東方影対録 ~Memory of the Opposite Story 作:zakky
-[反転郷]地上/元地底の旧都-
エネルギーの塊から殆どの魔力を吸収し
地球そのものを写し取る
ダイナマイトにも耐える耐久力
優れた魔法使いをも遥かに上回る魔力量
表面で起きた事象の記憶
内部に秘める熱量
それらを地球と釣り合う様に
[ルナク]
「投影完了」
青く流れる水の様な髪
生い茂る葉のような緑色のワンピース
胸元で煌めく7色の結晶のブローチ
そして、右肩から頬にかけて伸びる赤い亀裂
[魔理沙]
「なんで地球をコピーしてその姿になるんだよ」
[ルナク]
「擬人化、いいだろ?」
ブローチから謎の粒子が吹き出した
[ルナク]
「身構えなくていいぞ
毒じゃない、むしろ体にめちゃくちゃいい」
[魔理沙]
「この感じ、魔素か」
[ルナク]
「正解」
[咲夜]
「魔素?」
[魔理沙]
「魔力の粒子の事だ
ご飯で言う所の米粒みたいなもんだな
因みに疲労回復、魔力増強、美容にも良しの
超有益粒子だ」
[ルナク]
「まあ、最近では地球上の魔素濃度が
めちゃくちゃ低いがな」
[霊夢]
「で、なんでそんな物を出したの?」
[ルナク]
「そりゃ、精霊の全盛期と同じ環境にするためだ」
自然系全ての結晶を出し、魔力を流し込むと
いつも通り光を放ち始めた
が、今回は少し違った
結晶がそれぞれを象徴するモノを纏い始めたのだった
[ルナク]
「自然自体であり、天変地異も起こせた精霊たち
しかしある事件が原因で地球上の魔素濃度が減少
力を失いつつあったが更に弱り
イタズラ好きな妖精へと退化していった
という訳でその力を味わって貰おうか」
黒く闇を纏った結晶からレーザーが魔理沙めがけて放たれた
[魔理沙]
スペル
恋符「マスタースパーク」
レーザー同士がぶつかると
途端にマスパが黒く侵食され始めた
[ルナク]
「侵食反応」
そのままミニ八卦炉、右腕まで侵食が進んだところで
それらがボロボロと崩れ始めた
[魔理沙]
「は?...冗談だろ?」
[霊夢]
「!?」
[咲夜]
「侵食...反応...?」
[ルナク]
「光は闇に侵食される」
今度は紅い炎を纏った結晶からレーザーを
咲夜が受けてしまう
[ルナク]
「溶融反応
氷と鋼は炎によって溶融する」
咲夜の体が熱された氷のように溶けてしまった
咲夜:残機0
続けて早苗に氷を纏う水色の結晶に撃ち抜かれた
[ルナク]
「気体やその流動を象徴する風属性は
冷却や氷を象徴する氷属性を受け凝縮する」
体が収縮し、液体になり始めた
[早苗]
「これ以上は無理ですか...
霊夢さん!魔理沙さん!
長時間詠唱と私の命を対価とした
奇跡を受け取ってください!!!」
早苗:死亡
[咲夜]
「表にあまり出てこないと思ったら
ずっと詠唱してたんですか...」
[ルナク]
スペル
光水闇符「存在漂白」
霊夢の周りに白、青、黒3つの結晶が回り出し
エネルギーを注ぎ始めた
[ルナク]
「普通なら存在自体が漂白されるが
奇跡はどう働くかな?」
原神の真似じゃないよ...多分...