東方影対録 ~Memory of the Opposite Story   作:zakky

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第11話 精霊討伐 5

-Darkness Side-

-霧の湖-

 

[ルーミア]

「チルノ!!

長年の戦いに決着をつけよう

幸いお互い最大限の力を出して戦えるしね」

 

[氷精霊]

「...チルノでは無い、氷精霊だ

いくら管理者だからってふざけすぎ」

 

[闇精霊]

「一体どんな戦いを...」

 

[ルーミア]

「駄菓子屋でお菓子をかけたジャンケンとか

しりとり勝負やら色々」

 

[闇精霊]

「意外と幼稚...」

 

チルノが大量の冷気を放ち

湖を凍らせてゆく

 

[ルーミア]

「凍らすの表面だけにしてよね?

ここの魚なかなか美味しいんだから」

 

[氷精霊]

「そんな事は知らん」

 

[ルーミア]

「1回食べてみ?」

 

[氷精霊]

「断る

そんな事より上を見て死ね」

精霊天災

氷彗星

 

直径数十メートルの巨大な氷塊が降ってきた

 

 

 

[ルーミア]

「...美味しそうね」

 

[闇精霊]

「はいどうぞ」

 

手渡されたのはイチゴ味のかき氷シロップのボトル

 

[氷精霊]

「え?」

 

ルーミアは手のひらから小さな闇の球体を発生させると

それはたちまち大きくなり

氷塊とシロップのボトルを飲み込んだ

 

[ルーミア]

「ごちそうさま

まだ早いけど、かき氷は美味しいわね」

 

[氷精霊]

「チッ!」

精霊天災

絶対温度

 

音すらも凍てつく極寒の冷気をルーミアに浴びせる

 

[ルーミア]

「クーラーにしては寒いわね」

 

再び闇の球体を発生させる

 

球体は小さく縮んでゆき、重力が発生する

 

[ルーミア]

「高密度故に重力が発生し自らを縮め続ける恒星の亡骸

ブラックホール

その重力からは光すら逃げられない」

 

冷気やら湖の氷や水を吸い上げながら

氷精霊の元へ近づいてゆく

 

[ルーミア]

「安心なさい

吸い込まれれば時間が止まり苦しまずに済むから」

 

ブラックホールから逃げようと飛行するが徐々に

吸い寄せられ始めた

 

[氷精霊]

「...所詮は精霊、管理者に叶うわけがないって事ね...」

 

氷精霊は重力の渦に飲み込まれた

 

 

 

-Phantasm Side-

-天界-

 

[うつつ]

「ご迷惑お掛けしました」

 

[衣玖]

「いえいえ、

倒さなければいけない気がしたものですから

(あと総領娘様のお仕置に邪魔だったもので)

それでは行きますよ!総領娘様!」

 

[天子]

「ブー」

 

衣玖に引きずられながら天子は帰って行った

 

[魔理沙]

「ルナクのやつ今頃どこまで行ってるのかね」

 

[霊夢]

「残りは...氷,岩,鋼,然,光

恐らく然精霊は大妖精、氷精霊はチルノ

光精霊は光の傍でしょうね」

 

[魔理沙]

「お!岩っぽいのが来たぞ」

 

[霊夢]

「それなら次は...大妖精の所に行きましょうか」

 

[うつつ]

「一体何処に居るんでしょうね」

 

[魔理沙]

「雰囲気的に魔法の森かな?」

 

[???]

「いやここに居ますよ?」

 

[霊夢&魔理沙&うつつ]

「え?」

 

木の上に桃をかじる女性がいた

 

[魔理沙]

「いつから?」

 

[???]

「貴女達が合図を送ってる時より前」

 

[霊夢]

「名前は?」

 

[???]

「然精霊って呼ばれてる」

 

[うつつ]

「然精霊と大精霊は別物なんですか...」

 

[然精霊]

「全くのね、

それより降参していい?」

 

[うつつ]

「降参ですか...」

 

[然精霊]

「だって毒のクリスタル持ってるんでしょ?

かないっこないって」

 

[霊夢]

「じゃあ自分を殺してくれって言ってるの?」

 

お祓い棒を喉元に付ける

 

[然精霊]

「そうなるね」

 

[魔理沙]

「無抵抗な奴をやるのはちょっと気が引けるなー...」

 

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