東方影対録 ~Memory of the Opposite Story   作:zakky

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第26話 精霊時代の魔素

-[反転郷]地上/元地底の旧都-

 

エネルギーの塊から殆どの魔力を吸収し

地球そのものを写し取る

 

ダイナマイトにも耐える耐久力

優れた魔法使いをも遥かに上回る魔力量

表面で起きた事象の記憶

内部に秘める熱量

 

それらを地球と釣り合う様に

天秤の分銅(ルナク・トワイダウン)を変化させる

 

 

[ルナク]

「投影完了」

 

 

青く流れる水の様な髪

生い茂る葉のような緑色のワンピース

胸元で煌めく7色の結晶のブローチ

そして、右肩から頬にかけて伸びる赤い亀裂

 

[魔理沙]

「なんで地球をコピーしてその姿になるんだよ」

 

[ルナク]

「擬人化、いいだろ?」

 

ブローチから謎の粒子が吹き出した

 

[ルナク]

「身構えなくていいぞ

毒じゃない、むしろ体にめちゃくちゃいい」

 

[魔理沙]

「この感じ、魔素か」

 

[ルナク]

「正解」

 

[咲夜]

「魔素?」

 

[魔理沙]

「魔力の粒子の事だ

ご飯で言う所の米粒みたいなもんだな

因みに疲労回復、魔力増強、美容にも良しの

超有益粒子だ」

 

[ルナク]

「まあ、最近では地球上の魔素濃度が

めちゃくちゃ低いがな」

 

[霊夢]

「で、なんでそんな物を出したの?」

 

[ルナク]

「そりゃ、精霊の全盛期と同じ環境にするためだ」

 

自然系全ての結晶を出し、魔力を流し込むと

いつも通り光を放ち始めた

 

が、今回は少し違った

 

結晶がそれぞれを象徴するモノを纏い始めたのだった

 

 

[ルナク]

「自然自体であり、天変地異も起こせた精霊たち

しかしある事件が原因で地球上の魔素濃度が減少

力を失いつつあったが更に弱り

イタズラ好きな妖精へと退化していった

という訳でその力を味わって貰おうか」

 

黒く闇を纏った結晶からレーザーが魔理沙めがけて放たれた

 

[魔理沙]

スペル

恋符「マスタースパーク」

 

レーザー同士がぶつかると

途端にマスパが黒く侵食され始めた

 

[ルナク]

「侵食反応」

 

そのままミニ八卦炉、右腕まで侵食が進んだところで

それらがボロボロと崩れ始めた

 

[魔理沙]

「は?...冗談だろ?」

 

[霊夢]

「!?」

 

[咲夜]

「侵食...反応...?」

 

[ルナク]

「光は闇に侵食される」

 

今度は紅い炎を纏った結晶からレーザーを

咲夜が受けてしまう

 

[ルナク]

「溶融反応

氷と鋼は炎によって溶融する」

 

咲夜の体が熱された氷のように溶けてしまった

 

咲夜:残機0

 

続けて早苗に氷を纏う水色の結晶に撃ち抜かれた

 

[ルナク]

「気体やその流動を象徴する風属性は

冷却や氷を象徴する氷属性を受け凝縮する」

 

体が収縮し、液体になり始めた

 

[早苗]

「これ以上は無理ですか...

霊夢さん!魔理沙さん!

長時間詠唱と私の命を対価とした

奇跡を受け取ってください!!!」

 

早苗:死亡

 

[咲夜]

「表にあまり出てこないと思ったら

ずっと詠唱してたんですか...」

 

[ルナク]

スペル

光水闇符「存在漂白」

 

霊夢の周りに白、青、黒3つの結晶が回り出し

エネルギーを注ぎ始めた

 

[ルナク]

「普通なら存在自体が漂白されるが

奇跡はどう働くかな?」

 

 

 

 




原神の真似じゃないよ...多分...
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