東方影対録 ~Memory of the Opposite Story   作:zakky

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第15話 反復横跳び

-人間の里/外-

 

[魔理沙]

「髪が重い!」

 

[ルーミア]

「夜サイドにいれば治るから

でも居すぎると逆効果だからこまめに移動しなさいよ」

 

そう言い残すと竹林へと戻っていった

 

[うつつ]

「知恵の輪で能力を確認していたのですが

ここに来るまでに3回能力が消えました」

 

[霊夢]

「つまりルナクが3回死んでは復活したと」

 

[魔理沙]

「なあ、なんか村が騒がしいぜ?」

 

 

-人間の里-

 

[慧音]

「お前達!これは一体」

 

スカートと髪を引きずりながら慧音が走って来た

 

[うつつ]

「話すと長くなりますので対策方法をお教えします

日光に当たると万物が大きくなり

月光に当たると万物が小さくなります」

 

[魔理沙]

「つまりはいい感じになったら

昼サイドと夜サイドを反復横跳びすればいい」

 

[慧音]

「ありがとう!

里の皆さん!!夜側に!」

 

里の人達が混乱しながらも移動を始めた瞬間

竹林の上空に巨大な火球が2つ

爆音を轟かせながら発生し衝突した

 

これにより民衆が更に混乱してしまった

 

幸い、夜サイドと逆方向だったため

皆一斉に夜サイドへの移動が完了した

 

[うつつ]

「今の人で最後です」

 

[霊夢]

「私達も行くわよ!」

 

 

-人間の里/夜サイド-

 

[魔理沙]

「寒!!!」

 

丸一日日光が当たっていない夜サイドは

気温が氷点を下回っている

 

 

[うつつ]

「-10℃ですね

気温差はおよそ55℃といった所でしょうか」

 

[霊夢]

「下手したらショック死するわね...」

 

[慧音]

「たしかに服とか髪とか色々戻ってるな」

 

[うつつ]

「所でレミリアさん達大丈夫でしょうかね」

 

[魔理沙]

「なんとかしてるでしょ」

 

 

 

-迷いの竹林-

-少し前-

 

[ルナク]

ラストワードスペル

九頭龍「八岐大火龍(ヤマタノオロチ)

 

九つの炎の龍がヒカリ目掛けて突進してゆく

 

[光]

「熱線反射」

 

龍が持つ熱量全てを統合し撃ち返す

ルナクのからだはいとも容易く蒸発した

 

[ルナク]

スペル

精神鎮静「ppp(ピアニッシシモ)

終焉歌「ラストフィナーレ」

 

相手の感情、行動力を大幅に下げ

聞くものを殺す呪いの曲を聞かせる

 

ヒカリは距離を詰め

高速の打撃を浴びせ肉片へと変えてゆく

 

[光]

「光は音より早いぞ」

 

[ルナク]

スペル

神弓「ミスティルテイン」

 

射出する物を硬くする弓を作り

影を凝固させて放つ

 

[光]

「なんの意味があって

そう無駄な事をする」

 

[ルナク]

スペル

捕縛「キャプチャーテンタクル」

 

影の矢が枝分かれし無数の触手になった

 

[ルナク]

ラストワードスペル

「ボイドレクイエム」

 

触手が光を包み込み虚空へと潜ってゆく

 

 

[光]

スキル

「闇祓い」

 

触手が浄化され跡形もなく消え去った

 

[光]

管理技法

「電位差拡大」

 

周りのモノとの電圧の差を広げる事で

全てのモノから雷がルナク目掛けて飛んでいった

 

 

[光]

「諦めな

たかが幻想郷だ無くても構わん」

 

[ルナク]

ラストワードスペル

「魔導焼却-Burst-」

 

全ての力を魔力に変換し体に溜め込んでゆく

 

数秒で肉体はその魔力量に耐えきれなくなり崩壊を始める

 

限界を迎えると肉体は壮大な爆発を発生させた

 

[光]

スキル

「熱エネルギー生成」

 

爆発的な熱量が火球を形成し

ルナクの爆発とぶつかり合った

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