東方影対録 ~Memory of the Opposite Story 作:zakky
-[反転郷]霧の湖-
[魔理沙]
「...?」
魔理沙が何かに気がついた
[魔理沙]
「お...おい」
霊夢達は魔理沙の手を見ると
目を見開いた
[霊夢]
「凍ってる...」
[紫]
「一旦離れましょう」
立ち上がろうとするが
足に力が入らない
[魔理沙]
「足もか...どうすれば」
チルノのそばの水が凍ってゆく
[霊夢]
「やな予感がする」
チルノを中心に魔理沙を巻き込んで
巨大な氷塊が一瞬で形成された
[霊夢]
「...まさかここで残機を減らされるなんて」
[魔理沙]
「で、どうなったんだ?」
氷塊の中に水色の結晶が見える
[魔理沙]
「...精霊か」
[紫]
「しかも今回は純粋な精霊よ
今までの紛い物なんかと違う
妖精が信仰心を得て元に戻った本物の精霊」
[魔理沙]
「前見たくどうにかなるだろ」
[霊夢]
「ほんとにそう思う?」
[紫]
「多分今回は本気で勝ちに
いや、殺しにかかって来てるわね」
[魔理沙]
「...なんだよその言い方
私達が負けるのか?
幻想郷のツートップである
博麗の巫女と妖怪賢者さんよぉ!」
[紫]
「相手はカラスと天邪鬼、小人
それらは良いとして問題は
全ての世界の管理者と正体不明のカラスと
精霊は自然の猛威そのもの
偽うつつは結界無効
ルナクは他メンバー強化
そして1人でも世界を滅ぼせる力を持つ
勝てるかと言われれば...何も言えないわ」
[???]
「なら諦めればいいじゃない?」
氷塊から声がする
[???]
「我名は氷精霊
地球の自然14属性の1つ、氷の自然を司りし者」
[魔理沙]
「やっぱりお前か」
スペルカード
恋符「マスタースパーク」
氷塊を溶かし、蒸発させた
[氷精霊]
「無駄なことを...
私は自然だ...私を殺したければ
この星から氷を消すことだな」
凍った池の氷から氷精霊が出てきた
[霊夢]
スペルカード
霊符「夢想封印」
輝く弾幕が氷精霊へと飛んでゆく
[氷精霊]
権限行使
超常天災「フリーズベクトル」
氷精霊が放った冷気によって力とその方向が凍りついた
[霊夢]
「弾幕が凍ったのではなく
動きが凍ったとでもいうの!?」
[氷精霊]
「そうだ
ここで面白い物を見せてやろう」
権限行使
超常天災「フリーズタイム」
一瞬にして紫が氷精霊に胸ぐらを掴まれていた
[氷精霊]
「時を凍らせればこんな事もできるのだぞ?」
紫の服が凍ってゆく
[紫]
スペル
結界「凍結と融解の境界」
氷精霊の腕を溶かし逃げた
[氷精霊]
「...厄介だな」
スペルカード
凍符「パーフェクトフリーズ」
弾幕がとてつもない濃さで放たれた
[魔理沙]
ラストワードスペル
彗星「ブレイジングスター」
魔理沙が弾幕をかき消しながら氷精霊へと突っ込んだ
[氷精霊]
「自ら最低温度の場所へ来るとはな」
魔理沙は氷精霊に触れると同時に凍りついてしまった
[氷精霊]
「私の体温は絶対零度を遥に下回ってるんだぞ?」