東方影対録 ~Memory of the Opposite Story 作:zakky
-[反転郷]輝針城/最上部-
[ミラ]
「ちょっと、ほんとにずるい!」
空から浴びせられる弾幕を躱し続ける
[魔理沙]
「そりゃ飛べた方が強い...ってあぶね!!」
ミラがジャンプして斬りかかってきた
[ミラ]
「昔もこんな感じでよくやってたなー
鶏肉目当てに」
[魔理沙]
「飛ぶ鳥を落とす勢い
というより飛ぶ鳥を貫く勢いじゃねーか」
[ミラ]
「血抜きです」
[魔理沙]
「血抜き...」
魔理沙はミラが届かない高さまで上昇した
[ミラ]
「...せこいなー」
ミラは小さな魔法陣を無数に展開し
それらから魔力弾を発射した
[魔理沙]
「非効率且つ低威力
そんなんじゃ勝てないぜ?」
ミラは魔法陣を変えて再び攻撃を仕掛けた
[魔理沙]
「爆発する魔力弾か
魔法陣バレバレ」
魔力弾を大きめに避けた
[ミラ]
「私の開発した魔法なら」
ミラはこっそり手を後ろに回した
[魔理沙]
「何もしないなら」
スペルカード
恋符「マスタースパーク」
ミニ八卦炉に魔力をチャージする数秒隙をつくように
後ろからナイフを持った手が現れた
[ミラ]
スペル
「インビシブルアサシン」
[魔理沙]
「くっ」
体を倒し、ナイフを避け
上下逆さまになりながらマスパを放った
[ミラ]
スペル
「リバーストランジョン」
マスパの先端が魔法陣にぶつかると
魔理沙の後ろから現れた魔法陣からマスパが放たれた
魔理沙:残機7
[魔理沙]
「転移魔法
厄介だな」
[ミラ]
「相手の体内に毒を埋め込るしね」
お互いの攻撃の手が止まった
[魔理沙]
「降参しろ
転移魔法なんて魔力の消費が激しいし
しかも効率最悪なんだからもうすぐ魔力切れだろ?」
[ミラ]
「確かに魔力切れ寸前
なら次に死んだ方が負けって事で」
[魔理沙]
「ピチュったら
って言え...物騒すぎる」
魔理沙はミニ八卦炉を構え
ミラは手を後ろに組んだ
[ミラ]
「夜のような黒さを持つ漆黒の翼
私には扱う事ができない」
[魔理沙]
「どうした?いきなり」
[ミラ]
「
ただ影のように地に這い蹲る運命にある」
[魔理沙]
「詠唱か...でも違うな」
[ミラ]
「闇に願いを月に祈りを
自分を嘲笑いし空の民への復習を」
気づいた時にはもう遅かった
ミラは羽の後ろに魔法陣を隠し
それに魔力を注ぎ続けていた
[ミラ]
「闇と月は
烏を屠りし者へ宵闇の魔槍を、
復讐の裁きを与えた」
スペル
「プリエール デ ヴェンジェンス」
[魔理沙]
ラストワードスペルカード
彗星「ブレイジングスター」
1歩遅れた魔理沙の元に
強化された肉体から音速を超えた魔力製の槍が放たれた
槍は胴体を突き抜け
魔理沙は彗星となってミラへと衝突した
魔理沙:残機6
ミラ:残機不明