東方影対録 ~Memory of the Opposite Story   作:zakky

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第5話 帰宅

-永遠亭-

 

[ルナク]

「じゃあそろそろ帰るわ」

 

[うつつ]

「夕飯ご馳走様でした」

 

[針妙丸]

「またねー」

 

[正邪]

「じゃあな悪戯兎」

 

[てゐ]

「またねー天邪鬼」

 

うつつ達は鏡の中へと帰って行った

 

[ルナク]

「解析出来るならしてみろ...」

 

そう言うとルナクは鏡の中へと帰って行った

 

[鈴仙]

「バレてるー」

 

[永琳]

「じゃあ欠片の解析お願いね」

 

[鈴仙]

「師匠にもバレてる...」

 

[永琳]

「私は月に報告して来るから」

 

永琳は自室へと戻って行った

 

一方庭の角では

 

[輝夜]

「ねえ妹紅」

 

[妹紅]

「なんだ輝夜」

 

[輝夜]

「蓬莱人としてルナクとやらに

負けっぱなしは気に食わないわ

一泡吹かせてやりましょうよ」

 

[妹紅]

「お前と手を組むのはごめんだが私も同感だ

仕方ない...今回だけ協力してやろう」

 

[てゐ]

「お前らはヤサイ人の王子とカカ〇ットかなんかか?」

 

 

-[反転郷]永遠亭-

 

[ルナク]

「月に情報が筒抜けになってる...

ふっふふふ...計画道り...」

 

[正邪]

「死神ノートでも手に入れたのか?」

 

[うつつ]

「かぐもこコンビも復讐に燃えてる様です」

 

[ルナク]

「大丈夫だ、返り討ちにしてやる

そういえば正邪、お前てゐと仲良さげだな」

 

[正邪]

「最強の組み合わせだろ?」

 

[ルナク]

「最悪の組み合わせだな...」

 

 

その夜

-[幻想郷]永遠亭-

 

[鈴仙]

「師匠、解析の結果ですが

物質というよりエネルギーの結晶な様なものでした

妖力系のエネルギーにのみ反応し

触れている生物の再生能力を飛躍的に上げます

そして周りの植物,菌類の成長を

加速させる力もある様です

最後に、エネルギーの消費がえげつないです

 

分からないことはなぜ死者を蘇生出来るのかですね」

 

[永琳]

「どうもありがとう

まるで蓬莱の薬のような性質を持っているのね

 

こっちも報告が終わったわ

どうも紫が侵略した時より少ない勢力で

立ち向かうそうよ

相手は1人だからこれで十分って調子こいてたわ」

 

[鈴仙]

「私達はどうしたら」

 

[永琳]

「どうもしないわよ

強いて言うなら観戦位かしら?」

 

[鈴仙]

「完全に他人事ですね」

 

[永琳]

「ええ、完全に他人事よ」

 

 

-[月の裏]月の都/月の勢力本部-

 

 

[モブ玉兎B]

「大丈夫なんですか?」

 

[依姫]

「たとえ八意様を倒したからって相手は1人

数には敵わないはずだ...

豊かの海に拠点を建てておいてくれ」

 

[モブ玉兎B]

「了解しました!」

 

[依姫]

「あと一応「(おぼろ)」を指揮に置いといて」

 

[モブ玉兎B]

「あ、あの朧さんを!?」

 

[依姫]

「ええ、最悪を想定しての戦力よ」

 

[モブ玉兎B]

「了解しました!」

 

玉兎の少女は司令室をあとにした

 

[依姫]

「あと6日か...」


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