東方影対録 ~Memory of the Opposite Story   作:zakky

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第22話 飛べぬ鳥に落とされる

-[反転郷]永遠亭跡地前/空中-

 

[妖夢]

「黙って下さい」

 

[ルナク]

スペル

結界「属性結界・炎」

 

妖夢の太刀筋が炎の結界で止められた

 

[妖夢]

「嘘の可能性があるので

あなたが言った言葉を信じる事は出来ません

 

あと、妖怪が鍛えしこの刀に

斬れぬモノなどあんまり無い!!」

 

結界を破り首を刎ねた

 

ルナク:残機0

 

落ちていった死体とは別の場所に

炎の渦が発生しルナクが現れた

 

[ルナク]

能力発動

 

巨大に成長したエネルギーの塊が大きく縮んだ

 

[ルナク]

「無に帰し妖怪よ

その存在を有へと転換せよ」

 

近くの空間が歪み黒い球体が現れた

 

妖夢は球体を斬ろうとするが透けてしまって

斬ることが出来ない

 

更にルナクは複数の結晶を使って

新たなエネルギーの塊を作り出した

 

[魔理沙]

「エネルギー体を狙って!!

あれは人をゼロから蘇生する時の

肉体を作る工程、急がないとうつつが復活するぞ!!」

 

全員がエネルギー体に攻撃を始めた

 

[???]

「まあ待て」

 

攻撃が全て反転し

それぞれの元に帰ってきた

 

[妖夢]

「その声、天邪鬼ですね」

 

[正邪]

「そうさ」

 

黒い球体が人の形になり、色が徐々に着いてゆく

 

[ルナク]

「正邪様のお出ましだ!!」

 

正邪に気を取られているうちに

エネルギー体の中からうつつの体が現れた

 

[ルナク]

「その肉体に無き命、有へと転換せよ」

能力発動

 

再び巨大なエネルギーの塊が大きく縮んだ

 

[うつつ]

「...作戦通りには行きませんでしたか」

 

[妖夢]

「丁度いい、今晩は鳥料理にしようかと思ってました」

 

妖夢の太刀筋をポーチから出した日本刀で防いだ

 

 

[魔理沙]

「妖夢どうしたんだ?」

 

[咲夜]

「戦闘モードに入ると辻斬りになるんですよ」

 

 

[妖夢]

「聞くとこによれば

貴女単体ではそこまで強くないらしいじゃないですか」

 

鍔迫り合いでうつつが押されてゆく

 

[うつつ]

「ええ、橙さんと同等、もしくはそれ以下ですね

ですが何かしらの援護が得られれば」

 

うつつの刃が断ち切られ

咄嗟に避けるも右の翼を切り落とされる

 

[妖夢]

「飛べない鳥はただの鶏肉

食べられるのを待つだけ」

 

うつつは残った翼でどうにか着地した

 

[魔理沙]

「逃げろ妖夢!!!」

 

[うつつ]

「我を撃ち落とし天にて嘲笑う者よ

我が復讐の槍が汝を貫かん」

スペル

「プリエール デ ヴェンジェンス」

 

魔力で作られた槍が音速を遥に超えて妖夢を貫いた

 

妖夢:残機1

 

[うつつ]

「魔理沙は知ってますよね?

この技の特徴は」

 

[魔理沙]

「ああ、

自分が地に足を付けていること

相手が地に足を付けていないこと

相手を恨んでいる事

これら条件に当てはまるほど威力を増す

だろ?」

 

[うつつ]

「さすがは魔理沙

ついでに言うと

自分を落とした相手には更に威力が上がります」

 

[妖夢]

「なんですかあの速さ!!

音を遥に超えてましたよ!!!」

 

[魔理沙]

「こいつを地に落としたのがダメだったな」

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