東方影対録 ~Memory of the Opposite Story   作:zakky

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第13話 飛べない元魔女2

-[反転郷]輝針城/最上部-

 

[ミラ]

「ちょっと、ほんとにずるい!」

 

空から浴びせられる弾幕を躱し続ける

 

[魔理沙]

「そりゃ飛べた方が強い...ってあぶね!!」

 

ミラがジャンプして斬りかかってきた

 

[ミラ]

「昔もこんな感じでよくやってたなー

鶏肉目当てに」

 

[魔理沙]

「飛ぶ鳥を落とす勢い

というより飛ぶ鳥を貫く勢いじゃねーか」

 

[ミラ]

「血抜きです」

 

[魔理沙]

「血抜き...」

 

魔理沙はミラが届かない高さまで上昇した

 

[ミラ]

「...せこいなー」

 

ミラは小さな魔法陣を無数に展開し

それらから魔力弾を発射した

 

[魔理沙]

「非効率且つ低威力

そんなんじゃ勝てないぜ?」

 

 

ミラは魔法陣を変えて再び攻撃を仕掛けた

 

[魔理沙]

「爆発する魔力弾か

魔法陣バレバレ」

 

魔力弾を大きめに避けた

 

[ミラ]

「私の開発した魔法なら」

 

ミラはこっそり手を後ろに回した

 

[魔理沙]

「何もしないなら」

スペルカード

恋符「マスタースパーク」

 

ミニ八卦炉に魔力をチャージする数秒隙をつくように

後ろからナイフを持った手が現れた

 

[ミラ]

スペル

「インビシブルアサシン」

 

[魔理沙]

「くっ」

 

体を倒し、ナイフを避け

上下逆さまになりながらマスパを放った

 

[ミラ]

スペル

「リバーストランジョン」

 

マスパの先端が魔法陣にぶつかると

魔理沙の後ろから現れた魔法陣からマスパが放たれた

 

 

魔理沙:残機7

 

 

[魔理沙]

「転移魔法

厄介だな」

 

[ミラ]

「相手の体内に毒を埋め込るしね」

 

お互いの攻撃の手が止まった

 

[魔理沙]

「降参しろ

転移魔法なんて魔力の消費が激しいし

しかも効率最悪なんだからもうすぐ魔力切れだろ?」

 

[ミラ]

「確かに魔力切れ寸前

なら次に死んだ方が負けって事で」

 

[魔理沙]

「ピチュったら

って言え...物騒すぎる」

 

魔理沙はミニ八卦炉を構え

ミラは手を後ろに組んだ

 

[ミラ]

「夜のような黒さを持つ漆黒の翼

私には扱う事ができない」

 

[魔理沙]

「どうした?いきなり」

 

[ミラ]

運命(さだめ)に敗れた飛べない烏は

ただ影のように地に這い蹲る運命にある」

 

[魔理沙]

「詠唱か...でも違うな」

 

[ミラ]

「闇に願いを月に祈りを

自分を嘲笑いし空の民への復習を」

 

気づいた時にはもう遅かった

 

ミラは羽の後ろに魔法陣を隠し

それに魔力を注ぎ続けていた

 

[ミラ]

「闇と月は

烏を屠りし者へ宵闇の魔槍を、

復讐の裁きを与えた」

スペル

「プリエール デ ヴェンジェンス」

 

[魔理沙]

ラストワードスペルカード

彗星「ブレイジングスター」

 

1歩遅れた魔理沙の元に

強化された肉体から音速を超えた魔力製の槍が放たれた

 

槍は胴体を突き抜け

魔理沙は彗星となってミラへと衝突した

 

魔理沙:残機6

ミラ:残機不明

 

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