東方影対録 ~Memory of the Opposite Story   作:zakky

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第7話 2日目

-[月の裏]豊かの海/拠点-

 

翌日...

 

ルナクは紫の姿で登場した

 

[ルナク]

「こんにちh」

 

[朧]

「撃てー!!」

 

またもや一斉射撃が始まる

 

[ルナク]

「あのー...」

 

銃撃による土煙を立てながら朧へと近づく

 

[朧]

秘術

朧月幻視(ろうげつげんし)

 

朧が2人に増え左右からルナクに切り掛る

 

ルナクは右から来る上段切りを躱し

左から下段薙ぎ払いをする朧の顔面を蹴り飛ばす

 

[朧]

「ぐふっ...」

(何故だ...なぜどちらが本物か分かるんだ...)

 

朧は大きく飛ばされた

 

[ルナク]

「なんで分かるんでしょうね?

それより

能力は弱いですが貴方も波長を操れるのですね...

ですが鈴仙には敵いません」

 

ルナクは鈴仙に変身した

 

[ルナク]

模符「幻朧月睨(ルナティックレッドアイズ)」

 

全方位に銃弾型の弾を発射するが

その弾は途中で消える

次に円状に中弾を広げながら生成してゆく

そして消えていた銃弾型の弾が再び現れ発射される

 

[朧]

「くっ...なぜ先輩の能力を...」

 

朧は最初こそ被弾していたが徐々に被弾が減ってゆく

 

[ルナク]

「それは私の正体に関係します

貴方が知るべきことではありません

まあ力の片鱗は見ることになるでしょうけど」

 

ルナクは攻撃を止め、

再び始まった銃撃を受けながら都へと進む

 

[朧]

「敵に背を向けるな」

 

朧はルナクの胸を後ろから剣で貫いた

 

[朧]

「戦う上での鉄則だ」

 

胸を紅に染めたルナクは歩みを止めた

 

[朧]

「お前の敗因は

己の力にうめぼれ注意を怠ったこと

能力に頼り過ぎたことだ」

 

[ルナク]

「...」

 

[朧]

「過去の自分を恨むんだな」

 

ルナクは腕のリボンへと手をかけた

 

[ルナク]

「残念」

 

[朧]

「!?」

 

心臓を貫いたはずの相手が

ニヤリと不気味に笑いながらこっちを見てきた

 

[ルナク]

「1つの教えてやろう

お前の敗因は相手に有効な殺り方を知らない事だ」

 

[朧]

「なんだと!?」

 

ルナクはリボンを半分解いた

するとおかしな羽が生え、輪郭がよどむ

 

[ルナク]

「俺はこの程度では死なん」

 

身の危険を感じた朧は剣を引き抜き、数メートル下がる

 

[ルナク]

6色「色彩乱斬」

 

ルナクの周りに生成された

紅青緑白黒灰色の6つのクリスタルから

光の刃が生成される

 

そしてそれぞれが別の方向から切りかかる

 

[朧]

「久々の戦ってるって感じだよ」

 

[ルナク]

「前に妖怪が攻めて来た時

能力故に成長し過ぎてしまい

日課の訓練では成長どころか維持すら出来なくなった

という感じか?」

 

朧は斬撃を受け止めながら答えた

 

[朧]

「そうさ、お陰でなまっちまったよ」

 

朧はどんどんルナクへと近付いて行く

 

[ルナク]

ラストワードスペルカード

「極彩乱斬」

 

結晶の数が20に増えた

 

[朧]

「ラストワードって事は全力攻撃って事だな

これでも一応スペルカードルールとやらを

独学で調べてたんだよ」

 

朧は結晶が増えてもなお攻撃を弾き続ける

 

[ルナク]

「埒が明かないから次行くぞ!!」

ラストワードスペルカード

核熱「テラケルビン」

 

紅い結晶に神力をチャージして

超高温の光線を放った

 

朧は光線を大きく避けた

 

[朧]

「アッツ!!」

 

剣は光線には当たらなかったものの

先端が高温に炙られて溶けてしまった

 

[朧]

「何だこのデタラメな熱さは!」

 

光線の通り過ぎた地面は熱で蒸発し吹き飛ばされた

 

 

朧は二丁のルナティックガンを取り出す

 

[ルナク]

ラストワードスペルカード

異変「間欠泉異変-末期-」

 

ルナクは手のひらを掲げ、小さな太陽を作り出した

 

[朧]

「貴様!何を!」

 

[ルナク]

「哀れ、月は新たなる灼熱地獄に生まれ変わる

穢れなき地に地獄を!!」

 

そして太陽を月面に叩きつけた

 

着地点を中心に地面が溶けてゆく

 

[朧]

「総員退避!!」

 

兵士達が逃げてゆく中

地面は溶け続け大きな溶岩湖が出来上がった

 

[ルナク]

「うひゃー...地面が真っ赤だ」

 

豊かの海の拠点が溶岩に溶けてゆくなか

 

[朧]

「うわぁー...あぶねー...」

 

朧は空中に逃げていた

 

[ルナク]

「お前、飛べるんだな

てっきり焼き玉兎になって

美味しく頂けるかと」

 

[朧]

「俺を食うとか物騒だな

残念ながら飛べるぜ」

 

[ルナク]

「それじゃあ都に行くとするか」

 

[朧]

「!?」

 

ルナクは高速で都に向かって飛び始めた

 

朧も負けじとしばらく追い続ける

 

[朧]

「待て!!行くな!!」

 

[ルナク]

「では待ってやろう」

 

ルナクの姿が消えた

 

[朧]

「一体何がしたいんだよ...」

 

 

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