東方影対録 ~Memory of the Opposite Story 作:zakky
-Darkness Side-
-霧の湖-
[ルーミア]
「チルノ!!
長年の戦いに決着をつけよう
幸いお互い最大限の力を出して戦えるしね」
[氷精霊]
「...チルノでは無い、氷精霊だ
いくら管理者だからってふざけすぎ」
[闇精霊]
「一体どんな戦いを...」
[ルーミア]
「駄菓子屋でお菓子をかけたジャンケンとか
しりとり勝負やら色々」
[闇精霊]
「意外と幼稚...」
チルノが大量の冷気を放ち
湖を凍らせてゆく
[ルーミア]
「凍らすの表面だけにしてよね?
ここの魚なかなか美味しいんだから」
[氷精霊]
「そんな事は知らん」
[ルーミア]
「1回食べてみ?」
[氷精霊]
「断る
そんな事より上を見て死ね」
精霊天災
氷彗星
直径数十メートルの巨大な氷塊が降ってきた
[ルーミア]
「...美味しそうね」
[闇精霊]
「はいどうぞ」
手渡されたのはイチゴ味のかき氷シロップのボトル
[氷精霊]
「え?」
ルーミアは手のひらから小さな闇の球体を発生させると
それはたちまち大きくなり
氷塊とシロップのボトルを飲み込んだ
[ルーミア]
「ごちそうさま
まだ早いけど、かき氷は美味しいわね」
[氷精霊]
「チッ!」
精霊天災
絶対温度
音すらも凍てつく極寒の冷気をルーミアに浴びせる
[ルーミア]
「クーラーにしては寒いわね」
再び闇の球体を発生させる
球体は小さく縮んでゆき、重力が発生する
[ルーミア]
「高密度故に重力が発生し自らを縮め続ける恒星の亡骸
ブラックホール
その重力からは光すら逃げられない」
冷気やら湖の氷や水を吸い上げながら
氷精霊の元へ近づいてゆく
[ルーミア]
「安心なさい
吸い込まれれば時間が止まり苦しまずに済むから」
ブラックホールから逃げようと飛行するが徐々に
吸い寄せられ始めた
[氷精霊]
「...所詮は精霊、管理者に叶うわけがないって事ね...」
氷精霊は重力の渦に飲み込まれた
-Phantasm Side-
-天界-
[うつつ]
「ご迷惑お掛けしました」
[衣玖]
「いえいえ、
倒さなければいけない気がしたものですから
それでは行きますよ!総領娘様!」
[天子]
「ブー」
衣玖に引きずられながら天子は帰って行った
[魔理沙]
「ルナクのやつ今頃どこまで行ってるのかね」
[霊夢]
「残りは...氷,岩,鋼,然,光
恐らく然精霊は大妖精、氷精霊はチルノ
光精霊は光の傍でしょうね」
[魔理沙]
「お!岩っぽいのが来たぞ」
[霊夢]
「それなら次は...大妖精の所に行きましょうか」
[うつつ]
「一体何処に居るんでしょうね」
[魔理沙]
「雰囲気的に魔法の森かな?」
[???]
「いやここに居ますよ?」
[霊夢&魔理沙&うつつ]
「え?」
木の上に桃をかじる女性がいた
[魔理沙]
「いつから?」
[???]
「貴女達が合図を送ってる時より前」
[霊夢]
「名前は?」
[???]
「然精霊って呼ばれてる」
[うつつ]
「然精霊と大精霊は別物なんですか...」
[然精霊]
「全くのね、
それより降参していい?」
[うつつ]
「降参ですか...」
[然精霊]
「だって毒のクリスタル持ってるんでしょ?
かないっこないって」
[霊夢]
「じゃあ自分を殺してくれって言ってるの?」
お祓い棒を喉元に付ける
[然精霊]
「そうなるね」
[魔理沙]
「無抵抗な奴をやるのはちょっと気が引けるなー...」