東方影対録 ~Memory of the Opposite Story 作:zakky
-永遠亭-
[ルナク]
「じゃあそろそろ帰るわ」
[うつつ]
「夕飯ご馳走様でした」
[針妙丸]
「またねー」
[正邪]
「じゃあな悪戯兎」
[てゐ]
「またねー天邪鬼」
うつつ達は鏡の中へと帰って行った
[ルナク]
「解析出来るならしてみろ...」
そう言うとルナクは鏡の中へと帰って行った
[鈴仙]
「バレてるー」
[永琳]
「じゃあ欠片の解析お願いね」
[鈴仙]
「師匠にもバレてる...」
[永琳]
「私は月に報告して来るから」
永琳は自室へと戻って行った
一方庭の角では
[輝夜]
「ねえ妹紅」
[妹紅]
「なんだ輝夜」
[輝夜]
「蓬莱人としてルナクとやらに
負けっぱなしは気に食わないわ
一泡吹かせてやりましょうよ」
[妹紅]
「お前と手を組むのはごめんだが私も同感だ
仕方ない...今回だけ協力してやろう」
[てゐ]
「お前らはヤサイ人の王子とカカ〇ットかなんかか?」
-[反転郷]永遠亭-
[ルナク]
「月に情報が筒抜けになってる...
ふっふふふ...計画道り...」
[正邪]
「死神ノートでも手に入れたのか?」
[うつつ]
「かぐもこコンビも復讐に燃えてる様です」
[ルナク]
「大丈夫だ、返り討ちにしてやる
そういえば正邪、お前てゐと仲良さげだな」
[正邪]
「最強の組み合わせだろ?」
[ルナク]
「最悪の組み合わせだな...」
その夜
-[幻想郷]永遠亭-
[鈴仙]
「師匠、解析の結果ですが
物質というよりエネルギーの結晶な様なものでした
妖力系のエネルギーにのみ反応し
触れている生物の再生能力を飛躍的に上げます
そして周りの植物,菌類の成長を
加速させる力もある様です
最後に、エネルギーの消費がえげつないです
分からないことはなぜ死者を蘇生出来るのかですね」
[永琳]
「どうもありがとう
まるで蓬莱の薬のような性質を持っているのね
こっちも報告が終わったわ
どうも紫が侵略した時より少ない勢力で
立ち向かうそうよ
相手は1人だからこれで十分って調子こいてたわ」
[鈴仙]
「私達はどうしたら」
[永琳]
「どうもしないわよ
強いて言うなら観戦位かしら?」
[鈴仙]
「完全に他人事ですね」
[永琳]
「ええ、完全に他人事よ」
-[月の裏]月の都/月の勢力本部-
[モブ玉兎B]
「大丈夫なんですか?」
[依姫]
「たとえ八意様を倒したからって相手は1人
数には敵わないはずだ...
豊かの海に拠点を建てておいてくれ」
[モブ玉兎B]
「了解しました!」
[依姫]
「あと一応「
[モブ玉兎B]
「あ、あの朧さんを!?」
[依姫]
「ええ、最悪を想定しての戦力よ」
[モブ玉兎B]
「了解しました!」
玉兎の少女は司令室をあとにした
[依姫]
「あと6日か...」