東方影対録 ~Memory of the Opposite Story   作:zakky

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最終話 異常歴史の焼却

-[反転郷]地上/元地底の旧都-

 

ルナク]

スペル

光水闇符「存在漂白」

 

霊夢の周りに白、青、黒3つの結晶が回り出し

エネルギーを注ぎ始めた

 

[ルナク]

「普通なら存在自体が漂白されるが

奇跡はどう働くかな?」

 

[魔理沙]

スペル

妖器「ダークスパーク」

 

ミニ八卦炉から闇のレーザーが放たれた

 

[ルナク]

「魔素を吸って妖器になったのか」

 

今度は光を纏った結晶からレーザーを放つ

 

ダークスパークを浄化しながら魔理沙へとレーザーが伸びてゆく

 

[ルナク]

「光と闇はお互いに弱いんだよ」

 

魔理沙:残機0

 

[霊夢]

(魔理沙の残機ももう無いわね...

くそぅ...この結界さえどうにか)

スペル

霊符「夢想封印」

 

しかし弾幕は1つたりとも出ない

それどころか体が透け始めている

 

[ルナク]

「お! 始まったか、

今から君は何でもない存在に戻る

世界との干渉を全て絶たれて

ただ傍観するだけになる訳だ」

 

[魔理沙]

「戻る?

どういう事だ」

 

[ルナク]

「霊夢の能力は常時発動型で

生まれてすぐに働き始め

全ての世界、有の場所、無の場所関係なく

ただ漂うだけの存在になってしまった

そこに紫がやって来て、その能力で

霊夢をこの世界に繋ぎ止めた

そういう過去があるんだよ」

 

 

[魔理沙]

「じゃあその繋ぎ止めるモノを消したってことか!」

 

[ルナク]

「ついでに属性付与やら色々も消えたわけだ

つまり今の霊夢は残機0どころか戦力にすらならない」

 

[魔理沙]

「あの結晶を何とかすれば!!」

スペル

妖器「ダークスパーク」

 

[ルナク]

スペル

「ディメンショナルアンカー」

 

微妙に発光する透明な鎖で縛り付けた

 

[ルナク]

「この技はその繋ぎ止めるモノを模した物なんだが...

まあ今は関係ない」

 

[咲夜]

「私の事忘れてない?」

 

突如ルナクの後ろに現れ、うなじに斬りかかった

 

[ルナク]

スペル

「ディメンショナルアンカー」

 

腕を掴まれた

 

[咲夜]

「巻いただけの鎖なんて私には...!?」

 

[ルナク]

第5次元軸(時間軸)移動は鎖で縛られてるぞ?」

 

抵抗できないように魔理沙と一緒に縛り上げた

 

[ルナク]

「...必要なエネルギーが貯まったみたいだな」

 

大きく膨れ上がったエネルギーの玉へと近づいた

 

[ルナク]

「世界分岐の逆行申請開始

条件...

管理者による歴史干渉、確認

他の解決方法不可、確認

実行権限、確認

行程開始」

 

エネルギーの塊から衝撃波が発せられた

 

[霊夢]

「空間が...」

 

[咲夜]

「時間も歪み始めてます!!」

 

[ルナク]

「今から全ての光である者がこの世界に現れる少し前まで

過去を全て焼却させて貰う

人理は消えないから安心しろ」

 

エネルギーの塊から触手のようなものが溢れ出し

空間を割りながらどこかに繋がり始めた

 

[ルナク]

「本当はこんな事はしたくなかった...

この世界自体を無かったことにするのは

この世界の全てを殺すことと同じだからな

でも、やらなきゃ過去が全て消える、全てが無くなる

あの御方がこれを許してくれて良かった...

 

管理者を管理するあの御方に感謝を...」

 

全てが光り輝きながら崩壊してゆく

 

[ルナク]

「霊夢、また過去で会おう」

 

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