東方影対録 ~Memory of the Opposite Story   作:zakky

46 / 105
第16話 フラッシュバック

-見覚えのある場所-

 

[うつつ]

「...ねえ

#####って国の言葉で#の事を####って言うの

そこから取って名前は##ってのはどうかなぁ?」

 

[オッドアイの少女]

「...いいと思いマス

気に入りまシタ」

 

 

 

-何処かの大きな家-

 

[紫の目をした夫人]

「############...

洒落た事するわね

あとは####の花...え!?」

 

 

 

-何処かの広い地下室-

 

[オッドアイの少女]

「何度飛ばしたら気が済むの?」

 

[うつつ]

「しょうがないじゃない

それが私の魔法なんだもの

##が戻って来なくなるまで続ける気よ?」

 

[オッドアイの少女]

「しょうがない!

さっさと決めよう!!」

 

 

 

-何処かの役所の壁の外?-

 

[うつつ]

「全員の紙とロープを取って

早く!」

 

 

 

-町だった瓦礫から離れた場所-

 

[オッドアイの少女]

「早く!!」

 

[紫髪の青年]

「####!!

頼む!!辞めてくれ!!!!!」

 

 

 

-町だったものから数百メートル離れた野原-

 

[オッドアイの少女]

「##!!

しっかりしろ!

###に一緒に行くんだろ!!

##ーーー!!!!!!」

 

 

-何処かの川原-

 

[うつつ]

「は!?...」

 

気づくと霧のかかった川原に居た

生き物の音が全くせず、

陽気な鼻歌が時々聞こえるのと

ちょっと離れたところで水子の霊が

楽しそうに石を積んでいる

 

[うつつ]

「ここは...今のは...夢?」

 

[小町]

「まだ若いのに...残念だったね

人生を1番謳歌してそうな年齢で死ぬのは

確かキミは...新しい妖怪賢者の式神の...えーっと

ゆうつちゃんか」

 

[うつつ]

「うつつです

貴女がここに居るという事は此岸ですか

つまり私は死んだのですね...」

 

[小町]

「...!!

アンタちょっとまっててくれ」

 

死神は、急いで船に戻り漕ぎ出した

 

[うつつ]

「私を乗せずに...そういえば6文持ってたかな?」

 

[小町]

「おまたー」

 

乗せ忘れに気づいてすぐに帰って来たと思ったら

閻魔様を乗せて帰ってきた

 

[映姫]

「ご苦労様、すぐに戻ります」

 

[うつつ]

「普通私が向こうに行きません?」

 

[映姫]

「貴女は少し特殊なのです

夜羽うつつ、ここに来て思い出したでしょう

500年程前の出来事を」

 

記憶を探るも、一切思い出せない

 

[うつつ]

「...全然思い出せません」

 

[映姫]

「おかしいですね、死んでいるのなら思い出せ...!?

小町!」

 

[小町]

「ハイハイなんでしょ」

 

[映姫]

「この人死んでませんよ?」

 

[小町]

「え!?」

 

あたりを静寂が包んだ

 

[うつつ]

「よかった...」

 

[映姫]

「すみませんでした

この死神がよく見なかったせいでこんな事に」

 

[うつつ]

「いえいえ、安心しました

6文持ってなかったので」

 

[小町]

「よかった、ってのはそっちの意味かい!」

 

[映姫]

「ところでここに来るまでに何か見ましたか?」

 

[うつつ]

「そういえば何か他の人の記憶の断片の様な...

夢のような...」

 

[映姫]

「その中で出てきた人の名前を覚えていますか?」

 

[うつつ]

「いえ、名前らしき所全てがノイズが入った様に

聞き取れませんでした」

 

[映姫]

「ならばよろしい、元の場所にお戻りなさい」

 

 

-[スキマの中]-

 

[正邪]

「針妙丸の妖力対策も頼む

このままじゃ糖尿病まっしぐらだ」

 

目が覚めるとスキマの中に寝かされていた

 

[ルナク]

「そうだなー...クリスタルは貸せないし...

魔力を貯められるペンダントあげるわ

あとは大きい状態になれば振るのも簡単になるだろ」

 

[針妙丸]

「起きたよ!」

 

一斉に私の方に振り向いた

 

[ルナク]

「痛いところは無いか?」

 

[うつつ]

「強いて言うならものすごくお腹が減ってます」

 

[ルナク]

「自然治癒力をはね上げれば

傷を治すためにエネルギーを使う

そう考えれば普通か...

待ってろ、何か持ってくる」

 

[うつつ]

「料理は勘弁してください!

ロクな事にならないので」

 

[ルナク]

「ん?なんでだ?」

 

[正邪]

「美味いじゃんかルナクの作る飯は」

 

[うつつ]

「...そう言われれば確かに

なんでだろう、不意に塩やオリーブオイルを

山ほどかけてしまう気がして」

 

[ルナク]

「...そんなわけないだろ?」

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。