「あいつは優しい奴だがな」
[ルーミア]
「こいつとは正反対」
[???]
「おおー...ってアツ!」
鏡から小柄な女性が出てきた
[闇精霊]
「お!影精霊」
[魔理沙]
「なんかかわいいな...
ん?影精霊?
という事は...」
[ルーミア]
「来た」
突如
バッキィィィイイ!!!
という爆音と共に博麗大結界に亀裂が入る
一方その頃
-[スキマの中]-
[紫]
「ウギギ...
流石にやばい!これやばい!!」
[正邪]
「予想よりも遥かにキツィイ!!」
[針妙丸]
「ガンバレーー!!」
紫が能力をフル活用して
砕け散ろうとする結界を力ずくで引き止め
正邪が強化された能力で修繕
針妙丸が小槌で妖力補充といった激務をこなしていた
-[幻想郷]博麗神社(跡地)-
ルナクが鏡から出ようと体を外に出す度
結界の亀裂がより深く、より大きくなってゆく
[ルナク]
「よっこいしょ」
ルナクが全て出てくる頃には空間が歪み切って
全ての輪郭が陽炎のように歪み始めた
スキマ組の努力があってか
少しずつ輪郭がはっきりしてゆく
[ルナク]
「おまたせ...暑くね?」
[魔理沙]
「多分瓦礫の温度計が壊れてなきゃ気温40度
日向はだいたい50度ってとこか」
[ルーミア]
「仕方ないわね...」
ルーミアが空に手をかざした
[ルーミア]
「この星の夜の闇よ、
この
ルーミアと光の中点を通る様に
幻想郷を半分包み込む夜が発生した
[魔理沙]
「すげえ
天頂にあった筈の太陽の半分が満月に
しかも昼と夜の境界がスッパリと別れてる」
[ルナク]
「永半昼夜異変に進化したな
何でか知らんがバランスが取れててなんか落ち着くわ」
[魔理沙]
「あんたが落ち着いてる間に紫達は死に物狂いで
結界を維持してるんだけどね」
[ルナク]
「じゃあ霊夢も投入するか」
[うつつ]
「では呼んできます」
反転郷経由で霊夢を呼びに行った