東方影対録 ~Memory of the Opposite Story 作:zakky
-[月の裏]都と豊かの海の中間-
ルナクが消えたあと、溶岩湖は冷え固まり
朧は消えた場所で治した剣を持ち奴を待った
[ルナク]
「誰待ってるの?」
空間が割れ、そこからルナクが出てきた
[朧]
「誰だろうね」
[ルナク]
「用事が出来てしまってね
いい加減決着を付けようか」
ルナクは朧に変身しながら
リボンを完全に解いた
殺気と覇気が消え、影が薄くなる
そして陽炎のような大きな翼が生えた
[ルナク]
「最終形態とやらになってやったぞ」
[朧]
「能力も変わるのか?」
[ルナク]
「全ての対になる能力
相手と同じ力量にもなれるし
反対になることも出来る」
[朧]
「解説どうも」
ルナクに向かって剣とルナティックガンを構える
[ルナク]
「貴様に勝利はない」
[朧]
奥義
「真空斬」
剣を振ると真空の斬撃がルナクへと飛んでゆく
[ルナク]
「この程度か」
ルナクは斬撃をつまんで退かした
[朧]
「は!?」
[ルナク]
「スペルカードを知ってるなら使ってみろよ」
[朧]
「スペルカード...を...」
朧は少し考え、スペルカードを発動させた
[朧]
「紙は無いが...」
スペルカード
「模擬スペル」
朧はルナクへと散弾銃を連射する様に
不安定な形の弾を発射する
[ルナク]
「弾幕は初めてか...」
スペルカード
「超高圧圧縮神力式炸裂弾幕」
神力を圧縮した弾を朧に向けて放つ
[朧]
「こんなもの真っ二つに!」
朧は飛んでくる弾を切ろうとした
しかし刃が当たる瞬間、大爆発が巻き起こる
[朧]
「ぐ...」
朧は爆風で地面に叩きつけられた
[ルナク]
「じゃあな
ああ、そういえば4日目と3日目を
合併するって言っといて」
ルナクは朧の右肩と太ももをレーザーで貫いた
[朧]
「うっ...待て...まだ...」
ルナクが無視して都に向かって飛んでゆくのを横目に
本部へと無線で報告した
-月の都/門前-
[門番A]
「誰だ貴様!!」
[ルナク]
「ルナク・トワイダウンだ」
[門番B]
「何しに来た!!」
[ルナク]
「月の王に挨拶しに」
門番達の質問に即答したルナクは
2人の頭を掴み、シンバルの様にぶつけた
[ルナク]
「門番達が伸びてるうちに...」
門を蹴飛ばした
[指揮官]
「撃てー!!」
2台の戦車が至近距離でルナクに高圧レーザーを発射した
[ルナク]
スペルカード
鏡面「リバースリフレクト」
レーザーはそのまま砲身に戻ってゆき
戦車が爆発を起こす
騒ぎになっている内に真上に高く飛び上がる
[ルナク]
スペルカード
式神「夜羽うつつ」
魔法陣からうつつが飛び出し
一際高い建物の上の方のガラスをバズーカ砲で爆破した
[うつつ]
「あそこです」
[ルナク]
「上出来だ
行くぞ」
2人は混乱した門を後にし、砕けた窓へと飛んでゆく
-月の都/玉座の間-
[大臣A]
「侵略者は都の入口まで来てるようです」
[大臣B]
「ここは門から離れている、すぐ来ることは無いだろう」
突如窓が爆発し、2人の人物が飛び込んで来た
[大臣A]
「侵入者だ!護衛!!」
王の護衛達はルナクを捉えようとする
しかし反撃を喰らい、全滅する
そして王と数名の大臣のみが残った
[ルナク]
「密室化します」
うつつは部屋に結界を張り
部屋から人が出入り出来ないようにした
[ルナク]
「さて、」
ルナクは玉座に座る王の前に立ち
うつつはルナクの斜め後ろに立った
[ルナク]
「はじめまして、月の王
私の名前はルナク・トワイダウン
そして従者で式神の」
[うつつ]
「夜羽うつつと申します」
王は椅子から立ち上がり、豪華な銃を手にする
[月の王]
「出てゆけ、二度と来るな」
ルナクは眉間に銃を突き付けられたが
そのまま話を続ける
[ルナク]
「今回は、幻想郷の新たな賢者として挨拶に参りました」
王は引き金を引いた
眉間に風穴が開き、紅い飛沫が舞う
しかしルナクは倒れない
[大臣C]
「なぜ死なない...あの銃は戦車を貫通する威力だぞ!?」
[ルナク]
「お土産としてこちらを」
ルナクは何事も無いように小さな綺麗な石を渡した
[月の王]
「貴様...何がしたいんだ」
[ルナク]
「挨拶をしに来ただけです
因みに、その石を砕けば今日負傷した者と
物品が元通り全快しますそれでは」
結界と共にルナク達が消えた
[兵士]
「王様!ご無事ですか!?」
兵士達が玉座の間へと流れ込んでくる
[月の王]
「ああ、無事だ」
[依姫]
「申し訳ありません
兵からの通達があったのですが
結界の影響で...」
[月の王]
「あいつが侵略者か?」
[依姫]
「恐らく」
[大臣A]
「今すぐに幻想郷に兵を送るべきた!!」
[大臣B]
「いや、あいつへの有効的な攻撃方法が分からん限り
出兵は控えるべきだ!!」
大臣達が騒ぎ出した
[月の王]
「まあ良い、あちらも危害を加える気は無いようだ
本当に何がしたかったのだろう...」
王は石を粉々に握り潰した
-[幻想郷]永遠亭-
翌日
[永琳]
「あんた何がしたいのよ...」
[ルナク]
「暇だったからさ、」
[うつつ]
「展開グダグダ過ぎません?」
[ルナク]
「3日目は飽きたから手短にね...
と言いたいところだが...急用が出来てね」
[永琳]
「はー...」
永琳は大きなため息をついた
[永琳]
「もうこんな事しないでね
こっちも色々めんどくさかったんだから
月の王から通信が来たりしたし」
[ルナク]
「善処する」