東方影対録 ~Memory of the Opposite Story   作:zakky

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第7話 冷気

-[反転郷]魔理沙の家-

 

[魔理沙]

「降りたところが私の家だとは」

 

[霊夢]

「そろそろ紫が来ると思うんだけど...」

 

[紫]

「悪いわね、わざわざ止まって貰って」

 

紫がスキマから出てきた

 

[霊夢]

「誰にやられたの?」

 

[紫]

「うつつによく似た別人

飛べない見たいよ」

 

[霊夢]

「じゃああの偽うつつね」

 

[魔理沙]

「飛べないのにあの高さ、あの速度に追いつくなんて

まるで瞬間移動でもしたみたいだな」

 

[紫]

「多分瞬間移動だと思うわ

一瞬の内に現れたもの

で、四重結界とルーミア達のバリアを

すり抜けて攻撃して来たわ」

 

 

[霊夢]

「貫通攻撃ね」

 

[紫]

「違う、「すり抜けて」よ

刃だけ体内に送り込まれて内側からやられたの」

 

[魔理沙]

「となると転移系の能力か...なんか寒くない?」

 

気がつくと辺りに霜が降り始め

魔理沙の家は後ろ半分が凍りついていた

 

[霊夢]

「...この方向は」

 

[紫]

「霧の湖ね」

 

[魔理沙]

「氷って事は、チルノか」

 

[霊夢]

「でもチルノはルーミアの家にいるはずじゃ」

 

[紫]

「攫われた?」

 

[霊夢]

「とりあえず行けば解るわね」

 

3人は霧の湖へと向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-[反転郷]霧の湖-

 

[チルノ]

「あ、霊夢に魔理沙!」

 

[魔理沙]

「なんでお前がここにいるんだ?

ルーミア達はどうした?」

 

[チルノ]

「あの後遊んでたら足元がピカーって光って

気づいたらここにいた」

 

[紫]

「精霊の召喚かしら?」

 

[霊夢]

「ただの妖精攫いでしょ」

 

[チルノ]

「なんでもいいや

とりあえず暇だから、あそぼ?」

スペルカード

凍符「パーフェクトフリーズ」

 

大量の弾幕が放たれ、それらが凍りついた

 

[魔理沙]

「なんか密度濃くないか?」

 

[霊夢]

「確かに濃いわね」

 

凍りついた弾幕が移動を始めた

 

[魔理沙]

「まあ避けれ無くはないな」

 

[チルノ]

「流石は魔理沙達

アタイの弾幕を避けるとはやるな!」

 

パキパキと音を立てて

背中の氷の羽が成長してゆく

 

[チルノ]

「喰らえ!アタイの新必殺!」

凍符「超絶対零度」

 

チルノを中心に空気が凍りついてゆく

 

[紫]

結界「熱と寒の境界」

 

チルノの温度を上げ

冷気を止めた

 

[チルノ]

「ずるいぞ!!」

 

[紫]

「しょうがないじゃない

今急いでるんだから」

 

羽をパキパキ鳴らしながら再びスペルを発動させる

 

[チルノ]

スペルカード

凍球「スノーボールアース」

 

霊夢達の頭上に巨大な雪玉を大量に作り出し落とした

 

[霊夢]

「お空を思い出すわね」

 

[魔理沙]

「確か...メガフレアだっけか

うん、似てる」

 

既視感からか、軽々と避けてゆく

 

[チルノ]

「...寒い」

 

雪玉の雨が止み、チルノが呟いた

 

[魔理沙]

「え!?」

 

[チルノ]

「ま...魔理沙...寒い...」

 

地に足をつけ

体をぷるぷる震わせているそれを心配し

魔理沙はチルノのもとへ降り立った

 

[魔理沙]

「...なんかいつもより冷たいな」

 

[チルノ]

「...あ...助け...て...」

 

チルノの羽は既に1つ1つが自分の身長を超えていた

 

[魔理沙]

「大丈夫か?」

 

[霊夢]

「魔理沙!逃げて!!」

 

心配そうにする魔理沙に向けて霊夢が危険を知らせた

 

[魔理沙]

「!?」

 

[チルノ]

「...っ!」

 

突然羽が砕け散った

 

[チルノ]

「!?...」

 

チルノの目は輝きを失い

その場に倒れた

 

[紫]

「妖精が...自然死した?

ありえないわ...」

 

[霊夢]

「一体何が...」

 

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