東方影対録 ~Memory of the Opposite Story 作:zakky
-[反転郷]輝針城/最上部-
うつつは右手を振り下ろし地に拳を叩きつけた
[うつつ]
「対城焼却」
超高圧縮されたうつつの魔力全てが
解き放たれ、暴走し純粋な破壊力へと変換される
凄まじい熱量が城全体を飲み込み蒸発させ
円柱状の光柱を発生させた
全員:残機-1
-輝針城跡地-
城の残骸の下で7人が再び集合した
[霊夢]
「なにあれ」
[ミラ]
「ルナの最終兵器のアレンジ版ですね
魔力を体の1箇所に全て集めて解き放つ
無差別自爆攻撃です」
[早苗]
「自分も喰らうマダ〇テですね!」
[紫]
「今回はいつもとは違うわね」
[咲夜]
「と言いますと?」
[紫]
「今回死人が出てるわ...
いつもルナクと戦う時は誰も死なないのに」
[霊夢]
「しかも死因は両方共に自殺
降霊術でもやる気かしらね」
[妖夢]
「天邪鬼なら魂諸共消滅しています
なのでそれはないかと」
[魔理沙]
「とりあえずどっか行こ」
-永遠亭-
[魔理沙]
「鏡の国の竹林こわ!」
[霊夢]
「よく分からない道が更に分からなくなるわね
飛んでなかったら3年は迷うわ」
[紫]
「霊夢の感はここをさしているのね」
[霊夢]
「正確にはここら辺」
[早苗]
「奇跡的に見つかるようにします?」
[霊夢]
「結構です」
その場所は反転郷の永遠亭だった
[早苗]
「永遠亭に来る度に
かぐや姫を思い出しますね」
[咲夜]
「蓬莱山輝夜のこと?」
[早苗]
「いいえ、
今は昔、竹取の翁といふもの
って始まるやつです」
[咲夜]
「知らないわね、それ」
[魔理沙]
「あー、寺子屋でやった気が...
確か...もと光る竹なむ一筋ありける だっけ」
ふと近くの竹を見ると1箇所光っている
[紫]
「...罠ね」
[早苗]
「あからさまですね」
[妖夢]
「斬れば分かります」
そう言いながら竹を真っ二つに斬った
[魔理沙]
「縦に真っ二つにしたら中の人死ぬだろ!!」
[霊夢]
「そこじゃない!!
それより罠は!?」
辺りには特に変わった事はなく
いつも通りの空気が流れている
[紫]
「...そういえばルナクはここを
薬品系の実験室にしてるらしいわ
なんでも機材が揃ってるらしくて」
[咲夜]
「じゃあこの竹も何かの薬品のサンプル?」
[ルナク]
「あちゃー...切っちゃったか
それ唯一の成功品だったのに」
永遠亭から普通に出てきた白衣姿のルナクに全員が驚いた
[霊夢]
「白衣!?
それより成功って!?」
[ルナク]
「タケノコにかけて埋めると
竹取物語に出てくる光る竹になる薬品
中身はいないけど
まあ針妙丸でも入れれば雰囲気出るとおもうよ」
[魔理沙]
「そんな事より
今回の異変の元凶もお前だな?」
[ルナク]
「異変?どんな?」
[霊夢]
「幻想郷が崩壊し、それを夢と偽装した」
[ルナク]
「...気づいてしまったか
ならしょうがない」
着ていた白衣を脱ぎ捨てた
[ルナク]
「上からの命令だ、この件に気づいた者を始末せよ
一応聞くが知ってるのは誰だ?」
[咲夜]
「えーっと...
文々。新聞に載ってたから幻想郷住民全員ですね」
[ルナク]
「...何か爪痕が残ってた時の為に
夢にしたのが仇になったか
...しょうがない、記憶を消そう」
[霊夢]
「またなんかやる気ね
その前に止めさせて貰うわ」
[紫]
「妖怪賢者とあろう者が幻想郷を滅ぼすなんて
恥を知りなさい」
[ルナク]
「...君たち戦闘狂?」
全員が1度離れ、弾幕での攻撃を始めた